Winter'19 がリリースされたので、Einstein Analyticsに追加された新機能をメモ。
S3との連携がサポートされるようになりました。
リリースノート
Amazon S3 コネクタを使用した複数の CSV ファイルの読み込みと追加
https://releasenotes.docs.salesforce.com/ja-jp/winter19/release-notes/rn_bi_integrate_connectors_s3.htm
Good
- ノンコーディング・外部ツール不要でS3からの連携が実現できた。
- 高速に処理できる。(合計100万行程度の複数のCSVファイルを数秒で処理)
Bad
- フォルダの指定が必須なため、バケット直下にあるCSVファイルが連携できなかった。
- リージョンの指定がコードじゃない。
- ap-northeast-1だとNG。**Asia Pacific(Tokyo)**で設定する。(※半角スペースに注意)
- 連携項目を定義しているファイル(schema_sample.csv)に含まれるデータも取り込まれてしまった。
- schema_sample.csvはヘッダ行だけにしておく。
所感
手軽にファイルサイズの大きいファイルを扱えるS3と、それを分析できるEinstein Analyticsの相性がとても良い。
Badな部分の改善と、エンドユーザーに優しいファイルのアップロード周りの機能追加に期待。