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ドメインレジストラ Gandi.net でリセラーとしてアカウント登録するメリットとデメリット

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ドメインレジストラのリセラー

個人としてウェブサイト作成している人や企業としてウェブデザインやウェブサイト制作をしている方々は、お客さんのドメイン名はどうやって管理していますか?

ここでは自分もリセラーとして使っていて使い勝手が良かったのと、自分と同じような状況の人もいると思うのでここでGandiのリセラープログラムについてまとめています。

Gandi.netでドメイン名購入をすすめる理由:
ドメイン名取得するならこれからはGandi.netが良いと思った理由

###ドメインのリセラーとは

簡単にいうと、「リセラー」とはICANNから認定を受けてドメイン登録業を行っているドメインレジストラのシステムを利用してドメイン名を買い、その顧客にドメイン名を再販売する人や団体のことを指します。

用語

インターネットドメイン業界のヒエラルキーといいますか、ドメイン名のは簡単にいうと以下になります。

ICANN => レジストリ => レジストラ (=>ドメインリセラー) => ドメイン名登録者

  • ICANN:インターネットドメインやDNSなどの運用について国際標準を決める団体のことです。
  • レジストリ: .jp や .com などの中央集権的なデータベースを管理する団体。担当するTLDの登録規則を策定したりします。例:.jpのレジストリはJPRSで、.comもレジストリはVeriSignです。
  • レジストラ: レジストリと契約を結び、ドメイン名をエンドユーザーに販売する団体。

###Gandiでリセラー登録をするメリット・デメリット

####特徴
スクリーンショット 2019-08-22 16.15.03.png

ドメイン名リセラープログラム

####メリット・デメリット

メリットは顧客管理がしやすいUI、ドメイン名登録ごとにメールアドレスも2つ無料で作成できるので、顧客によってはメールアドレス作成に値段をつけて販売することができる、アカウントにIPアドレス制限をつけてオフィスのVPN使用時のみにログインできるようにできる、ということが個人的なメリットでした。

検討したところデメリットというデメリットはあまりないかなと感じられました。「ドメイン名取得するならこれからはGandi.netが良いと思った理由」の記事でも書いた恩恵をドメイン名ごとに受けることができるので、特にないと感じているのですが、しいて言うといくつかのTLDでドメイン名を購入するとAレートのままだと他と比べて少し高めである、ということです。

.comドメインは購入レートが一番最初のAだと1,493円ですが、Gandiで購入レートがDになると(Gandiのウェブサイト上で年間69万円のがある場合)、.comドメインは年間984円で購入できます。

ドメイン名登録と更新、SSL証明書も合わせてここで購入しておくと中規模以上のウェブ制作会社やドメイン名を取り扱う企業であれば、Dレートに到達する69万円の壁は軽く超えることができるかなと思います。

##リセラーとしての登録方法

Gandiで組織アカウントを作成します。その組織アカウント詳細ページに「Gandiのリセラーになる」と書かれた箇所があるので、「リセラーになる」のボタンを押して次に進みます。

スクリーンショット 2019-08-22 14.50.56.png

リセラーアカウントになったら、「顧客情報管理」というボタンが出てきます。

スクリーンショット 2019-08-22 15.01.38.png

「顧客」タブをクリックするとリセラーアカウントの下に顧客アカウントを管理することができます。

スクリーンショット 2019-08-22 15.02.25.png

リストされている顧客アカウントの右側の「︙」をクリックすると、顧客アカウント情報の編集、顧客アカウントを自分の管理下から外したり(リリース)、顧客アカウント用にドメイン名を購入したり、顧客アカウントがドメイン名所有者になるために必要な承認メールを再送信したり、アカウントを削除したりすることができます。

スクリーンショット 2019-08-22 16.47.57.png

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