はじめに
FreeBSDでBINDを構築する方法を簡潔にまとめておきます.
あくまでもFreeBSD向けです.それ以外のOSについては,違う記事を参照してください.
そもそもBINDとは?
BIND(Berkeley Internet Name Domain)はオープンソースのDNSサーバであり,現在も幅広く使用されています.
↓参考サイト
https://www.isc.org/bind/
pkgの更新
pkgを最新バージョンにする必要があるので,updateをしましょう.
pkg update
BINDのセットアップ
pkgを最新バージョンにアップデート出来たら,次にBINDのバージョンを探しましょう.
pkg search bind9
多分以下のように出てくるはず.
bind9-devel-9.21.9_2 BIND DNS suite with updated DNSSEC and DNS64
bind918-9.18.37_2 BIND DNS suite with updated DNSSEC and DNS64
bind920-9.20.10_2 BIND DNS suite with updated DNSSEC and DNS64
この中で一番新しいバージョンのBINDを入れましょう.古いバージョンだと,脆弱な場合があるので推奨しません.
pkg install bind920
で最新のBIND9.20のものが入ります.途中で
Proceed with this action? [y/N]:
と聞かれるので,yを選択してください.(pkgのオプションで-yを付けると,この確認メッセージは省略されます.)ダウンロードが終わり,再度プロンプトが表示されると,処理が終了したので入っているか確認しましょう.
/usr/local/sbin/named -v
#もしちゃんと入っていたら以下のように表示される
BIND 9.20.10 (Extended Support Version) <id:>
BINDの有効化
BINDがインストール出来ても,設定ファイルに有効化する旨を記載しないと使えないので,実際に/etc/rc.confファイルに以下の設定文を追記しましょう.
sysrc named_enable="YES"
あとは,サービス起動するだけです.
service named start
で確認しましょう.
service named status
でactiveになっていたら完了です!後は自分好みのDNSサーバを作るためにnamed.conf等設定ファイルを変更しましょう!デフォルトの文が既にnamed.conf内にあるので,それを元に書いてくれたなと思います!