第一回の受験結果
合格点1000/825のうち760で不合格
試験範囲と各セグメントの結果
• ソフトウェアの開発と設計 /取得率50%
• Cisco API(Application Programming Interfaces)の知識と使用 /取得率70%
• シスコのプラットフォームと開発 /取得率80%
• アプリケーション展開とセキュリティ /取得率60%
• インフラストラクチャと自動化 /取得率65%
• ネットワークの基礎 /取得率70%
以下より引用
Cisco Certified DevNet Associate 認定とトレーニングプログラム
試験範囲全体を通して、開発環境であるGitやPythonそしてクラウドの知識など、これまでのCCNA、CCNP試験とは全く違う範囲からの出題形式が目立ちました。
※ ネットワークの基礎
この範囲は、CCNA試験レベルの基本的な用語
例:VLANの機能、デフォルトルートの機能とは?DNSのレコードを選べ
などが問われたので、試験直前にCCNAの黒本を見返して対応できました。
試験形式
全部で102問の出題
-
選択問題
CCNA試験と同じ形式、複数の選択肢の中から正しい選択肢を選ぶ形式 -
ドラッグ&ドロップ問題
これもCCNA試験と同じ複数のリストを正しい個所にドラッグ&ドロップして答える形式 -
プログラムが表示され空欄を補充する問題
これがDevNet試験特融の形式でCCNA試験のシミュレーション試験に該当。
プログラミング画面が提示され、空欄に自分で言語を記入していく形式
使用した教材と環境
Udemy
出題範囲のGitやPythonは今まで触ったこともなく、書籍だけではわからないことも多かったので今回初めて動画学習を取り入れました。
[Git入門: ノンプログラマーのための Git]
(https://www.udemy.com/course/git-beginning/)
[Python3 の基礎 - 超入門・再入門 -]
(https://www.udemy.com/course/python3-t/)
参考書
図で考えるから見えてくる。ネットワーク仮想化とSDN/OpenFlowのしくみ
<読んでみた感想>
SDNやOpenFlowに関しての入門書として、基本的な用語や仮想化技術などコンパクトにまとめられており、書籍自体もそこまで分厚いものではないので、電車での通勤時間に読んで学習できました。おすすめの一冊です。
いちばんやさしい Git 入門教室
<読んでみた感想>
上記で紹介したUdemyのGit入門: ノンプログラマーのための Gitと併用して使用。
動画を中心に手を動かして学習しつつ、もう少し詳しく知りたい用語などを書籍で再確認して効率よく、Gitの機能の仕組みを勉強することができました。
環境
Visual Studio Code
→Pythonのコーディング勉強のためインストールからPythonのファイル作成と実行までを学習。
Github
pullやpush、マージなど基本的な使用方法をUdemyを通じて学習
その他
Cisco DevNet学習サイト
DevNet Associate Fundamentals Course
試験でよく問われた用語
SDN関連
・コントロールプレーン
BGP、OSPF などネットワークのルーティングプロトコルに従った制御コントロールをする役割
・データプレーン
ルーティングテーブル に沿ったパケット転送の実行を担う要素
・マネジメントプレーン
SNMP やコンフィグの変更などネットワーク全体の管理を担う要素
・NETCONF
Network Configuration Protocolの略
ネットワーク機器の設定変更や削除をする際に、人の手でなくプログラムによって実行するために使用するプロトコル
・RESTCONF
RESTに従いネットワーク機器へHTTP/HTTPS経由で設定変更を実施するための通信プロトコル
ペイロードデータではXML,JSON形式を使用
・REST
HTTPメソッドを使用したWebサービスの設計モデル。
インターネットのサイトURLにHTTPメソッドでアクセスしデータの送受信を行う
・YANG
ネットワークのルーティングプロトコルNETCONFで使われる、 設定項目などの記述言語
YANGとは
・オーバーレイネットワーク(論理ネットワーク)
Catalystなどの物理機器の設定を通じて、インターネット空間上に作成された仮想ネットワーク。身近な例としてはAWSのVPCや閉域網を使用したVPNなどの技術がある
・アンダーレイネットワーク(物理ネットワーク)
データセンターのラックなどに搭載する物理機器を使用して作成するネットワークのこと
開発関連
・ウォーターフォール開発モデル
システム開発モデルの一つで、設計やプログラミングといった各段階を一つずつ順番に終わらせ、次の工程に進んでいく方式。欠点として最初の要件定義において認識漏れが生じると、また要件定義の確認と振り出しにもどってしまい、完成までに時間がかかってしまうことがある。
・アジャイル開発モデル
アジャイル<俊敏な>という意味があり、システム開発を従来のウオーターフォールのように一つの工程を着実に行うのではなく、システムの実装とテストを繰り返しながら開発を進めていくモデル
その他
・サンドボックス
コンピュータの中に作成された、外部に影響を及ぼさない仮想環境。サンドボックス内ではコンピュータに悪影響があるウイルスソフトを使用しても、サンドボックス外には影響を及ぼさないので実験空間としての役割を持つ
・仮想化
ひとつの物理サーバー上に、複数の仮想サーバーを作成する技術
・コンテナ技術
仮想化技術で作成した仮想サーバー内でアプリケーションを動かす技術
作成されたアプリケーションは各サーバー上で独立して動作しているので他の仮想サーバーに影響を与えず、一つの物理サーバーの資源を効率的に使用することができる
参考
仮想化技術をはじめから