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今年実施したガバメントクラウド社内勉強会の振り返り(合計34回実施)

Last updated at Posted at 2025-12-05

社内ガバメントクラウド勉強会の開催

本記事はガバメントクラウド Advent Calendar 2025の6日目の投稿となります。社内での自治体標準化・ガバメントクラウドに関する情報共有や部門間の交流を目的に、2024年2月から社内でガバメントクラウド勉強会を開始しました。開催の経緯などは下記の記事を参照ください。

最初は標準化やガバメントクラウドの話題を中心に順番でセッションやLT(ライトニングトーク)を行っていました。人数が多いことから、それぞれの興味がある範囲も異なるため、途中から全体での会議とは別にいくつか「分科会」を設けることとしました。「生成AI」「業務改善」「運用改善」と3つの分科会が立ち上がり、私は「生成AI」分科会のリーダーをやっていました。この分科会は生成AIなどの最新技術を活用することで運用改善やサービス開発に繋げることを目的としており、下記2つのツールの開発を行いました。なお2024年2月~2025年11月の10カ月間で全ての勉強会の実施回数は合計34回となりました。

項目
集計期間 2024年2月~2025年11月(10カ月)
全体勉強会 9回
生成AI分科会 15回
業務改善分科会 7回
運用改善分科会 3回
合計 34回

開発したツール

GCAS検索ツール

Amazon Bedrockのナレッジベース(RAG)を使用したチャット検索システムです。GCASドキュメントをRAGに格納して、チャットから簡単に検索できるようにしたものです。

gov10.png

運用自動化ツール

下記の記事で紹介させていただきました。

人手で実施していたガバメントクラウドの監視運用をAWSのマネージドサービスを活用して自動化を行いました。アラートメールのフィルタリング、対応状況管理、メール通知、電話連絡までを自動化します。開発したツールSaaS製品としてリリースを行いAWS FTR(Foundational Technical Review) の取得を行いました。

gov11.jpg

発表

社外での発表

Gov-JAWS#2にてGCAS検索ツールの発表を行いました。

ガバメントクラウドワークショップin大阪にて運用自動化ツールの発表を行いました。

社内での発表

11月末の全体勉強会を社内誰でも出席可能なオープン形式として、社内全体に通知しました。当日上記開発したツールの説明を実施しました。ツールの開発は短期間でも可能ですが、社内文化の形成は長期間かかると思いますので来年度以降も引き何かしらの活動を続けられればと思います。

振返り

部署が異なるとオフィスが異なるため、普段顔を合わせることは少ないです。勉強会は「現地+リモート」の開催ですが、ほとんど現地(他部門のオフィス)に足を運ぶようにしました。当初から目的としていた部門間の交流は達成できたと思います。

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