C#とコンポーネントを使用してExcel文書をHTMLに変換する方法
背景
作業には、財務を対象として処理する場合、大量のデータを計算したり統計したりすることがあります。皆さんの知ってるとおり、Excelファイルは非常に人気があり、データ処理の分野で広く使用されています。Excelを使用すると、保存されているデータに対して数学的な計算を実行できますが、データを表示する場合、Excelを直接使用することは特に適切ではありません。他の形式で表示されたいなら、HTMLはいい選択かもしれません。故に無料のコンポーネント、Spire.XLS for .NETを見つけてその変換を実現しました。では詳細を紹介します。
Spire.XLS for .NETとは?
Spire.XLS for .NETは、開発者がC#やVB.NETプラットホームでExcelの文書ファイルを迅速かつ高品質で作成・編集・変換・印刷するために設計された専門的な Excelライブラリです。
中には、無料版のFree Spire.XLS for .NETと商用版のSpire.XLS for .NETがありますが、基本的な機能を搭載しているので、無料試用でも日常の仕事には結構だと思います。
コード一覧:
1 まずはWorkbookのインスタンスを作成します。WorkbookはExcel文書を展示できます
Workbook workbook = new Workbook();
2 最初のSheetを取得します
Worksheet sheet = workbook.Worksheets[0];
3 最初のSheetのセルA1を「TEXT」に設定します
sheet.Range["A1"].Text = "TEST";
4 最後は文書を保存します
workbook.SaveToFile("result.xlsx", FileFormat.Version2010);
このライブラリを使用してExcelファイルを開いて作成すると非常に便利です。以下の生成されたファイルのスクリーンショットを見てください。
HTMLに変換する
よし、既にExcel文書を作成した以上、これからはExcelをHTMLに変換します。
1 先ずはWorkbookのインスタンスを作成し、Excel文書を表示します。
Workbook workbook = new Workbook();
2 サンプルファイルをロードします
workbook.LoadFromFile("sample.xlsx");
Worksheet sheet = workbook.Worksheets[0];
3 一ページ目のテーブルをHTMLに変換します
sheet.SaveToHtml("result.html");
元ファイル:
作成されたHTMLファイル:
以上です、最後まで読んでいただきありがとうございます!