Google Drive を使えば、写真を簡単に他の人と共有することができます。このガイドでは、初心者向けに「写真を Google Drive にアップロードし、リンクを取得して他人と共有する方法」を手順ごとに解説します。
本記事では macOS + Google Chrome を前提にしていますが、Windows や他のブラウザでも操作はほぼ同じです。
前提
Google Drive を使うには Google アカウントでログインしている必要があります。事前にログインを済ませておいてください。
ステップ 1:共有用フォルダ「share」を作成する【初回のみ】
まずは共有専用のフォルダを作成しましょう。
- Google Drive(https://drive.google.com)にアクセスします。
- 左上の「新規」ボタンをクリックし、「フォルダ」を選択します。
- フォルダ名に
share
と入力し、「作成」をクリックします。
このフォルダは、他人と共有するためのフォルダです。名前は share
に限らず、自分が管理しやすい名称でも構いません。
ステップ 2:共有したい内容ごとにサブフォルダを作成する
「share」フォルダを開いた状態で、以下の操作を行ってください。
- 「新規」→「新しいフォルダ」をクリックします。
- 例として「20250531-写真共有」など、共有する写真の内容に合った名前を付けてフォルダを作成します。
このようにサブフォルダを作成しておくと、複数の写真共有を整理しやすくなります。
ステップ 3: 写真をアップロードする
作成したサブフォルダを開いた状態で以下を実行します。
- Finder(macOS)やエクスプローラー(Windows)から直接ドラッグ&ドロップしてアップロードできます。
※アップロード後すぐには共有されません。次のステップで共有設定が必要です。
ステップ 4: 共有設定を変更してリンクを取得する
アップロードした写真(またはフォルダ)を共有するには、以下の操作を行います。
- サブフォルダ(または特定の写真ファイル)を右クリックし、「共有」を選択します。
- 「一般的なアクセス」の欄で「制限付き」と表示されている場合、右側の「▼」をクリックして「リンクを知っている全員」に変更します。
- 権限は「閲覧者」になっていることを確認してください(初期設定では閲覧者です)。
- 「リンクをコピー」をクリックして、共有リンクを取得します。
- 完了をクリックします。
このリンクを知っている人は、Google アカウントがなくても写真にアクセスできます。
ステップ 5: 共有リンクを相手に伝える
コピーしたリンクを、メールやチャットツール(LINE、Slack など)で相手に送れば、写真を共有できます。
注意: このリンクを知っている人なら誰でもアクセス可能なので、SNSや不特定多数の場に不用意に貼らないようにしましょう。
ステップ 6: 共有の解除や整理について
共有が不要になった場合、以下のいずれかの方法で対応可能です。
- 共有設定を「制限付き」に戻す:これによりリンクを知っている他人からのアクセスが無効になります。
- サブフォルダや写真を削除する:不要になった共有用ファイルやフォルダを削除することで整理ができます。
まとめ
Google Drive を使えば、写真の共有は簡単に行えます。今回ご紹介したように、
- 専用フォルダで整理する
- サブフォルダ単位で写真を格納する
- 共有設定でアクセス範囲をコントロールする
といった工夫をすることで、より安全かつ効率的に情報共有ができます。
Google Drive の共有機能は写真に限らず、PDFや動画、ドキュメントなどにも使える便利な機能です。ぜひ活用してみたいですね。