Salesforce の 名前空間 の作成手順をメモします。
ここでは 名前空間を作成して PBO の 名前空間レジストリ にリンクするまでの手順が該当します。
前提
- 基本的な Salesforce 操作ができること
- Partner Business Org (PBO) が使用可能であること
- PBOなどの環境が一式整備済みであること
手順
名前空間で利用する Developer Edition の作成
Partner Business Org (PBO) ログイン
Partner Business Org (PBO) にログインします。
組織を作成
- 
環境ハブ(Environment Hub) を開く
- 
組織を作成をクリック
- 組織を作成画面に次の情報を入力
| 項目 | 値 | 補足 | 
|---|---|---|
| 目的 | 開発 | |
| (以下を使用して作成) | Standard Edition | |
| エディション | Partner Developer | |
| 組織名 | 例: pabcd12 | わたしは 'p' プレフィクス付き + 文字 + 数字2桁のサフィックスとしました | 
| 私のドメイン | 例: pabcd12 | 組織名 | 
| ユーザ名 | 例: メールアドレス .pabcd12 | メールアドレス + .+ 組織名 | 
- 
作成をクリック
PBO から一旦ログアウト
PBOから一旦ログアウトします。
作成した Developer Editon に名前空間を作成
作成した Developer Edition にログイン
- メールが届くのを待つ
- 作成した Developer Edition にログイン
- 使用するのは 例の pabcd12に相当する組織
 
- 使用するのは 例の 
- 
パッケージマネージャを開く
- 
名前空間設定の編集をクリック- 参考: 名前空間の名称には、abcdtest02のように、私は全て小文字を使用しています。
 
- 参考: 名前空間の名称には、
- 
確認をクリック
- 
保存をクリック
作成した Developer Edition からログアウト
名前空間用の Developer Edition からログアウトします。
PBO に名前空間を紐付け
Partner Business Org (PBO) ログイン
Partner Business Org (PBO) にログインします。
名前空間レジストリに名前空間をリンク (PBOからのアクセスを許可)
- 
名前空間レジストリを開く
- 
名前空間をリンクをクリック
- 名前空間で利用する組織の認証情報を入力
- 例: メールアドレス .pabcd12でログイン
 
- 例: メールアドレス 
- 
アクセスを許可しますか?で `許可' をクリック。
まとめ
- これで 新しく名前空間を作成して PBO へのリンクまで終わりました。
- 多くの場合、このあと 名前空間をもちいて パッケージ作成や AppExchange アプリ作成などをおこなうことでしょう。