言いたいこと
Atomというメインストリームなエディタで割と快適なClojure環境が簡単に作れるので初心者におすすめ。
筆者環境
OS: Ubuntu Mate 16.04 LTS
Atom version: 1.21.0
Lein/Java : Leiningen 2.7.1 on Java 1.8.0_131 OpenJDK 64-Bit Server VM
手順
1. Atomをゲットする
本家サイトへGO!
2. Leiningenをインストールする
具体的なインストール方法については世に沢山記事があるのでサイトへのリンクだけ貼る。
lein repl
がターミナルで動けばok
3. Atomを起動する
4. proto-replとinkパッケージをインストールする
Atom上のClojure用パッケージであるproto-replと、AtomでIDEを作る(?)ための基盤を提供しているinkをインストールする。
Edit -> Preference -> Install でproto-replを入力して'Packages'をクリックすると proto-replが
Edit -> Preference -> Install でinkを入力して'Packages'をクリックするとinkが
それぞれ上に出てくるのでインストールする
5. REPLを起動する
メニューからPackage -> proto-repl -> startをクリックするとClojureのREPLが起動する。
適当にフォームを入力し、Shift+Enterを押すと評価され結果が表示される。
6. トップレベルのフォームの評価結果をインラインで表示する
適当なClojureのソースファイルの中にある
評価したいフォームを右クリック -> proto-repl -> Execute Block をクリックすると、
何と評価した結果がEmacsのciderばりにインラインで表示される。
7. 補完も効く!
8. その他Clojure向けの設定
proto-replの著者がgistにまとめている設定の評判が良さそうなので試してみるのも良いかもしれない。
感想
Clojure開発に欲しくなる機能はとりあえず揃っている印象だった。
全ての機能を網羅した訳でもないが、とりあえずClojureを初めたい人にはおすすめできるのではないだろうか。
また完全に余談にはあるが、Atomの設定ファイルがCoffeeScriptなのが長い目で見るとつらそうなのでJavaScriptにしても良いのでは、と思ったりはした。(JavaScriptでも書けるっぽいので)