Open-WebUIでPDFとかをアップロードするときにコケる問題を解決してみた。

ことの起こり

ある日、外に公開しているOpen-WebUIにPDFをアップロードしようと思ったら、
以下のようなメッセージが出てアップロードできないことに気が付いた。

調査してみた

どうやら、NGINX等でリバースプロキシをしている環境でよく起こる事象らしい。
確かにローカルネットワークだとうまくアップロードできる。
Open-WebUIのGitHubで情報が見つかったので参考にしてみた。

設定してみる

NGINXのリバースプロキシ設定を以下のようにした。

server {
    listen [::]:443 ssl;
    listen 443 ssl;

    server_name hoge.fuga.com;

    ssl_certificate fullchain.pem;
    ssl_certificate_key privkey.pem;
    ssl_dhparam dhparam.pem;

    location / {
        proxy_pass http://<Open-WebUIのサーバIP>:<ポート>;
        client_max_body_size 20480M; # 追加
        proxy_set_header Host $host;
        proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
        proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
        proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;

        # WebSockets
        proxy_http_version 1.1; # 追加
        proxy_set_header Upgrade $http_upgrade;
        proxy_set_header Connection "upgrade";
        proxy_buffering off; # 追加
        proxy_read_timeout 1800s; # 追加
        proxy_send_timeout 1800s; # 追加
    }
}

結果

どうやらリバースプロキシ時にファイルのサイズオーバーもしくはタイムアウトが発生し、
ファイルが途中までしか送信されなかったため「Syntax Error」になるということらしい。

ひとまず上記設定でアップロードが正常に行われたことを確認したので一安心。