はじめまして。株式会社PRUMでエンジニアをしている人見です。
日々、プログラミング学習や実務の中で、つまずきやすいポイントや、
仕事で起きやすい“ズレ”について整理して発信しています。
誰かの助けになれば幸いです。
1割の信頼されるエンジニアが実行している“問題の出し方”
はじめに
新人の頃って、問題が起きたときほど黙りやすいです。
- もう少し調べてから聞こう
- 自分で解決しないとダメかも
- まだ相談するほどじゃない
- 忙しそうだから後にしよう
こうやって、一人で抱え込んでしまう。でも現場では、これがかなり危険だったりします。
なぜなら、チーム開発で本当に怖いのは、「分からないこと」ではなく、**“止まっていることが共有されていない状態”**だからです。
現場で一番怖い報告
現場でよくある会話があります。
「今どんな状況?」
すると返ってくる。
「実は昨日から詰まっていて…」
これ、かなり怖いです。なぜなら、問題そのものより、
“止まっていた時間”が存在しているからです。
もし昨日の時点で共有されていれば、
- 他の人が見れたかもしれない
- 方針変更できたかもしれない
- 優先順位を変えられたかもしれない
でも、抱え込んでしまうと、チーム側は状況を認識できません。
つまり、判断そのものが遅れる。 これが一番危険なんです。
「問題を隠す」と、チームが判断できなくなる
もちろん、自分で考えること自体は大事です。
- ログを見る
- エラー文を読む
- 原因を整理する
- 仮説を立てる
こういう姿勢は必要です。ただ、問題なのは、
**“抱え続けること”**です。
新人の頃って、
「まだ相談するレベルじゃない」
と思いがちです。でも現場では、相談が遅れる方が
危険だったりします。なぜなら、問題を抱え込まれると、
チーム側が判断できなくなるからです。
信頼される人は「問題 + 仮説 + 判断依頼」を出せる
もし問題が早い段階で共有されていれば、
- 方針変更できたかもしれない
- 他の人がサポートできたかもしれない
- 小さいうちに修正できたかもしれない
でも、抱え込むと問題は見えないまま進み続けます。
だから信頼される人ほど、問題を隠しません。ただ
「困っています」と投げるだけではなく、状況を整理したうえで共有します。
こういう問題が起きています。
自分は○○が原因だと思っています。
△△の方向で直そうと思うのですが、問題ないでしょうか?
つまり、
「問題 + 仮説 + 判断依頼」 をセットで出せるんです。
エスカレーションは「敗北」じゃない
新人の頃って、エスカレーションに苦手意識を持ちやすいです。
- 自分の力不足みたい
- 迷惑をかけそう
- 怒られそう
そう思ってしまう。でも、エスカレーションって本来は、
**“チームとして事故を防ぐ行為”**です。
登山でも、 危険な天候を隠したまま進む方が危ない。
航海でも、 方向ズレを報告しない方が危ない。
じゃあ、開発は?
もちろん、同じです。
問題があるなら、早く共有した方がいい。
それによって、
- 人を増やす
- 方針を変える
- スケジュールを調整する
- 別案へ切り替える
こういう判断ができるようになります。
「問題を早く出せる人」は安心される
チーム開発って、結局“安心感”がかなり重要です。
- 危なそうなら言ってくれる
- 詰まったら共有してくれる
- 無理そうなら早めに相談してくれる
こういう人は、一緒に仕事がしやすい。
逆に怖いのは、
- ギリギリまで黙る
- 大丈夫と言い続ける
- 抱え込んだまま止まる
こういう状態です。
だから現場では、「問題を起こさない人」より、
「問題を早く出せる人」 の方が信頼されるのです。
おわりに
仕事をしていると、問題が起きること自体は避けられません。
大事なのは、“問題が起きないこと” ではなく、“問題をどう扱うか” です。
- 一人で抱え込まない
- 止まり始めたら共有する
- 危なそうなら先に出す
- 判断が必要なら早めに相談する
これだけで、チームの動きはかなり変わります。
そしてたぶん、信頼されるエンジニアって、
「全部一人で解決できる人」ではなく、
“問題を正しく外へ出せる人” なのだと思います。
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