はじめに
Javaでプログラムを書くとき、避けて通れないのが「for文」。
え、ただの繰り返し処理でしょ?
……と思ったそこのトレーナー!
実はfor文って、ちょっと奥が深くて、Javaのあらゆる場面で登場してくる大事な構文なんだ。
この記事では、for文の基本構文から、代表的な書き方、そしてありがちなエラーまで、ピカチュウと一緒にわかりやすく紹介していくよ!
🎓 for文の基本構文
for (初期化; 条件; 更新) {
// 繰り返したい処理
}
-
初期化: ループ開始時に一度だけ実行(例:
int i = 0;
) -
条件: 各ループの先頭で判定。
true
なら続行、false
なら終了(例:i < 5
) -
更新: ループ本体が終わった直後に実行(例:
i++
)
流れは 初期化 → 条件判定 → 繰り返したい処理 → 更新 → 条件判定 → … → 終了 の順!
🔢 代表的なパターン
パターン | 書き方 | 説明 |
---|---|---|
昇順 | for (int i = 0; i < 5; i++) |
0から4までカウントアップ |
降順 | for (int i = 5; i > 0; i--) |
5から1までカウントダウン |
任意ステップ | for (int i = 0; i <= 10; i += 2) |
偶数だけ取り出す |
初期化/更新省略 | for (; i < 5; ) |
変数管理を外で行う |
⚡ ピカチュウ例:技を繰り返し出す
int times = 3;
for (int i = 0; i < times; i++) {
System.out.println("ピカチュウのでんきショック! 回数=" + (i + 1));
}
🐛 よくあるエラーパターン
1. 境界値ミス
for (int i = 0; i <= arr.length; i++) { // NG: <= は範囲外アクセス
System.out.println(arr[i]);
}
➡ 対策: i < arr.length
にする
2. 更新忘れによる無限ループ
for (int i = 0; i < 5; ) {
// i++ を忘れている
}
3. 条件の向きが逆
for (int i = 0; i > 5; i++) { // 一度も実行されない
4. スコープの誤解
for (int i = 0; i < 3; i++) {}
System.out.println(i); // コンパイルエラー
🪄 次回予告
次は配列とfor文のコンビ技!通常forと拡張forの違いを詳しく見ていくよ!
ピッピカチュウ!!
あとがき
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。
「プログラミングって難しい…」って思ってた人も、
「ちょっと楽しいかも…!」って思ってもらえたらうれしいな。
次の投稿も、よろしくおねがいします。
💬 コメント・フィードバック歓迎!
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「次は○○をやってほしい!」などなど、
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