はじめに
こんにちは!ITスクールRareTECHにてCS(Customer Support)を担当している池村です。今回の記事は、2024年12月くらいから書き始めた記事が50記事を超えたので、その感想を書き殴っていきたいと思います。
そもそもアウトプットの習慣ってついてる?
皆様、Qiitaに集まって記事を見るということは、ほとんどの方はエンジニアだと思います。普段、業務以外でアウトプットしていますか?私はしていなかったです。
というかエンジニアになってからというもの、業務以外のアウトプットしている余裕なんてなく、なんとなーく技術をいじって知った気になっている。そんな感じでした。
スクール運営をしている私は、ふと受講生からこんなことを言われました。
『技術記事を書くとめっちゃ頭に入ってきますよ!』
最初に聞いた時、『うーん、なんとなくわかるけど大した効果はなさそう。』
そんな失礼なことを考えておりました。(ごめんね🙏)
まあ実際、うちのスクールの教材以外で補助的な教材があれば便利かな〜とは思ったので、とりあえず書き始めてみるかと重い腰を上げました。
それが2024年の11月末くらいのお話です。
私の今までのアウトプットについて
業務以外で、技術のことを記事のように書いていたことはありました。
私の会社ではNotionを会社のドキュメント用として愛用しており、受講生にもオススメしています。Notion自体は大きく分類するとメモアプリなのですが、記事のようにまとめることができる便利なツールです。
個人でもかなり使いやすいツールですので、よかったら触ってみてください。
色々掘り出していたら、3年以上前にまとめた学習記録が残っていました。一部画像を添付しておきます。👇
この1つ1つの中に技術について、ひたすら調査して、自分なりの言葉にしていった記憶があります。
昔にまとめたものなので、内容は間違っている可能性があります。
これ自体は学習記録ですが、現在進行形で在籍している会社の研修内容でもあります。
エンジニアのアウトプットは実践してなんぼ
私は今までの学校教育において、授業を聞いて、黒板の内容をノートに写す勉強方法ばかりやってきました。ITの学習において、この学習方法はなんの効果もありません。(一部の天才を除く)
ITの学習は手を動かしてなんぼの世界です。
そのアウトプットは以下に集約されていると思っています。
- コマンドを叩く
- プログラムを書く
- エラーに出会って解決する
- それまでのノウハウを何かにまとめる
上の1~3は学習中でも、エンジニアになっても、いくらでも実践できますね。
でも4のノウハウをまとめることは、やらない人も多いんじゃないでしょうか?しかもそれを個人のメモレベルではなく、不特定多数にわかりやすく教えるため、となるともっと人数は減るでしょう。
私がQiitaに記事を書くと決めた時、以下のマイルールを決めました。
- 初心者向きであること
- 読む人が小学生でも、内容がわかるような説明になるよう意識すること
- 学ぶ順番を意識すること
- 技術の正式名称にこだわること
- 全てのコマンドやコードは実際に動かすこと
ただ、これはあくまで私の書き方であり、備忘録的なものとしてQiitaを活用している人もいるでしょう。その時は自分がわかるように書ければ良いと思います。
小学生にわかる記事を書けているか?というと、正直理解をさせられる自信がありません。ただ、その意識を持つことで、説明を工夫するようになるので大事だと思っています。
わからないことがわからない時代を忘れてはいけない
エンジニアとして知識をつけていくと、初心者の頃の『わからない』がわからなくなってきます。私はスクールを運営している都合上、初心者の方と話す機会、教える機会が多々あるので、気持ちを理解することは可能です。
特に現在、テックリードなどをしている方、マネジメントなども兼任しているエンジニアの方、初心者の気持ちを忘れがちだと思います。誰もが最初は初心者だということを忘れず、専門用語の羅列で説明をするのをやめた方が良いと思います。(全ての方に当てはまるわけではありません)
3~5記事くらい書くと効果が実感できる
記事を書き始めて3記事目くらいで、私は記事執筆の効果を実感できました。
アウトプットしている内容自体は初心者向けなので、あまり私自身の勉強になってはいません。しかし、細かな忘れていた内容を思い出したりして、より知識が深くなっているのを実感できました。
すでにエンジニアであれば、好きな技術をアウトプットしよう
私はシェル周りや、シェル上で操作できる全てのツールが好きです。Linux、Docker周り、CLIで操作できるクラウド上のリソース、APIのレスポンス等。
APIを叩いて返ってくるレスポンスの美しさと言ったら、ハァハァ🤑
しかしAPIから返ってくるHTMLレスポンス、お前は絶滅しろ自重してね😙
好きな技術がないというなら、業務上で学んだことでいいので、不特定多数の人に見られる環境でノウハウを公開してみてほしいです。もちろんわかりやすく伝えることを意識してみて下さい。
学習中の未経験の方は、学んだことを片っ端からアウトプットしよう
最初はハードルが高いかもしれません。
文章力は後からついてきます。私も最初から文章を書けていたわけではありません。Linuxのls
コマンドを学んだのなら、それだけの記事を書けば良いです。最初から長い記事を書く必要は全然ありません。綺麗にまとめようとする必要もありません。
自分だけが読む備忘録くらいの意識で書きましょう。
最初はNotionにまとめて、その後にQiitaなどに投稿してみましょう。
アウトプットの習慣は転職や就職に有利
アウトプットを習慣化しているエンジニア(予備軍含めて)は、転職活動などで一つの成果物となりえます。ポートフォリオも大事ですが、そのポートフォリオを作成した時の体験談などがあれば、なお良いですね。
技術記事を書きまくって、GitHubと一緒に技術力をアピールしましょう!
おわりに
偉そうに色々書きましたが、私はまだまだのエンジニアです。
QiitaのContributorとしてもまだまだです。でも2025年は頑張って年間Contributorに入りたいな〜と思っています。
今回は50記事執筆記念ということで、記事執筆の効果を改めて感じた、というお話でした。Qiitaは良いサービスですので、今後も積極的にアウトプットしていこうと考えています。皆さんも一緒にアウトプットしていきましょう!
余談
普段五反田にいます。五反田のカフェは制覇した気がする☕️