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琉球大学「総合特別講義Ⅴ (DX(デジタルトランスフォーメーション)による地域課題解決)」第3回の作業記録

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この記事は、架空の大学生が演習に取り組む様子を描いたフィクションです。

私は地域公共政策士を目指す琉球大学の大学3年生です。

私が地域公共政策士を目指そうと思ったのは、身近な地域の困りごとについて、「何とかしたい」と思うだけでなく、解決に向けて何ができるかを考えられるようになりたいからです。防災や交通などの課題も、誰の立場から見るかによって、困っていることや必要な支援は違います。自分の思い付きだけで提案するのではなく、地域の人の話を聞き、資料やデータを確かめながら考える力を身に付けたいと思っています。

将来の仕事はまだ決め切れていませんが、地域に関わるときに、住民の思いと実際にできることの両方を考えられる人になりたいです。資格の取得を目標にしながら、提案の理由を自分の言葉で説明できるようになりたい、という気持ちで学んでいます。

今回は、琉球大学の「総合特別講義Ⅴ (DX(デジタルトランスフォーメーション)による地域課題解決)」の第3回目で取り組んだワークショップについて書きます。

演習のテーマは「台風時の避難情報をだれにどう届けるか」です。

架空の地区を題材に、各世帯へ情報を届け、受け取ったかを確かめる方法を考えました。生成AIや教材が示す案をそのまま選ぶのではなく、条件と照らし合わせ、自分の基準で判断するワークショップでした。

授業では、案を選ぶことだけでなく、「どうしてそう判断したのか」を残すことが大切でした。この記事では、私がどんな順番で手を動かし、何を記録して、どこで考え直したかを振り返ります。

第2回で学んだのは、AIに任せる前と後に、自分が何をするかだった

第3回の話に入る前に、第2回で習ったことも振り返っておきます。第2回では、講義資料の第1~9章を使い、生成AIの利用ルールや学習への影響、AIへの依頼の仕方を学びました。私にとっては、便利な使い方を覚えるだけでなく、「どこを自分で考えるのか」を整理する授業でした。

「文章ができた」と「自分が分かった」は違う

まず印象に残ったのは、生成AIの文章が自然でも、内容が正しいとは限らないということです。出典らしいものが書いてあっても、実在するか、その内容が主張を支えているかは別に確かめる必要がありました。

それに、AIを使って課題を仕上げられても、自分で説明できるようになったとは限りません。授業で紹介された研究からも、AIを使える練習中の成績と、その後に支援なしで解く成績は、分けて見る必要があると学びました。一方、学習を支えるように設計されたAIで成果が上がった研究もあり、「AIを使えば必ず力が落ちる」「使えば必ず学べる」のどちらとも言えませんでした。

「認知負債」という言葉も出てきました。自分で考える練習までAIに任せ続けたら、あとで必要になることを自分で説明できるだろうか。私には、自分の理解を振り返るきっかけになりました。AIを一度使えば脳が傷つく、という話ではありません。研究ごとに対象や課題、測っているものが違うので、結果を大きく言い過ぎないことも学びました。

AIに任せても、人が引き受ける仕事は残る

では、リスクがあるのに、なぜ生成AIを学ぶのでしょうか。私が納得したのは、自分が操作するためだけでなく、AIが作った提案を示されたときに、根拠や前提を点検できるようになるため、という説明でした。地域課題の提案でも、きれいな文章かどうかと、地域の条件に合うかどうかは別です。

講義資料では、人に残す仕事を六つに整理していました。AIに頼む前には、目的を定め、案を見る前に評価基準を決め、頼む範囲を決めます。出力を受け取った後は、根拠を確かめ、採用・修正・棄却を決め、最後にAIを閉じて自分の言葉で説明します。根拠が足りなければ、理由と次に確認することを残して保留することもできます。

利用ルールの確認も、その前提でした。授業でAIを使えることと、何でも入力できることは違います。今回は個人情報や非公開情報を使わず、教員が確認した入力範囲で取り組み、外部検索や資料アップロードもしない決まりでした。公開されている講義資料でも、丸ごとAIへ貼り付けてよいわけではないと確認しました。

うまい指示文を探すより、目的と条件を確かめる

操作の方法として学んだのが、メタプロンプト生成法です。自分の目的を伝え、不足している情報をAIに1問ずつ聞かせ、その回答をもとに実行用の指示文(プロンプト)を作らせます。質問を分けるのは、同時に抱える問いを減らし、一つずつ考えやすくするためでした。

これは、指示文の言い換えだけでなく、AIが使う目的や前提などの情報を整える「コンテキストエンジニアリング」の一つの方法として習いました。分からないことを聞かれても、もっともらしく埋めずに「未確認」と答えます。質問が終わったからといって、地域の調査まで済んだことにはなりません。

