0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

個人開発を副業で続けた3年間のIQ変化を公開する。結果は正直言いにくい

0
Last updated at Posted at 2026-04-16

副業で個人開発を始めてから3年が経った。

この3年間、毎月IQテストを受け続けた。

「開発を続けることで頭が良くなるはずだ」という仮説を持っていた。

結果は、その仮説を完全には支持しなかった。

なぜIQを測り続けたのか

個人開発をしながらIQを定期計測しようと思ったのは、あるエンジニアのブログを読んだからだ。

「認知的に難しい作業を続けると、流動性知能が向上する可能性がある」という内容だった。

個人開発はまさに「認知的に難しい作業」の塊だ。設計、コーディング、デバッグ、ユーザーフィードバックの分析。これらを継続すれば、IQが上がるかもしれない。

そう思って、開発開始と同時に毎月IQテストを受けることにした。

期間 測定回数 使用したテスト
Year 1(2022〜2023) 12回 オンラインIQテスト
Year 2(2023〜2024) 12回 同上
Year 3(2024〜2025) 12回 同上

3年間のデータ概要

正確な数値は出せないが(プライバシーと、測定ツールの信頼性の問題で)、傾向を正直に書く。

期間 スコア傾向 開発状況
1年目前半 横ばい〜微上昇 最初のアプリ開発(慣れない技術に苦戦)
1年目後半 上昇 初リリース後、改善サイクルが回り始める
2年目前半 ピーク付近 2本目のアプリ開発、技術的に成長
2年目後半 下降 本業多忙、睡眠不足が続く
3年目前半 回復 副業の比重を落として睡眠を改善
3年目後半 横ばい 安定期

「3年で劇的にIQが上がった」という結果ではなかった。

「言いにくい」理由

「個人開発でIQが上がる」という仮説を持って始めたのに、実際には「上がり続けた」わけではなかった。

最も影響が大きかったのは、個人開発そのものではなく「睡眠の質」だった。

開発に熱中して夜更かしした時期のIQは、明確に下がった。

反対に、開発を抑えて睡眠を優先した時期は、IQが回復した。

変数 IQへの影響(体感)
個人開発の継続 中程度のプラス(認知的刺激)
夜更かし 強いマイナス
仕事のストレス 中程度のマイナス
適切な運動 中程度のプラス
睡眠の質改善 強いプラス

「個人開発でIQが上がる」のではなく、「睡眠と休養がIQの最大の変数だった」というのが正直な結論だ。

個人開発を続けて確かに変わったもの

IQスコアへの直接的な影響は限定的だったかもしれないが、確かに変わったものがある。

問題を分解する速さ

開発を続けることで、「複雑な問題を小さく砕く」スキルが上がった。これはIQテストの点数には出ないが、実務での思考速度に影響した。

エラーへの耐性

「うまくいかない」状態に慣れた。デバッグを何時間続けても折れなくなった。これは認知的忍耐力の向上だと思う。

「わからないことを調べる」の精度

どこで詰まっているか、何を調べれば解決するか、の判断が速くなった。

これらは「流動性知能(IQスコアに近いもの)」ではなく、「結晶性知能(蓄積された経験知)」だ。

IQテストには出にくいが、実際の開発能力としては向上した。

IQテスト画像

3年間の副業開発の実績

IQの話ばかりしたが、開発自体の実績も書いておく。

成果物 状況
習慣トラッカー(Webアプリ) 現在も稼働中。MAU約200人
メモアプリ(iOS) リリース後にピボット、現在は別アプリに統合
ランニング記録アプリ リリース後6ヶ月でメンテ停止

売上は本業の足元にも及ばない。でも「自分が作ったものが使われている」という感覚は代えがたかった。

「IQが上がるかも」という動機で始めた個人開発

振り返ると、「IQが上がるかもしれない」という動機は、個人開発を続けさせるためのセルフモチベーションとして機能した。

毎月IQを測ることで「数値として成長を追う」習慣ができた。

直接の因果はなかったかもしれないが、「認知的成長を意識しながら開発する」という姿勢が、開発の質に影響したと思う。

「IQと個人開発の関係」は、自分の3年間では「直接的なIQ向上というより、認知スタイルへの長期的な影響」だったと言える。

まとめ

仮説 実際の結果
個人開発でIQが上がる 部分的に正しい(直接効果は限定的)
最大の変数は開発量 誤り(睡眠質が最大の変数だった)
3年で劇的な変化がある 誤り(緩やかな変化、睡眠次第)
開発経験は認知に影響する 正しい(スコアより実務能力に出る)

「個人開発を3年続けたらIQが劇的に上がった」とは言えない。

でも「個人開発を3年続けたことで、問題解決の思考スタイルは確実に変わった」とは言える。

IQテストのスコアに出るかどうかと、実際の認知能力の変化は別物だ。

それが、3年間の正直な答えだ。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?