Ops Agentについて
VMにOps Agentをインストールすると、Cloud Monitoringに詳細の監視メトリクスを閲覧することとなります。
さらにはCloud MonitoringにはApacheなどの関連メトリクスも監視できることはみなさんご存知でしょうか?
本記事がDebian 10を使ってApache関連のメトリクスをOps Agent経由で取得してみました。
1. VMインスタンスを事前に準備すること
またApacheも事前にインストールしてください。
なお、Apacheのインストール手順はここで割愛します。
2. 事前確認
Cloud Monitoring
--> Dashboards
--> VM INSTANCES
を確認すると、Agent状態はNot Detected
のため、現在のインスタンスにはCloud Monitoring Agentはインストールされていません。
現状確認すると、メモリ使用率は取得できていない状況で、それは想定通りの事象となります。今後Agentをインストール完了後に表示されることとなります。
3. Ops Agentをインストール
こちらの手順に沿ってOps Agentをインストールしてください。基本以下の2行でいけます。
curl -sSO https://dl.google.com/cloudagents/add-google-cloud-ops-agent-repo.sh
sudo bash add-google-cloud-ops-agent-repo.sh --also-install
もしくはGUIからも行けるので、今回私はGUIからインストールしました。Cloud MonitoringにINSTALL
というボタンがあるので、それをクリックします。
クリック完了後にOps Agentがインストール成功であることを確認しました。
しばらく経つと、メモリのメトリクスも監視できるようになりました。
4. Ops AgentにApacheの監視設定
基本はこちらの手順に従って設定すればOKです。
今回は構成の例に書かれた例の設定ファイルを設定したことで、Apacheのメトリクスなどの情報を監視できるようになりました。
クリックすると、オープン接続数や受信リクエストなど、トラフィック関連の指標が収集されていますね。
参考リンク
- Ops Agent インストールについて
- Apache ウェブサーバー(httpd)