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USB フラッシュドライブから起動した Raspberry Pi Desktop [Stretch] を (多分) 安全にアップデートする方法

Last updated at Posted at 2018-04-23

はじめに

"Raspberry Pi Desktop (Stretch) を USB フラッシュドライブから起動して使う" って記事を書いたのですが、USB フラッシュドライブから起動した場合に apt-get upgrade を行うとカーネルが更新されずにカーネルモジュールとのバージョン不一致が起きるようです。

判りやすい所だと mount -t cifs (CIFS によるファイル共有) ができなくなると思います。現象的には以下のレポートと同様です。

USB フラッシュドライブから起動した Raspberry Pi Desktop のカーネル更新方法がよくわからないので、とりあえずの回避方法を書いておきます。なお、apt-get dist-upgraderpi-update でもカーネルが更新されなかった事をお断りしておきます。

(安全な?) アップデート

以下の手順で [パッケージアップデーター] を起動します。

$ pi-gpk-update-viewer

linux_headers- と linux-image- で始まるパッケージのチェックをすべて外します。

image.png

二か所くらいにまとまって存在すると思います。片方はメタパッケージ。

image.png

[更新をインストール] ボタンを押すとパスワードを尋ねられます。

image.png

パスワードを変更していないのなら、パスワードは raspberry です。

パッケージのアップデートにはかなり時間が掛かります。永続ストレージは 2.7GB 程消費します。アップデートが終わったら再起動を行ってください。

おわりに

[パッケージアップデーター] を使う方法でもそんなに手間ではないかと。なお、[パッケージアップデーター] をアプリケーションメニューに表示するには以下の手順で行います。

 1. アプリケーションメニュー (ラズベリーアイコン) から [設定 | Main Menu Editor] 。
 2. メニューエディタ (Main Menu Editor) が開く。
 3. 左ツリーで "システムツール" を選択。
 4. 右ペインで "パッケージアップデーター" にチェックを入れる。
 5. [OK] ボタンを押す。

image.png

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