これは AngularJS Advent Calendar 2014 の初日(12/1)の投稿です。
AngulrJS については ADVENTAR にもカレンダーがあるので、このようなイベントに参加する人が Qiita と ADVENTAR でバラけている気がしなくもないですが、当日に初日の枠が空いていたので、夕方になってカッとなって書きますw ですので文量が少なくてすみません。
開発環境については、他の方が書いてくれそうなので、今回は省きます。
(ただ AngularJS に限らず、JavaScript のフロントエンドをやるなら Mac でやったほうが捗るかと思います。)
公式ページやリファレンス
公式ページは https://angularjs.org です。本体ソースは GitHub で公開されています。
API リファレンスは、上記の公式ページのうち、こちらにあります。
⇒ https://docs.angularjs.org/api
あまり知られていない(当たり前すぎる?)かも知れませんが、API リファレンスの各ページの [View Source] ボタンを押すと、本体ソースの該当箇所にジャンプしてくれます。
挙動が分からない場合は、ググるより 本体ソースの実装を見たほうが早い と個人的には思います..
AngularJS の書籍
とりあえずアナログ的に書籍で学習したいという場合、日本語のものは(私が知る範囲では)、次の2冊があります。
日本語での情報がまだ少ないので、手っ取り早く網羅的に知識を得るには、書籍を読むのも一つの手かと思います。
IDE(エディタ)は何がいいか
- AngularJS に限らないのですが WebStorm が使いやすいです。最新バージョンは 9 です。
- ほかの IDE は良く知りません^^;
そもそも JavaScript を知る
AngularJS といえど、そもそも JavaScript が分かっていないと、読んだり書いたりするのは辛いです。下記は AngularJS に特化した書籍ではないですが、JavaScript 全般の知識をサクッと獲得するのにいいなと思った書籍です。
まずは安定のオライリー本から。
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JavaScript 第6版
- ものすごく分厚いのですが.. 「第I部」だけでも読むと、雰囲気が掴めるかと。
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開眼! JavaScript ―言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
- 薄いのでサクッと読めます。
- 既存の JavaScript のソースがなんでこういう書き方してるのん..という疑問に対する答えが書いてある感じ。
もしくは手前味噌ですが、この記事はサーバサイドエンジニアが JavaScript を理解するきっかけとなればと思い、書きました。
⇒ サーバサイドエンジニアでも押えておきたい!コアJavaScriptの基本知識
ムック本だと、技術評論社から出版されている下記の2冊が、昨今の JavaScript の周辺環境を掴むのに最適かと思います。初学者向けに書かれているので、サクッと読めます。
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フロントエンドエンジニア養成読本
- タイトル通り、フロントエンドの周辺環境について網羅しています。
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JavaScriptエンジニア養成読本
- 本書では AngularJS でなく Backbone.js を詳細に紹介していますが、AngularJS についてもその特徴や、Backbone.js との比較など書いてあります。
- CoffeeScript(代替言語。私は AngularJS はこれで書いてます)や Grunt(タスクランナー)の記事もあり、とてもわかり易かったです。
- そのほかコラム等で、JavaScirpt 界隈の歴史的経緯やトレンドなど補足してあり、これから JavaScript やるぞ!という方には参考になります。
おわりに
これから AngularJS を始める方の参考になれば幸いです。あと、最近は AngularJS は下火?のような気がしなくもないですが、向き/不向きの問題かなあと個人的には思っており、バリバリのフロントエンドをやる場合は、確かに本体の黒魔術実装や、他のライブラリと組み合わせられない、という問題は気になるところかなと。
(あと Angular 2.0 では、随分かわりそう?なので、寿命が長いことが今から分かっているアプリケーションだと躊躇するかな。)
ただバリバリでない場合は、サクッとアプリケーションが作れますし(まあ、そのためのフレームワークですし)、私自身も何か実現する場合は、AngularJS は選択肢の一つとして持ち続けて、その都度、何を使うのが判断していくかな、という感じですかね。
なにはともあれ、選択肢は多いにこしたことがないので、実際に AngularJS を触ってみて、得手不得手や使いドコロを知るのも、勉強や経験として悪いことではないかなと思います!