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【個人開発】イベント登壇資料集 DevTalks Link をリリースしました!

Last updated at Posted at 2025-09-21

はじめに

初めて個人開発でアプリをリリースしました!
今回の開発では、Cursor にめっちゃ頼りながら 3 か月弱で完成させることができました。

この記事では、DevTalks Link というテックイベントの登壇資料を効率的に探せるウェブサービスの開発過程と、AI を活用した開発の実体験についてお話しします。

アプリの概要

DevTalks Link とは

URL: https://devtalks-link.hisui-app.com/

テックイベントの登壇資料を効率的に探し、その内容を素早く判断できるウェブサービスです。

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主な機能

  • イベント一覧: 登録されたテックイベントの一覧表示
  • セッション資料・動画リンク: イベントごとのセッションの資料と動画のリンク一覧

技術スタック

  • TypeScript: 型安全性を重視
  • Next.js: React フレームワーク
  • Supabase: データベースと認証
  • Vercel: デプロイメント
  • Cursor: AI アシスタント

開発期間

3 か月弱 (2025/06/30 - 2025/09/20)

開発の背景・動機

なぜこのアプリを作ろうと思ったのか

参加や視聴ができなかったイベントの登壇資料、動画を毎回探すのが大変でした。
また、自分で探すと特定の資料しか見ないのですが、他にも似たようなテーマの登壇資料で知識を深めたいと思っていました。

解決したい課題

  • 複数のイベントやプラットフォームに散らばった登壇資料を探す手間
  • あるテーマや技術を基にイベントを横断した資料の検索

技術スタックと開発期間

技術選定の理由

  • Next.js: React の学習コストを抑えつつ、SSR やルーティングが簡単
  • Supabase: データベースと認証が一つのサービスで完結
  • Vercel: Next.js との相性が良く、デプロイが簡単
  • TypeScript: 型安全性でバグを減らしたい

開発期間

約 3 か月間で、週末や平日の夜に開発を進めました。

よかったこと

1. 使いたいものを使える

今回だと、Next.js、Supabase、Cursor など、学習したい技術を自由に選べました。
普段は AWS などインフラ寄りのお仕事をしていますが、
今後アプリケーションの知識が必要になることが見えているので、良い学習機会になりました。

2. お金をゼロに抑える

運用費はゼロにするようにしました。
個人開発初期ぐらいのスケールであれば、どのサービスを使ってもタダ or 少額になります。
ただ、少しでもお金が絡んでくるとモチベ維持やアプリクローズの判断も出てくるので、最初は無料で始めるのがおすすめです。

3. ドキュメント作成が楽

ドキュメント作成が一番気持ちがのらない作業なので、これを AI がやってくれるのが本当に嬉しいです。

4. テスト作成が楽

テストもバンバン作ってくれるので、機能追加やリファクタするときに便利です。

5. プロダクトも運用も完璧を目指さない

  • 管理画面などいらない: 最初は作る気でいたが、自分ひとりしか運用しないし途中で躓いたので思い切って実装しないことに
  • 最小限の機能に集中: とりあえず、登壇資料をまとめられる場所さえあればいいので今回実装した最小限の機能に

イマイチだったこと

1. ほぼコーディングしていない

Next.js は公式チュートリアルをやったぐらいで、アプリの中身を 100%理解はできてないので今後の課題です。

2. レビューに時間がかかる

一度に多くのコードを生成させてしまったので、全てに目を通すことができませんでした。
結局斜め読みでレビューしてコードを追加したので、もっと理解すべきです。

3. 微修正が難しい

  • プロンプトが雑だった: ドキュメント作成して、「この機能つくって」と指示したのでだいぶアバウトでした
  • 想定とは違う修正やバグが全然治らないこともあった: 自分で調べて実装した方が速かったことも

4. 色々リッチにしようとした

DB も SQLite で十分だったのに、Supabase を選んでしまいました。

今後の予定・改善点

追加したい機能

  • 検索機能: テーマや技術で資料を検索できるように
  • オススメの登壇資料: 人気の資料や関連資料の推薦
  • もっとイベントを登録: できれば自動化したい
  • その他: ユーザーフィードバックに基づく改善

技術的な改善点

  • コードの理解: Cursor が生成したコードを斜め読みしかしてないので、ちゃんと理解する
  • プロンプトの改善: より具体的で明確な指示を心がける

ユーザーフィードバックへの対応

あればとっても嬉しいですが、まずは PV を上げなきゃ!ということで
もし、少しでもご興味がある方はアクセスいただけると幸いです。

まとめ

初めて個人開発としてアプリをリリースしました。
自分が欲しいものを作ったんですが、PV が増えたり反応があるととっても嬉しいです。

AI 開発は確かに便利ですが、コードの理解やプロンプトの精度など、まだまだ改善の余地があります。
次回はもう少し自分でコーディングしながら、AI を補助的に使う方法を試してみたいと思います。

DevTalks Link: https://devtalks-link.hisui-app.com/

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