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Hubspot CLIについて

Last updated at Posted at 2023-02-25

はじめに

HubSpot CLI(Command Line Interface)とは、HubSpotのAPIを利用して、コマンドライン(ターミナル)からHubSpot CMSを操作するためのツールです。
ローカルで開発したテーマファイル(ボイラープレート)やモジュールなどをCMS上に反映することができます。
他には、Hubspotが提供しているテーマやモジュールをローカルに取り込むことができるので、テーマ開発やモジュールを作成する時に役立ちます。

使い方

HubSpot CLIを使用するには、まずNode.jsをインストールする必要があります。
Node.jsをインストールしたら以下のコマンドを実行して、HubSpot CLIをインストールできます。

CLIのインストール

npm install -g @hubspot/cli

現在のディレクトリーにのみインストール

npm install @hubspot/cli

アップグレード
最新バージョンにアップグレードする。

npm install -g @hubspot/cli@latest

ローカルでテーマ開発するまでの手順

1. init

hubspot.config.ymlファイルを作成し、アカウントの認証を設定します。

hs init
  • personalAccessKey を求められるので[y]を入力
  • Hubspotページに遷移するするのでログインする
  • アクセスキーページに遷移する
  • アクセスキーをコピーしてターミナルに貼り付ける

2. テーマを作成する

CMSのボイラープレートを利用します。

// 説明
hs <command> <src> <dest>
// ボイラープレートが取り込まれたテーマファイルを作成
hs create website-theme my-website-theme

3. テーマをHubSpotにアップロードする

アップロードするとCMSからテーマを使用することができます。
CMS上部のナビゲーションから[マーケティング] > [ファイルとテンプレート] > [デザイン ツール]に移動して表示されるデザインマネージャーでファイルを確認することができます。

hs upload my-website-theme my-website-theme

テーマ開発でよく使うコマンド

watch

ローカルディレクトリーを監視し、ファイルが保存されると変更内容をCMSに自動的にアップロードします。
CMSのライブプレビューでブラウザ表示すれば変更を即時に確認することができます。

hs watch my-website-theme my-website-theme

注意点

  • 監視対象のファイルをローカル側で削除しても、HubSpotからは自動的に削除されません。ファイルを削除するには、--removeを使用します。
  • ローカル側でフォルダーの名前を変更すると、新しいフォルダーが新しい名前でHubSpotにアップロードされます。HubSpot上にある既存のフォルダーは自動的には削除されません。フォルダーを削除するには、--removeを使用します。

fetch

Gitでいうpullのようなものです。
CMS上で作成したモジュールをローカルに取り込んで編集するときによく使いました。

hs fetch my-website-theme my-website-theme

すでにローカルにあるデータを上書きする場合は--overwriteのオプションをつける必要があります。

hs fetch --overwrite my-website-theme my-website-theme

注意
上記のオプションを付け忘れるとローカルデータが更新されません。
その状態でCMSにデータをアップロードすると、CMSのデータが先祖返りする恐れがありますのでご注意ください。

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