はじめに
こんにちは!インフラエンジニアの ichi です。
日本時間2025年11月25日、AWS界隈に激震が走るニュースが飛び込んできました。
なんと、「AWS CodeCommit」の新規アカウント利用制限が解除され、再びGA(一般提供)に戻りました!
そもそも何が起きていたのか?
時計の針を少し戻しましょう。
昨年の夏(2024年)、AWS公式ブログにてCodeCommitの新規顧客向けのアクセスを終了する旨が発表されました。
慎重に検討を重ねた結果、 2024 年 7 月 25 日をもちまして、 AWS CodeCommit について、新規のお客様向けのアクセスを閉じることを決定いたしました。
この突然の「終了宣言」は、当時のエンジニア界隈に大きな衝撃を与えました。
当時の詳しい状況や混乱ぶりについては、クラスメソッドさんのこちらの記事でも詳しく解説されています。
これ以降、「Git管理はGitHub/GitLabへ移行」という流れが加速しました。
しかし、やはり現場では 「セキュリティポリシー上、データをAWS環境内(VPC内)で完結させたい」 という要件も多く、外部SaaSを使えないプロジェクトにとっては非常に頭の痛い問題でした。
AWSだけで完結する構成を取るための、「最後のピース」が欠けてしまっていた状態だったのです。
検証してみた
■検証用アカウント
- アカウント作成時期: 2025年1月
- 公式発表前の状況: 新規リポジトリ作成不可
制限解除のアナウンスがあったとはいえ、本当にリポジトリ作成可能になっているのでしょうか?
AWSマネジメントコンソールにログインし、CodeCommitの画面へ向かいます。
「リポジトリを作成」を押下。

サポートへの申請や設定変更は一切不要。
制限期間中に作成されたアカウントであっても、自動的に制限が解除されていることが確認できました!
まとめ
2025年1月(制限期間中)作成のアカウントでも、問題なくCodeCommitが利用可能でした。
GitHub等はもちろん便利ですが、「AWSからデータを出さない」 というコンプライアンス要件に対する強力な回答が戻ってきたことは、エンタープライズ領域にとっては大変な朗報です。
(余談)ぜひCloud9も復活してほしい!
個人的に同じタイミングで新規アカウントでの利用が停止されてしまった AWS Cloud9 も復活させて欲しいです……。
検証でサッとコードをいじるのに強力な便利ツールでした。。。
AWSさん、ぜひお願いします!
それでは、良いAWSライフを!


