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Claude Code で何を送っても "API Error: 400 due to tool use concurrency issues" になる詰んだセッションの直し方(/rewind から順に)

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Claude Code で、何を送っても同じ 400 エラーが返ってくるようになったときの救済手順です。/rewind で戻る、claude update で更新する、/clear で捨てる、の順に試せば、たいていは抜けられます。

確認環境は Claude Code 2.1.310、macOS 26.6、2026-10-25 です。

症状

次のどれかが、以降の入力すべてで出続けます。1 回出ると、別の文を送り直しても直りません。

API Error: 400 due to tool use concurrency issues. Run /rewind to recover the conversation.
`thinking` or `redacted_thinking` blocks in the latest assistant message cannot be modified. These blocks must remain as they were in the original response.

後者は、実際には先頭に API Error: 400 ... messages.1.content.0: のような位置の情報が付きます。

結論

  • 会話履歴の中で、ツール呼び出しとその結果(あるいは thinking ブロック)の並びが壊れています。壊れた履歴を毎回送り直すので、何を入力しても同じエラーになります。
  • まず /rewind(または Esc を 2 回)で、エラーが出る前の地点まで戻ります。
  • 戻れない、または戻っても出るなら、claude update で更新してから再開します。それでもだめなら /clear で新しい会話にします。

原因

公式の Error reference(Tool use or thinking block mismatch)には、次の 5 種類が同じ意味として並んでいます。

API Error: 400 due to tool use concurrency issues. Run /rewind to recover the conversation.
API Error: 400 orphaned tool_result in conversation history. Run /rewind to recover the conversation.
API Error: 400 duplicate tool_use ID in conversation history. Run /rewind to recover the conversation.
API Error: 400 ... unexpected `tool_use_id` found in `tool_result` blocks
API Error: 400 ... thinking blocks ... cannot be modified

公式の説明では、tool_use、tool_result、thinking の並びが、API の期待する形と合わなくなった状態です。Anthropic API の側では、ツール呼び出し(tool_use)には直後のメッセージで対応する結果(tool_result)を返す決まりがあり、その規則を破ると tool_use ids were found without tool_result blocks immediately after という 400 が返ります。Claude Code の表示はこれを言い換えたものです。

きっかけとして、issue では次のような報告があります(いずれもユーザ報告で、公式の確定ではありません)。

  • ツールの並列実行が途中で中断された
  • すべてのツールに重い PreToolUse / PostToolUse フックを掛けていた
  • plan モードを抜けた直後
  • --teleport で別環境からセッションを持ってきた
  • PDF を同時に複数読ませた

thinking ブロックのほうは、/resume の直後や圧縮のあとに起きやすいという報告があります。

手元で確かめたこと

この文言が今の Claude Code 本体に入っているかを、実行ファイルを grep して確かめました。壊れたセッションの再現はしていません(本物の認証で履歴を壊す操作になるため)。

claude --version
grep -a -c -F "due to tool use concurrency issues" "$(readlink -f "$(which claude)")"
grep -a -c -F "orphaned tool_result in conversation history" "$(readlink -f "$(which claude)")"
grep -a -c -F "duplicate tool_use ID in conversation" "$(readlink -f "$(which claude)")"

私の環境での出力は次のとおりでした。

2.1.310 (Claude Code)
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2
2

3 つとも 2.1.310 に含まれています。つまり最新版でも、この種のエラーの表示自体は残っています。更新すれば二度と出ない、というものではありません。

直し方

上から順に試します。上の手順で抜けられたら、そこで止めて構いません。

1. /rewind で戻る

Claude Code の入力欄で次のどちらかを行います。

/rewind

または Esc を 2 回押します。エラーが出る前のチェックポイントを選ぶと、会話をそこまで巻き戻して続けられます。公式の対処もこれが筆頭です。チェックポイントの仕組みは公式の Checkpointing のページにあります。

VS Code 拡張では /rewind が出ない時期があり、そのときは同じセッションを CLI で開いて戻した人が多い、という報告が issue にあります。

claude --resume

2. 更新する

claude update

公式は、Opus 4.7 / 4.8 を使っているなら先にこれを実行するよう書いています。v2.1.156 より前の版では、普通にツールを使っているだけで出ることがあり、その状態では /rewind でも直らないとされています。issue の #8763 でも、2.0.24 以降でほぼ直ったという経緯が出ています。

更新したら、いったん Claude Code を終了して、同じ会話を再開します。

claude --continue

3. thinking のエラーだけ: Tab で thinking をオフにする

thinking ... cannot be modified のほうで、/resume の直後に出たときは、Tab キーで thinking をオフにしてから送ると通った、という報告があります(issue #10199)。公式の手順ではなくユーザ報告です。/compact も試す価値はありますが、効かないという報告も同じ issue にあります。

4. /clear で捨てる

/clear

履歴ごと捨てるので確実に抜けられますが、会話の文脈は失われます。続きをやらせたい場合は、/clear の前に、直前までの要点を手元のメモに控えておくと楽です。公式も、redacted_thinking のエラーが続くときの最後の手段として /clear を挙げています。

直らないとき

~/.claude/projects/ の下にあるセッションの .jsonl を手で直したという報告が、issue #10199 にあります。壊れた thinking ブロックを取り除いて再開する方法で、成功報告が複数ありますが、公式の手順ではありません。やるなら Claude Code を終了して、先にファイルをバックアップしてからにしてください。履歴の形式は変わりうるため、この記事では手順を載せません。

同じ原因で出る別のメッセージ

Invalid data in redacted_thinking block も、公式では別項目です。v2.1.282 より前では、拒否されたブロックを保持したまま毎回送るので、以降の入力がすべて同じエラーになります。v2.1.281 以前なら claude update で抜けられ、それでも出るなら /clear です。

Error: No assistant message found も、詰んだセッションのエラーとして検索で出てきます。ただし issue #9936 では、2.0.22〜2.0.26 で @ を使ってディレクトリを参照すると起きた別件で、2.0.27 で修正済みとされています。いま出たなら、まず更新を試すのが妥当です。この項は issue の記述に基づいており、手元では再現していません。

参考

Claude Code で出るほかの英文エラーと、それぞれの対処は、早見表にまとめています。

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