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はじめてWatsonに入門する方のためのスキルアップ・リソースのまとめ【2020/2月時点】

Last updated at Posted at 2018-10-25

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はじめに

こんにちわ!石田です。とある方から「Watsonに取り組むに際し、スキルアップはどうすればいい?」というお問い合わせを頂きました。どうせお答えするなら記事にして皆様とシェアするといいよね、と思いましたので2020/2月時点で自分の知っている範囲でのリソースをまとめました

  • Watsonといっても広いので、いわゆる「Watson API」を対象にします
  • 「有償」と書いていない限り、基本的に無償のコンテンツを集めました
  • この類の記事ってすぐ古くなるので適宜更新します。今は2019/2月時点です

大筋のおススメ

  • ネット上に日本語での情報や技術記事も色々ありますが、基本は無料・独学・英語の世界です
  • Watson APIは種類が多く「これ、何してくれるの?」となると思います。そんなときは、まずはデモを触ってみるのがおススメです
  • 座学もいいですが、無料のLiteアカウントを活用して触ってみるのが近道かと思います

:flag_jp: 日本語のスキルアップ・リソース

書籍

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Watson関連の日本語書籍も出ています。上の2冊はWatson API. Qiitaの常連赤石さんの本はAPIではなくてWatson Studioの本ですのでお間違いなきよう。

:yen: (有償)集合研修

【IBM Watson(コグニティブ・コンピューティング)研修】

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研修サービス会社であるアイ・ラーニング様では、いくつかのWatsonサービスについて日本語での有償集合研修を開催しています。

IBM公式のWebセミナー

【Watson Webセミナー】
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ネットで「Watson セミナー」で検索1したら一番上に出てきます。ビジネスユーザー向けにはWatson APIで最もメジャーなサービスである①Assistant ②Discovery③Watson Studioの概要をご紹介する30-40分のウエビナーが複数揃っています。開発者向けは次項の「どこでもハンズオン」のページに飛ぶようになっています。

Watsonどこでもハンズオン

:warning: 2020/02月 現在、開催しておりません。
【Watsonどこでもハンズオン】
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Assistant, Discovery, Visual RecognitionなどメジャーどこのAPIの解説&ハンズオン動画。無料のライト・アカウントのIDを取っておけば、オンデマンドで動画を視聴しながら自席でハンズオンができます。

ドキュメントのチュートリアル

Watsonサービスのドキュメントの殆どには入門チュートリアルがあります。ドキュメントはネットに公開されており、どなたでもご参照いただけます。
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【AIのカタログ】でお好みのAIサービス(Watson)を選んで左中の「資料の表示」をクリックすると当該サービスのチュートリアルが表示されます

:warning: 有名な話ですが、Watsonを始めとしたIBM Cloudのドキュメントは英語と日本語を切り替えられます。残念ながら日本語は未翻訳で古い場合もあるので、最新の情報は英語でご確認されることをおススメします。具体的にはここをご参照ください。

水曜ワトソンCafe

【水曜ワトソンCafe】
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IBM Watson(ワトソン)API を使ってサービスを開発しているエンジニアの皆様が水曜日に集って自主勉強会を開催されています。スバラシイ!

:warning: 上記サイトによりますと「要注意:初心者や入門者向けではなく、既に現在Watson APIによるアプリ開発やサービス開発を行っているディベロッパーやエンジニアを主な対象としています。」とのことですので、「完全に真っ白」だとつらいかもしれませんけど。。

扱う話題がWatson特化ではありませんが上位団体の【Bluemix Users Group】も活発に活動されておられます。
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Qiitaなど各種技術情報サイト

【QiitaのWatsonタグ】を見ると日本語の色々な記事がありますし、ネットを検索すると個々のサービスの「やってみた」「ハンズオン」「紹介」的な記事は色々ありますが、きりが無いので割愛します。(Search !)
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:flag_us: 英語のスキルアップ・リソース

デモ

Watson APIは種類がたくさんあり名前が似ているものも多い2ので、初めての方は「これって何してくれるの?」と思われるかと思います。そんな時のためにWatsonには簡単にブラウザー上で動かせる一連のデモ群が公開されていまして、それを触ってみると「ああ、そういうことをしてくれるのね」というのが腹落ちしやすいと思います。

以前はWatson Developer Cloudのページで一箇所にまとまっていたのですが、なんかバラバラに分散されてしまいました。以下の日本語のページが比較的集まっているので、ここから辿るとよいです。
【今すぐ使えるWatson API/サービス一覧】
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各APIのリンクをクリックすると「デモを試す」のボタンが表示されます。

念のため、下記に直のリンクをまとめます。
- Assistantの下のほう
- Assistant
- Discovery
- Visual Recognition
- Speech to Text
- Text to Speech
- Personality Insights
- Natural Language Understanding
- Language Translator
- Natural Language Classifier
- Tone Analyzer - 日本語未対応

Watson Academy

【Watson Academy】
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Watson AchademyはIBM製品の総合的なスキルアップ・ポータルであるIBM Skills Gatewayの中に引っ越してます。Watson APIの様々なコースが揃っています。コースを終了するとバッジがもらえます。

CognitiveClass.ai

【CognitiveClass.ai】
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以前こちらの記事でもご紹介したサイトです。WatsonというよりAI/機械学習系の一般的なスキル習得のためのコースが中心ですので、Watson Studio系をお使いの場合に。

【有償】ビデオコース

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  • 講師は元IBM DE.現在KPMGの方
  • 2018/10月時点なのでかなり新しい
  • 計11時間の充実コースで満遍なく学べる

Packt社の有料コースですが、トライアル期間中は無料で視聴できますし、Safariにもあります。Safariもトライアル期間中は無料のはず。

最新情報を得るなら

  • 【IBM Cloud Blog】 - Watsonだけではありませんが、新サービスや機能の追加・変更などはここに告知されることが多いです
  • 【Built with Watson】 - 上に比べると更新頻度低かつビジネス周りやユースケースなどの話題が中心ですがWatsonに特化したブログです
  • 【YouTube】Watson Solutions - YouTubeにはWatsonのチャンネルがあり、最新の話題やHowToビデオがたくさんあります

おわりに

以上、現状思いつくものを書き連ねましたが、「初心者向けだったら、こんなのもあるよ!」という情報を是非コメント等で教えてくださいませ。では Enjoy !


  1. ネットを検索するとビジネス・パートナー様主催のWatsonセミナーの告知などもヒットしますが、ビジネスではない純粋な「お勉強」や「スキルアップ」の目的でご参加されるのはどうなのかな、と思ったので当記事ではご紹介しません。 

  2. 「National_Launguage_Understanding(NLU)とNational_Launguage_Classifier(NLC)」とか「Watson_Knowledge_StudioとWatson_Knowledge_Catalog」とか、まぎらわしいっちゅーの! 

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