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IT系の会社に入った新入社員の皆さんへのアドバイスを、ひとつだけ

 歳とってやっちゃいけないことは「説教」と「昔話」と「自慢話」   ~ 高田純次~

引用元

はじめに

こんにちは!石田です。新入社員の皆さん、社会人としてのスタートおめでとうございます!コロナで世の中は大変なことになってまして、なんか出鼻をくじかれたように感じている方もおられるでしょうが、まあ人生長いですから、いろいろありますよ。必要以上に動揺せず、着実に進んでいきましょう!さて、毎年4月になるとネットには諸先輩方からの「新人さんへのアドバイス」記事がいろいろでてきます。僭越(せんえつ)ながら、私もあれこれ考えて結局1つだけアドバイスをお伝えさせてください。主に、IT系の会社に入社された技術職(エンジニアやデベロッパー)の新入社員の皆様を想定したものです。短いので、お目を通していただけたら光栄です。

アドバイス: 初めての給料からの1万円で、名著と言われる本を買って(何度も)読むといいと思います

IT系の会社に入社した皆さんは社会人としてのスタートをされたとともに、ITエンジニアとしてもキャリアをスタートされたわけです。両方の意味で、おめでとうございます!「会社」の観点では、皆さんはこれから職務に応じた研修やOJTを通じてさまざまな実務のスキルを身に付けていかれるでしょうが、(いわずもがなですが)ITエンジニアのメシのタネはスキルです。そこで私からのたった一つのアドバイスとして「自分への投資だと思って、初めての給料から一万円捻出し、名著=長期的な成長に役立つようないい本を買う」(&当然読む)ことをお勧めします。

世間にはIT界の先達が書いた「いい本(名著)」がいろいろあります。「いい本(名著)」は、仕事のやりかたや開発手法に関する従来の考え方を問い直し、新しい考え方やITエンジニアとしてのあるべき姿をガイドしてくれます。ご自身の長期的なキャリアを考えるに際しても、会社の外の広い世界での可能性や多様な選択肢を示してくれることでしょう。これから成長されるみなさんが、これら先達の知恵を使わない手はありません。この一万円の投資1はすぐにペイすると思います。ぜひこの投資を実践してみてください!

具体的には、どの本がオススメ?

今さら「カーニハン&リッチー」や「人月の神話」読めって話ではないですのでご安心ください。どれが「いい本(名著)」かは諸先輩方により違うでしょうが、私は以下の3冊をお勧めします。いずれもプログラミング言語や製品などの個別・具体的なスキル習得を目的にしたものではありません。それらも当然必要でしょうが、新人のITエンジニアの方は、まず早いうちに心構え・マインドセットを作るといいと思うので、そのためにお役に立つと思う本を選びました。2

タイトル 価格
image 情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方 2,640円
image 新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道 3,520円
image CAREER SKILLS ソフトウェア開発者の完全キャリアガイド 3,666円

これらの本には、日々の会社の忙しさにかまけていると見落としてしまいがちな、ITエンジニアとしての心構え・視点・処世術が、いっぱい詰まっています。書いてある内容はもちろんいいのですが、背後にある「意味のある/正しい仕事を通じて、プロとしての自分のキャリアを確立しようとする姿勢」を読み取っていただけるといいな3と思って選びました。ITの開発プロセスのことを一切知らない=本当に真っ白な方は読んでもつらいだけでしょうが、この業界にいればすぐわかるようになるので大丈夫ですよ!いずれも私にとっては「1回読んで終わり」というよりは「手元に置いておき、たまにパラパラと読み返したい本」という感じです。この3冊を新品定価で買うと9,826円=約1万円ですが、ご自身の将来への投資として、とても有効なものになると思いますので、飲みにいったつもりで初任給から1万円引き出して買って、お手元に置き、折に触れ読み返されるといいんじゃないかと思います。