授業では、できたプロンプトを人が点検・承認してから実行する条件も加わっていました。AIに指示文を作る補助を頼んでも、何をさせるかの確認や、出力を採用する判断まで渡すわけではありません。第2回の最後の短い練習でも、個別操作だけでなく、講師デモや模擬例で質問・依頼文・出力を点検する進め方がありました。

授業を受けて、AIに聞く前と答えを読んだ後が変わった

以前は、分からないことがあると、まずAIに聞いてみることが多かったです。分かりやすい答えが返ってくると、それを読んで納得しただけで、自分でも分かったつもりになっていました。「よい答えを出してもらうこと」に意識が向いていたと思います。

第2回を受けてからは、AIを開く前に「何を知りたいのか」「自分はどう考えているのか」を短く書くようにしました。そのうえで、利用ルールと入力してよい範囲を確認し、整理を手伝ってほしい部分を絞ります。自分で考える練習をしたいときは、すぐにAIへ聞かず、まず自分で取り組むことも選ぶようになりました。

答えを読んだ後も、「分かりやすい」で終わらず、根拠があるか、知らない条件が足されていないか、自分の目的に合っているかを見るようになりました。まだ、つい答えを頼りたくなることはあります。それでも、「AIの説明を読めた」と「自分で説明できる」を分けて考えるようになったのは、私にとって大きな変化でした。

第3回では、この流れを一つの地域課題で試します。私は「まず自分で目的と基準を書く。案が出たら根拠を点検する。最後は見ずに説明する」という順序を、今回のワークショップでも意識することにしました。

第三回目の講義で何に取り組んだのか

使った教材は、地域公共政策士のための生成AI活用ガイドです。第3回は、いきなりAIに解決案を聞く授業ではありませんでした。先に自分で考えて記録し、その後でAIや教材の案を点検する、という順序で取り組みました。

まず、第10章の前半では、AIを使わずに作業しました。冒頭で10-2節の架空地区と届け方を確認したときは、まだ書き始めませんでした。続いて講師が用意したワークシートを開き、条件表へ戻って、「分かっていること」と「まだ分からないこと」を整理しました。「誰の何が困りごとなのか」「どうなれば改善したと言えるのか」を自分で書き、案を比べる評価基準を二つ決めて、理由も残しました。比較する案はまだ作らず、AIにどこまで任せるかを考え、個別操作をする場合も送信前の準備までにとどめました。

AIを個別に操作する人は、その準備の後で、第11章の指示を使って対話へ進みます。自分で決めた目的や基準をもとに質問へ答え、生成されたプロンプトを点検します。点検を終え、実行してよいと判断した人だけが、講師の合図後に承認を返信します。AIに比較する2案を出してもらうのは、その後です。ただし、第10章を全部終えてから第11章へ進むのではなく、第10章のステップ6で第11章を参照する構成でした。

案が示された後も、判断は人が担います。第12章を参照して主張の根拠を確かめ、自分の基準で2案を比較しました。第13章では、判断理由や未確認事項の残し方を確認しました。記録は最初から同じワークシートに追記し、最後はAIも資料も記録も閉じて、自分の言葉で説明します。

章の番号を順番に追うのではなく、必要な参照先を読んだら、第10章の取り組んでいたステップに戻りました。個別操作の人が使う指示も含め、参照先と戻り先を整理すると、次のようになります。

取り組む作業 講義資料の参照先 戻って続ける作業
送信前の文面を準備する 11-1節の指示例 10-5節で準備を確認し、まだ送信しない
質問やプロンプトを点検する 11-2節の点検項目 10-6節の対話・点検・承認の流れへ戻る
主張の根拠を点検する 12-1節の模擬出力など 10-7節で、自分が使う2案を点検・比較する
案全体の採否を考える 12-4節の判断の観点 10-8節で結論と次の確認事項を書く
記録を見直す 13-1節の8項目 10-9節で同じワークシートを見直す
最後に自分で説明する 13-3節の4問 10-10節で自力回答し、提出案内を確認する

前半で振り返るのは、模擬対話と模擬出力を使った取り組みです。自分でAIを操作しなくても、示された案を自分の基準で点検するところは同じでした。

個別操作の様子は、後半に別の受講生の体験を想定して追記しています。教材の例を使った場合と、自分でAIを操作した場合を、混ぜずに読めるようにしました。

これから同じ演習をする人向けに、私の具体的な基準や回答例は折りたたんでいます。まず自分で書いてから読むと、考え方の違いを比べやすいと思います。この記事の例は正解ではなく、授業では教材と講師の案内が優先です。

授業外に一人で復習する場合の進め方も、講義資料に示されています。利用条件や講師の合図を確認できない場合はAIへ送信せず、模擬例で進めます。自分で主張と照合先を書いた後に12-1節の確認例を読み、共有がなければ「共有は未実施」と記録して、自分のワークシートを見直します。最後は資料と記録を閉じ、設問だけを見て答えます。こうした復習を、授業で実際に操作・共有・提出した経験と混ぜないことも大切だと受け止めました。

