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【Delphi】WebBroker のための Internet Information Services (IIS) 導入

Last updated at Posted at 2025-08-28

はじめに

WebBroker の記事を書きましたが、Internet Information Services (IIS) のインストールや設定方法は DocWiki にも詳細が (多分) ないので、記事にしてみました。

Internet Information Services (IIS) のインストールと設定

以下、Delphi で作った CGI や ISAPI モジュールを動かせるようにするための基本的な設定です。

■ Internet Information Services (IIS) のインストール

Windows 10 / 11 で IIS をインストールするには [Windows の機能の有効化または無効化] を開き、[インターネット インフォメーションサービス] にチェックを入れます。

[Windows の機能の有効化または無効化] は [ファイル名を指定して実行 (〔Win〕+〔R〕)] から optionalfeatures.exe を実行する事で素早く開く事ができます。

image.png

ツリーを展開し、[World Wide Web サービス > アプリケーション開発機能] にある [CGI][ISAPI 拡張] にもチェックを入れる必要があります。

image.png

正しくインストールされると http://localhost をブラウザで開いた時に次のようなページが表示されます。

image.png

■ 管理ツール

IIS の管理ツールは「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」で、実行ファイルは InetMgr.exe です。

image.png

コントロールパネルの [Windows ツール] からも開けます。

image.png

■ Web サーバーの開始と終了

Web サーバーの開始と終了はサイトを選択し、[Web サイトの管理] から操作を行います (右クリックメニューからも選べます)。

image.png

■ CGI や ISAPI モジュールを使うための設定

・CGI や ISAPI モジュールの利用を許可する

[接続] のコンピュータ名になっているトップノードを選択し、[ISAPI および CGI の制限] をダブルクリックします。

image.png

[機能設定の編集...] をクリックします。

image.png

特定できない CGI モジュールを許可する特定できない ISAPI モジュールを許可する の両方にチェックを入れます。

image.png

・実フォルダを用意する

仮想ディレクトリのためのフォルダを作ります。IIS のファイルは %SystemDrive%\inetpub にあります。wwwroot フォルダが静的ページのルートディレクトリ (/) となります。

CGI / ISAPI モジュールを置くための実フォルダは cgi-bin という名前にします。ファイルがごちゃごちゃするのを避けるため、実フォルダは inetpub の直下に作る事にします。

image.png

アクセス権を設定するため、フォルダを右クリックして [プロパティ] を選びます。[セキュリティ] タブ で [編集] ボタンを押し、ユーザーを追加します。

image.png

[追加] ボタンを押してユーザーを追加します。

image.png

[選択するオブジェクト名を入力してください:] の所に Everyone と入力します。

image.png

[詳細設定] ボタンからでユーザーを検索して Everyone を追加しても構いません。

image.png

[アクセス許可] で フルコントロール にチェックを入れます。

image.png

・仮想ディレクトリを追加する

サイト Default Web Site を右クリックし、[仮想ディレクトリの追加] を選びます。

image.png

仮想ディレクトリを追加します。エイリアス (仮想フォルダ) と物理サブフォルダ名は別々でも構わないのですが、同じにしておいた方が解り易いと思います。

image.png

・仮想ディレクトリ cgi-bin で CGI と ISAPI モジュールを有効にする

仮想ディレクトリ cgi-bin ができたら [ハンドラーマッピング] をダブルクリックします。

image.png

[機能のアクセス許可の編集] をクリックします。

image.png

読み取り のチェックを外し、実行 にチェックを入れます。

image.png

これで cgi-bin フォルダで CGI と ISAPI モジュールが使えるようになりました。逆に cgi-bin フォルダにある静的ファイルはブラウザで閲覧できなくなりました。

image.png

■ CGI モジュールのテスト

Delphi で作った CGI モジュール (*.exe) を実フォルダ %SystemDrive%\inetpub\cgi-bin\ に吐くようにするか、モジュールをコピーし、http://localhost/cgi-bin/<CGI モジュール名> をブラウザで開きます。

■ ISAPI モジュールのテスト

Delphi で作った ISAPI モジュール (*.dll) を実フォルダ %SystemDrive%\inetpub\cgi-bin\ に吐くようにするか、モジュールをコピーし、http://localhost/cgi-bin/<ISAPI モジュール名> をブラウザで開きます。

■ ISAPI DLL を利用する際の注意点

64bit Windows 用に用意されている IIS は 64bit アプリケーションなので、ISAPI モジュール (DLL) も 64bit でビルドする必要があります。

・IIS (64bit) で 32bit ISAPI モジュールを使うには?

過去に作られた 32bit ISAPI モジュールをテスト目的で動かしたい事があるかもしれません。

IIS (64bit) で 32bit ISAPI モジュールを使うには [アプリケーションプール] の詳細設定で 32 ビットアプリケーションの有効化 を True に設定します。

image.png

image.png

おわりに

簡単に IIS のインストール方法と設定を紹介してみました。Delphi の関連書籍にも IIS の設定方法が載っていたりするのですが、多くの場合バージョンが古く現在のものとは設定方法が異なっています。

追記: 2025/08/30

DocWiki にも詳細が (多分) ないので

あったわ!!これ、WebBroker のチュートリアルに入れとけばいいのに。

書き忘れがあったら後で追記します。

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