要は「いい本を読む=先達・巨人の肩に乗り、早いうちにITエンジニアとしての目線を高く4しよう!」というのが私からの唯一のアドバイスになります。

おまけ

もうすこし開発・実務寄りでは以下の3冊も余裕があればおススメです。こちらのセットは合計で8,690円ですね。

タイトル 価格
image アジャイルサムライ−達人開発者への道 2,860円
image レガシーコードからの脱却 ―ソフトウェアの寿命を延ばし価値を高める9つのプラクティス 3,190円
image リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック 2,640円

おわりに

個人的な事情で恐縮ですが、私、新卒で入って以来36年勤めた外資系ITベンダーを今年、定年退職する予定です。仕事の内容や職種の呼び方は変われど、ずっと技術系でやってきました。で、退職の機会に、新入社員の皆様に何かアドバイス的なポエム記事を書こうかと思ってあれこれ考えたのですが、冒頭の高田純次先輩の名言にあるように、偉そうな話や教訓を長々書いても自己満足にしかならないなあ、聞いてる方もつまらんわなあ、と思い至りました。で「若い方にたった一つだけアドバイスするとしたら何?」と自分に問いかけて、出てきたのが上記の内容です。先輩の皆様だったら、新人さんに一万円でどの本をお勧めしますか?コメント欄などで伺えたらうれしいです。新人の皆様、目線を高くして日々の仕事を楽しんでくださいね!皆さんの健闘を祈ります。

おまけのおまけ(お金の話)

言い古された感もありますが、「これから10年、稼げる人は、IT・英語・投資に強い人」といわれています。また「本業の仕事を頑張ればお金は後から付いてくる」とも言いますが、それって昔はそうだったかもしれませんが、今は皆様の置かれた状況次第=半分は本当だけれど半分は嘘ではないかと思います。よって蛇足ながら、投資(お金)についても3つだけアドバイスさせてください。

  • 自分の意志の力を過信せず、給料の10-20%を社内貯金や給料引き落としで強制的に貯蓄に回そう
  • 投資はギャンブルではないので、投資する前に本に一万円分の投資をして「知識」という武器を身に付けよう
  • 社内でお昼休みなどに笑顔で話しかけてくる「生保のきれいなお姉さん」には、絶対に近づかないこと!5

以上です。


  1. 実はこの「何かを始める前に、本に一万円分、投資する」というアイデアはずっと前に私が実際の投資を始めようとしていた時に出会ったものです。私自身はオススメされていた「敗者のゲーム」や「ウオール街のランダムウオーカー」を当時わけもわからず買って読みましたが、今から思えば確かにあの一万円は価値があったと思います。 

  2. これらの本のメインの読者は主に「ソフトウエア開発者」の方です。よってIT基盤系の方や、職種がプリセールスやアーキテクト、コンサルタントなどの方は「俺、開発しないからカンケーない」と思われるかもしれません。ご自身の職種に沿った別の心構えやノウハウは、もちろんあるでしょう。でもIT業界に入った以上、「ソフトウエア開発」という根っこの部分の理解は、必ず必要になります。実際、私も長いITエンジニア生活で「開発」に従事していたのは数年にすぎませんが、それでもこれらの本は「読んでよかった」と思っています。あ、ちなみにこの記事はアフィリエイトとか一切関係ありませんので、誤解されませんようお願いします! 

  3. そういうおまえはどうなんだ、といわれると黙るしかありませんが。あくまで「そうありたい」「ToBe/目標」として。 

  4. いわずもがなですが目線を高くすることと「上から目線」はまったく違うことですよ!^^) 

  5. 生保業界の方に恨まれそうなのでこれについては多くは語りませんが「生命保険 新入社員 勧誘」でググってみてください 

ishida330
※このサイトの掲載内容は私個人の見解であり、必ずしも私が所属する会社、組織、団体の立場、戦略、意見を代表するものではありません。商用製品のことを記述している場合もありますが非公式情報ですので、そこんとこヨロシク!
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