ニーズがあるかどうかわかりませんが、ラインデータをポイントに変換してxy座標を取り出すという作業をする機会があったのでやり方をメモ。
ラインの頂点を抽出する
ベクタ→ジオメトリツール→頂点の抽出
入力レイヤにラインレイヤを指定します。
ラインの頂点にポイントが作成される
出力すべきCRSに変換
最初から出力するCRSで作業している場合は良いのですが、今回はwgs84に出力したかったので変換します。
「頂点」レイヤを右クリック→エクスポート→地物の保存
CRSにWGS84を指定しました。保存形式はSpatialiteにしましたが、シェープファイルでも問題ありません。
フィールド計算機で座標を取得する
「フィールド計算機」でX、Y座標を取得します。
- 「新しフィールドを作る」にチェック
- 「出力フィールド名」は「lat」
- 「出力フィールドタイプ」→「小数点付き数値（real）」
- 「出力フィールド長」→m単位ぐらいまで出力したいなら「7」以上
- 座標を取り出す式は「$x」
同様にY座標も計算します。
新たに緯度と経度が出力された「lat」フィールドと「lon」フィールドが作成されました。
CSV形式で出力する
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ポイントレイヤを右クリック
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「エクスポート」→「地物の保存」
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「形式」→「カンマで区切られた値[CSV]」
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「ファイル名」を適当につける→「Takesiro_Track」
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「CRS」はデフォルトで
出力ファイル
最終的にはこの形で利用します。
leaflet.jsで動く松浦武四郎マップ。赤色のルートがポイントに変換したラインデータ。Rのsfパッケージで読み込んでleafletパッケージで吐き出すほうが簡単でしたね・・・
