LoginSignup
4
2

More than 3 years have passed since last update.

RSpecでChromedriverを使ってテストする際に「This version of ChromeDriver only supports Chrome version」と怒られた時の対処法

Last updated at Posted at 2019-07-06

概要

RSpec実行時で下記のエラーが発生した時の対処法を記載する。

Selenium::WebDriver::Error::SessionNotCreatedError:
session not created: This version of ChromeDriver only supports Chrome version 74
(Driver info: chromedriver=74.0.3729.6 )

本エラーは、ChromeブラウザのバージョンとChromedriverのバージョンがあっていない場合に発生する。
Chromeブラウザのバージョンに合わせて、Chromedriverのバージョンを変えてあげればエラーを解消できる。

[2019/07/07 追記]
ブラウザとドライバのバージョンを揃える方法は、下記の2つがある。
1. 適切なバージョンのドライバをWebサイトから自分でダウンロードして配置する
2. ブラウザとドライバのバージョンを同期してくれるGem(webdrivers)を使って動悸する

本記事では、1の自分でwebサイトからドライバをダウンロードする方法を紹介する。
2のGemを使ったやり方は、下記の記事が参考になる。
https://qiita.com/jnchito/items/f9c3be449fd164176efa

特別な理由がない限り2を使うことを推奨する。簡単だし確実なので。

Chromeのバージョンを確認

Chromeを起動して[メニュー]→[ヘルプ]→[Google Chromeについて]でバージョンを確認できる。
image.png

適切なバージョンのChromeDriverを入手

下記のURLからダウンロードページにアクセスできる。

https://chromedriver.storage.googleapis.com/index.html?path=[ほしいバージョン]

今回欲しいのは「70.0.3538」なので、下記のURLを指定すればOK。

https://chromedriver.storage.googleapis.com/index.html?path=70.0.3538

ダウンロードリンクが表示されるので、自分のプラットホームにあわせたリンクを選択してChromedriverをダウンロードする。

image.png

Chromedriverを入れ替え

上記で取得したChromedriverでローカルPCのChromedriverを置き換える。
ローカルPCにあるChromedriverがどこにあるかは「which」コマンドで確認できる。

$ which chromedriver

Chromedriverを置き換えたら、以下のコマンドで入れ替わったことを確認する。
バージョンが70.0.3538になってればOK。

$ chromedriver -v

再度RSpecを実行

下記のコマンドでRSpecを実行。
エラーが出無くなればOK。

$ rspec

参考文献

以上です

4
2
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2