はじめに

ソフトウェアテストの業界向けに役に立つ話、第一回目です。
Airtest IDEというUI自動化ソフトウェアを使用して、Androidアプリのかんたんな自動化をしてみました。

1. Airtestをダウンロード

公式サイトからソフトウェアをダウンロードし、インストールします。

ソフトウェアを起動すると、ログインを求められますが「Skip」しても問題ないようです。

メニューバーから「File」>「New」>「.air Airtest Project」を選択し、新規のプロジェクトを作成します。

スマホをPCと接続し、右側の「Devices」にある「refresh ADB」を押します。すると、デバイス名が表示されますので、「connect」ボタンを押して接続します。

接続の際に以下の操作が事前に必要です。

今回はAirtestのGitHubにあるブラックジャックのサンプルアプリ「blackjack-release-signed.apk」をインストールしてみました。

ツールボックスにある「touch」のボタンを押し、タッチしたい箇所をドラッグして切り取ります。すると、コードが自動的に生成されます。

コードはPythonで記述するようです。今回は以下のような一連の操作を書きました。

勝利するまで、ゲームを自動で続けてくれました。

スマートフォンのアプリゲームでは、バトルがオートで行えることが多いのでさまざまなタイトルで活用できるかと思います。自社開発したアプリゲームのテストなどで参考にしていただければと思います。