MacBookで外付けUSBカメラを使用し、PythonからOpenCVで画像を表示する

概要

MacBook Proで内蔵のカメラ(FaceTime HD Camera)ではなく、USB接続したカメラを使用し、Pythonからカメラ画像を取得し、表示した。

きっかけ

MacBookでUSBカメラを接続してみたが、すんなりと扱えなかった。調べるとどうやらCamTwistというソフトを利用すると解決するらしい。
そして、CamTwistを起動したままにしておく必要がある。

環境

• macOS 10.14
• MacBook Pro 13
• Python 3.7
• CamTwist 3.4.3

カメラ画像の取得

内蔵のカメラ画像を取得する場合は、このスクリプトで表示できる。

camera.py

import cv2

cap = cv2.VideoCapture(0)

while True:
    ret, frame = cap.read()
    cv2.imshow('camera', frame)
    if cv2.waitKey(1)==27: # ESCで抜ける
        break
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()

CamTwistをインストール

http://camtwiststudio.com/
dmgをダウンロードし、pkg（インストーラ)を起動すると.appファイルが入る。

webcam->AppleScript->Webcamと進み、「FaceTime HD Camera」を「USB_Camera #~」に変更した。

CamTwistを起動したまま、VideoCaptureのデバイスIDを1〜に変更して起動してみる。
私が実行したときは2で取得できた。

camera.py

import cv2

cap = cv2.VideoCapture(2)

while True:
    ret, frame = cap.read()
    cv2.imshow('camera', frame)
    if cv2.waitKey(1)==27: # ESCで抜ける
        break
cap.release()
cv2.destroyAllWindows()