はじめに
『Delphi XE6』 についての概要です。
概要
製品概要です。
項目 | 説明 |
---|---|
製品名 | Delphi XE6 / Appmethod 1.14 |
コードネーム | Proteus |
発売年 | 2014 |
発売元 | Embarcadero Technologies |
ビルドバージョン | 20.0 |
コンパイラバージョン | 27.0 |
BDS バージョン | 14.0 |
サポートプラットフォーム | Windows (32/64 bit) / macOS (32bit) / iOS デバイス (32bit) / iOS シミュレータ (32bit) / Android (32bit) |
前バージョンとの違い
- センサーコンポーネントが VCL / FMX で共通になった
- アプリケーションテザリングコンポーネントが追加された
- DirectX 11 のユニットが追加された
- FireMonkey で多重解像度ビットマップが使えるようになった
- FireMonkey で IMEMode / TabOrder が使えるようになった
- FireMonkey の列挙型の識別子名からプレフィックスが削除された
- IDE のツールバーアイコンがフラットデザインになった
その他
- デフォルトのインストールパスが
%ProgramFiles%\Embarcadero\RAD Studio
から%ProgramFiles%\Embarcadero\Studio
へ変更になった - 『Documentation Insight』が付属しなくなった
- ドキュメントに載っていないユニットスコープのリファクタリングが行われている
- 座標 / ベクトル / 行列関連のレコード及び計算ルーチンが
System.Math.Vectors
ユニットスコープへ移動 - FireDAC における名前のリファクタリングが引き続き進められた
おわりに
このバージョンは 高品質リリース
とされ、製品の改良がメインとなっています。
半年に一度という高速リリースのせいでアップデート費用が嵩むという事で「リチャージプラン」というものができました。
現在のアップデートサブスクリプションに近いものです。
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