はじめまして。
株式会社PRUMでエンジニアをしている人見です。
日々、プログラミング学習や実務の中で
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9割の新人エンジニアがやっている「失礼しました」の落とし穴
はじめに
レビューなどで指摘されたとき、とりあえずこう言っていませんか。
「失礼しました」
「申し訳ございませんでした」
「あ、すみません、直します」
私も以前は、指摘されるたびに 謝り、言われた通りにひたすら直すことを繰り返していました。
そして内心では、
「自分ダメだな」と思っていました。
もちろん、謝ること自体は悪くありません。
ただ一つだけ、問いがあります。
それ、本当に「謝る場面」ですか?
よくある状況
現場では、こんな流れがよく起きます。
指摘を受ける。
とりあえず「失礼しました」と返す。
言われた通りに修正する。
↓
その場はそれで終わる。
↓
でもしばらくすると、
また似たような指摘を受ける。
↓
また謝って、また直す。
ちゃんと対応しているはずなのに、
なぜか同じところで止まり続ける。
そして気づいたら、
「また同じ指摘を受けている」状態になる。
問題は「謝っていること」ではない
ここで切り分けたいのは、これです。
「謝る」ことと「考えずに謝る」ことは別です。
謝ること自体は悪くありません。
問題なのは
何に対して指摘されたのかが
曖昧なまま進んでいること
指摘には、必ず意図があります。例えば、
- ロジックが間違っていたのか
- 設計の考え方がずれていたのか
- 仕様の解釈が違っていたのか
- 可読性や保守性の問題なのか
この整理がないまま修正すると、
原因がわからないまま、結果だけ直すことになります。
「失礼しました」は便利な言葉です。
でも、その便利さが思考を止めてしまうことがあります。
なぜこうなるのか
ここでひとつ、大事なことを補足させてください。
「指摘されるとすぐ謝ってしまう」のは、
あなたの性格が弱いからではありません。
多くの場合、これまでの環境で身についた反応です。
例えば、
- 学校で「間違える=注意される」という経験
- アルバイトで「ミス=迷惑をかける」という意識
- 先に謝った方が場が収まる、という成功体験
こういった積み重ねによって、
「指摘されたら、とりあえず謝る」
という行動が自然に身についていきます。つまりこれは、
その場をやり過ごすために身についた“スキル”です。
そして、この反応に頼りすぎてしまうと
「考える前に終わってしまう」
という状態が起きてしまいます。
指摘は「正解を押し付けるもの」ではない
ここでひとつだけ、視点を変えてみてください。
レビューで言われたことは、
必ずしも「正解」とは限りません。
現場では、
- 前提がズレている
- 情報が足りていない
- 実装の意図が伝わっていない
といった理由で、認識が食い違うことも普通にあります。
だからこそ大事なのは、
「言われたから直す」ではなく
「なぜそう言われたのか」を考えること
その結果、
- 自分の考えが間違っていたと気づくことがある
- 自分の方が妥当だと説明できることもある
理解した上で判断していることが重要なのです
まとめ
「失礼しました」は悪い言葉ではありません。
ただ、それが反射になってしまうと、
気づかないうちに思考を飛ばしたまま進んでしまいます。
大事なのは、
「何に対して指摘されたのか」を理解すること
すぐに修正する前に、
一度だけ 「なぜ?」 と考えるだけでも、
見え方は大きく変わります。
では、どう考えればいいのか。
ここが一番つまずくポイントです。
次回は、「どうすれば思考を止めずに対応できるのか」を、
具体的な方法で整理していきます。
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