前回記事の続きです。
回路図調べ
前回記事に書いたとおり、Thumbyの回路図はここから入手できます。これを元に何をそろえればよいか調べていきます。
心臓部
心臓部は Raspberry Pi Picoそのまま使えそうです。
電源管理部
電源管理部分は Raspberry Pi Pico のUSBからの電源供給で十分でしょう。
表示部
表示部はSSD1306のOLEDです。72x40のサイズのものは、日本ではなかなか扱っているところがありませんが、よくある128x64サイズのものが使えます。というのも、SSD1306のものはどのサイズでも内部メモリとしては128x64だけのものが備えられていて、それより小さなサイズのOLEDでは、そのメモリの一部を表示しているからです。
ストレージ部
ストレージ用の EEPROM は Raspberry Pi Pico 内蔵のフラッシュメモリで十分です。
サウンド出力部
圧電スピーカー用に増幅しているっぽいところは、とりあえず無視して、スピーカー直結することにします。
再現に手持ちのパーツから用意したもの
結局、用意したのはこれだけです。
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長めのブレッドボード
よくあるサイズだとラズピコだけでかなり占有されてしまうため - Raspberry Pi Pico
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SSD1306 OLED
手持ちのSPI接続 128x64 のもので代用。 後でわかったことですが、API上はI2C接続のものでも使えます -
タクトスイッチ7個
方向ボタン用4個、A/Bボタン用2個、リセットスイッチ用1個 - スピーカー
- ジャンパーワイヤー
再現してみた!
実物です。
ソフトウェアについては次回で。