0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【AWS】サービスをMCPでまとめてもらった

Posted at

はじめに

AWS認定資格の勉強をしていると、こんな悩みに直面したことはありませんか?

  • 「EC2」「S3」「RDS」...略称ばかりで正式名称が分からない
  • このサービスは「コンピューティング」?「ストレージ」?カテゴリが覚えられない
  • サービスの数が多すぎて、それぞれの概要を調べるのが大変

これらの悩みを解決すべく、MCP を活用して、AWSサービスの情報を楽にまとめてみました。

MCPとは?
Model Context Protocolの略で、AIモデルに外部データを提供するための標準化されたプロトコルです。GitHub Copilotなどで活用され、AIが特定のデータソースにアクセスして情報を取得できるようになります。

やりたいこと

今回の目標は以下の3点です。

  1. カテゴリの整理: 各サービスがどのカテゴリ(ストレージ、コンピューティングなど)に属するか把握する
  2. 正式名称の確認: 略称だけでなく、正式なサービス名を知る
  3. 概要のまとめ: 各サービスの基本的な機能を簡潔にまとめる

作戦

  1. VSCodeにAWS Knowledge MCP Serverを導入する
  2. MCPを利用してサービスの情報をまとめてもらう
  3. それを元に勉強する
  4. AWSマスター!!

実践

1. MCPの導入

まず、AWS用のMCPサーバーを導入します。導入方法は下記公式ナレッジをご確認ください。

MCP導入のメリット

  • Github CopilotがAWSのサービスについて教えてくれる
  • 公式ドキュメントを参照しているためハルシネーションが少ない
  • Agentと組み合わせることで、mdファイルでまとめてくれる

2. サービス情報の取得

MCPサーバーを起動し、Agent Modeで以下のようにGithub Copilotに問い合わせることで、サービス情報をまとめてもらえます。

#aws___read_documentation awsの各サービスをカテゴリごとにまとめて
#aws___read_documentation サービス名の隣に正式名称を追記して

3. 結果

MCPを活用することで、以下のような情報を一度に取得できました。(一部記載)

コンピュート(Compute)

サービス名 正式名称 説明 主な特徴・用途
Amazon EC2 Amazon Elastic Compute Cloud Elastic Compute Cloud セキュアで拡張可能な仮想サーバー。On-Demand、Spot、Reserved、Dedicatedなど多様な料金オプション
AWS Lambda AWS Lambda サーバーレスコンピューティング コードを実行するだけでサーバー管理不要。イベント駆動型。使用時間のみ課金
Amazon Lightsail Amazon Lightsail 簡単なVPS 予測可能な低価格でVM、SSDストレージ、DNS管理、静的IPを提供
AWS Batch AWS Batch バッチ処理サービス 任意のスケールでのフルマネージドバッチ処理
AWS Fargate AWS Fargate サーバーレスコンテナ インフラ管理なしでコンテナを実行
AWS App Runner AWS App Runner コンテナ化アプリ実行 ソースコードやコンテナイメージから直接Webアプリをデプロイ
Amazon ECS Amazon Elastic Container Service コンテナ管理サービス 高度にセキュアで信頼性の高いコンテナ実行環境
Amazon EKS Amazon Elastic Kubernetes Service Kubernetesサービス フルマネージドKubernetes。On-premises環境でも利用可能
AWS Elastic Beanstalk AWS Elastic Beanstalk アプリデプロイメント Webアプリケーションのデプロイと管理を簡素化
Amazon EC2 Auto Scaling Amazon EC2 Auto Scaling 自動スケーリング 需要に応じてEC2インスタンスを自動的に追加・削除
AWS Outposts AWS Outposts ハイブリッドクラウド オンプレミスでAWSインフラとサービスを実行
AWS Wavelength AWS Wavelength 5G対応エッジ 5Gデバイス向け超低遅延アプリケーション配信

まとめ

良かった点

  • 情報収集の時間短縮: 各サービスの基本情報を手作業で調べる手間が大幅に削減された
  • 正確な情報: MCPを利用することで正確な情報を楽して取得できた
  • 体系的な整理: カテゴリごとに整理された情報により、AWSの全体像が掴みやすくなった
  • 正式名称の確認: 略称だけでなく正式名称も一緒に確認できるため、理解が直感的になった

注意点

  • MCPで取得した情報はあくまで「学習の入り口」です
  • 実際の試験対策や実務では、より詳細な公式ドキュメントの確認が必要です
  • 人によって学習スタイルは異なるため、この方法が万能というわけではありません
  • 私は全然使いませんでした

おわりに

MCPを活用することで、AWS学習の初期段階での情報整理がとても楽になりました。
もし同じような悩みを持っている方がいれば、ぜひ試してみてください!

この記事がAWS学習を始める方の参考になれば幸いです。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?