Loguruでログを取る③

これまで

1. Loguruでログを取る①
2. Loguruでログを取る②

実用向け

logger.add("file_app.log", backtrace=True, diagnose=True)

def func(a, b):
    return a / b

def nested(c):
    try:
        func(5, c)
    except ZeroDivisionError:
        logger.exception("What?!")

nested(0)

結果

• backtrace
  エラーを生成した完全なスタックトレースを表示するかどうか

• diagnose

デバッグを容易にするために、例外トレースに変数の値を表示するかどうか

デフォルトは True になっているので、
機密データの漏洩を防ぐため、本番環境ではこれを False に必ず設定する

• logger.exception()
  例外のトレースバックとともにERRORレベルのメッセージをログに記録する

backtrace, diagnose以外にもパラメータはあるので、下記参照

logger.exception()とlogger.error()の違い

logger.exception()

• キャッチされた例外のメッセージとトレースバックの両方をログに記録
• トレースバック情報は自動的に含まれる

logger.error()

• logger.{level}()・・・levelのメッセージを記録するため
• トレースバック情報は自動的に含まれない