はじめに
ソフトウェアテストの業界向けに役に立つ話、第一回目です。
Airtest IDEというUI自動化ソフトウェアを使用して、Androidアプリのかんたんな自動化をしてみました。
1. Airtestをダウンロード
Airtest Projects
https://airtest.netease.com/
公式サイトからソフトウェアをダウンロードし、インストールします。
2. 起動
ソフトウェアを起動すると、ログインを求められますが「Skip」しても問題ないようです。3. 新規作成
メニューバーから「File」>「New」>「.air Airtest Project」を選択し、新規のプロジェクトを作成します。
4. スマホの接続
スマホをPCと接続し、右側の「Devices」にある「refresh ADB」を押します。すると、デバイス名が表示されますので、「connect」ボタンを押して接続します。接続の際に以下の操作が事前に必要です。
- Android開発者向けオプションが「ON」になっている
- USBデバッグが「ON」になっている
5. テストアプリをインストールする
今回はAirtestのGitHubにあるブラックジャックのサンプルアプリ「blackjack-release-signed.apk」をインストールしてみました。
6. タッチしたい箇所を選択する
ツールボックスにある「touch」のボタンを押し、タッチしたい箇所をドラッグして切り取ります。すると、コードが自動的に生成されます。
7. 一連の操作を書く
コードはPythonで記述するようです。今回は以下のような一連の操作を書きました。- スタートボタンを押す
- 掛け金をベットする
- ブラックジャックを開始する
- カードを交換しない
- 勝利だったら、タイトル画面へ それ以外はもう一度プレイする
結果
さいごに
スマートフォンのアプリゲームでは、バトルがオートで行えることが多いのでさまざまなタイトルで活用できるかと思います。自社開発したアプリゲームのテストなどで参考にしていただければと思います。