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1割の“信頼される”エンジニアが実行している『問題の出し方』

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Last updated at Posted at 2026-05-29

はじめまして。株式会社PRUMでエンジニアをしている人見です。

日々、プログラミング学習や実務の中で、つまずきやすいポイントや、
仕事で起きやすい“ズレ”について整理して発信しています。
誰かの助けになれば幸いです。

1割の信頼されるエンジニアが実行している“問題の出し方”

image.png

はじめに

新人の頃って、問題が起きたときほど黙りやすいです。

  • もう少し調べてから聞こう
  • 自分で解決しないとダメかも
  • まだ相談するほどじゃない
  • 忙しそうだから後にしよう

こうやって、一人で抱え込んでしまう。でも現場では、これがかなり危険だったりします。

なぜなら、チーム開発で本当に怖いのは、「分からないこと」ではなく、**“止まっていることが共有されていない状態”**だからです。

現場で一番怖い報告

現場でよくある会話があります。

「今どんな状況?」

すると返ってくる。

「実は昨日から詰まっていて…」

これ、かなり怖いです。なぜなら、問題そのものより、
“止まっていた時間”が存在しているからです。
もし昨日の時点で共有されていれば、

  • 他の人が見れたかもしれない
  • 方針変更できたかもしれない
  • 優先順位を変えられたかもしれない

でも、抱え込んでしまうと、チーム側は状況を認識できません。
つまり、判断そのものが遅れる。 これが一番危険なんです。

「問題を隠す」と、チームが判断できなくなる

もちろん、自分で考えること自体は大事です。

  • ログを見る
  • エラー文を読む
  • 原因を整理する
  • 仮説を立てる

こういう姿勢は必要です。ただ、問題なのは、
**“抱え続けること”**です。

新人の頃って、

「まだ相談するレベルじゃない」

と思いがちです。でも現場では、相談が遅れる方が
危険だったりします。なぜなら、問題を抱え込まれると、
チーム側が判断できなくなるからです。

信頼される人は「問題 + 仮説 + 判断依頼」を出せる

image.png

もし問題が早い段階で共有されていれば、

  • 方針変更できたかもしれない
  • 他の人がサポートできたかもしれない
  • 小さいうちに修正できたかもしれない

でも、抱え込むと問題は見えないまま進み続けます。

だから信頼される人ほど、問題を隠しません。ただ
「困っています」と投げるだけではなく、状況を整理したうえで共有します。

こういう問題が起きています。
自分は○○が原因だと思っています。
△△の方向で直そうと思うのですが、問題ないでしょうか?

つまり、
「問題 + 仮説 + 判断依頼」 をセットで出せるんです。

エスカレーションは「敗北」じゃない

新人の頃って、エスカレーションに苦手意識を持ちやすいです。

  • 自分の力不足みたい
  • 迷惑をかけそう
  • 怒られそう

そう思ってしまう。でも、エスカレーションって本来は、
**“チームとして事故を防ぐ行為”**です。

登山でも、 危険な天候を隠したまま進む方が危ない。

航海でも、 方向ズレを報告しない方が危ない。

じゃあ、開発は?

もちろん、同じです。
問題があるなら、早く共有した方がいい。
それによって、

  • 人を増やす
  • 方針を変える
  • スケジュールを調整する
  • 別案へ切り替える

こういう判断ができるようになります。

「問題を早く出せる人」は安心される

チーム開発って、結局“安心感”がかなり重要です。

  • 危なそうなら言ってくれる
  • 詰まったら共有してくれる
  • 無理そうなら早めに相談してくれる

こういう人は、一緒に仕事がしやすい。
逆に怖いのは、

  • ギリギリまで黙る
  • 大丈夫と言い続ける
  • 抱え込んだまま止まる

こういう状態です。

だから現場では、「問題を起こさない人」より、
「問題を早く出せる人」 の方が信頼されるのです。

おわりに

image.png

仕事をしていると、問題が起きること自体は避けられません。
大事なのは、“問題が起きないこと” ではなく、“問題をどう扱うか” です。

  • 一人で抱え込まない
  • 止まり始めたら共有する
  • 危なそうなら先に出す
  • 判断が必要なら早めに相談する

これだけで、チームの動きはかなり変わります。

そしてたぶん、信頼されるエンジニアって、
「全部一人で解決できる人」ではなく、
“問題を正しく外へ出せる人” なのだと思います。


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