1.講師が用意したワークシートに記録するようにした

私は、講師が用意した「生成AI活用ハンズオン_ワークシート.docx」に、演習の過程を記録することにしました。作業のたびに別のファイルを作るのではなく、同じワークシートに追記していく形にしました。あとで「どの条件を見て、なぜ変えたか」を追えるようにするためです。

最初にワークシートを開き、記録する内容を10-1節の八つの項目で確認しました。最後の4問には、記録とは別の回答用紙を用意しました。13-3節の設問だけを転記し、回答や判断のメモはまだ書きませんでした。問いを用意したら10-1節へ戻り、記録の準備を続けました。

【課題と当事者】

【目的・基準と案の比較】

【点検に使ったもの】

【メタプロンプトの過程】

【採用・修正・棄却】

【暫定の結論】

【次に調べること】

【AIを使う価値】

記録の冒頭には、AIも教材の説明も見ず、「依頼前に自分が決めること」「出力後に自分が確かめること」を書きました。説明を聞きながら思い出すのではなく、一度自分で書き出してから、講師の説明で補足しました。

うまく言葉にできない部分は、そのままメモに残しました。ワークシートと回答用紙を用意し、講師の合図で条件の整理へ進みました。

2.「分かっていること」と「分からないこと」を分けた

ここからは、講師から与えられた「台風時の避難情報をだれにどう届けるか」という課題に取り組んだ過程です。最初の作業は、届け方の案を考えることではなく、検討の前提を整理することでした。まだAIは使わず、講義資料の10-2節を読み、「条件として示されていること」と「まだ確認されていないこと」を分けました。

まず、対象となる世帯と、今回検討する範囲を確かめました。

項目 教材の設定
対象 架空の地区の100世帯
スマートフォンを使う世帯 60世帯
スマートフォンを使わない世帯 40世帯。使う60世帯とは重複しない区分
検討すること 避難情報の届け方と、受け取ったかを確かめる方法

世帯数は授業用の架空設定で、実際の沖縄の統計ではありません。実際の災害時にどう行動するかを決める演習でもありません。

届け方の候補は、Aがスマートフォンへの配信、Bが電話、Cが戸別説明、Dが放送でした。ただし、使える連絡先・人員・設備・実施時期などは未確認です。詳しい条件は10-2節で見直し、今回は予算や費用の計算には踏み込みませんでした。

ワークシートの「課題と当事者」には、100世帯という対象と、スマートフォンを使う60世帯・使わない40世帯という区分を記録しました。届け方の候補A~Dも、比較に使える手段として整理しました。ただし、候補が示されていることと、実際にその手段を使えることは別です。

そこで、電話を使える連絡先があるか、連絡や戸別説明を担う人員がいるか、放送設備が使えるかなどを、条件表で確かめました。これらは未確認なので、使える前提にはせず、「次に調べること」へ分けて書きました。情報を受け取ったかをどう確認するか、住民がどの方法を希望し、同意しているかも、分からないまま残しました。

このように、与えられた数値や候補は検討の前提として記録し、実施できるかどうかに関わる不明点は、次に確かめる問いにしました。空欄を想像で埋めず、どこまで分かっていて、どこからは調べる必要があるかを見えるようにしたかったからです。

自分で条件と不明点を整理してから開く:私のメモと、やめた思い込み

「次に調べること」の欄には、分からないことを次のような問いの形で残しました。

電話番号は把握されているのか。連絡や説明をする人はいるのか。受け取ったかは、どう確かめるのか。

最初は「スマートフォンを使わない人には電話すればよい」と考えかけました。でも、電話を使えるかどうかは条件にありません。自分が思い付いた方法と、実際に使える方法は分けないといけません。

また、「使わない40世帯」を、そのまま「高齢者40世帯」と書くのもやめました。年齢は与えられていないからです。人数が書いてあると、つい具体的な住民像まで想像してしまいますが、それも今の段階では推測でした。

条件を整理した後、自分がどの方式で演習を進めるかを確認しました。個別操作・講師デモ・模擬例という方式があり、私は模擬例を使いました。「点検に使ったもの」には、その方式と、質問・プロンプト案がある8-5節、模擬出力がある12-1節を記録しました。

自分でAIを操作する場合は、利用環境と入力範囲の許可を確かめる決まりでした。10-2節の入力用条件の候補も、掲載されているだけで入力してよいわけではありません。許可が分からないまま送信しないことを確認し、次の合図で、目的と基準を考える作業へ移りました。

3.案を見る前に、自分の目的と基準を二つ書いた

条件を分けた次は、この課題で何を改善したいのかを自分で決める作業でした。講義資料10-3節の問いを見ながら、対象となる世帯、情報を届ける経路、受け取りの確認を順に考えました。この間はAIも記入例も使いませんでした。

まず、第2節で書いた世帯の区分を読み返し、「誰の、何が困りごとか」を1文にしました。次に、情報を届ける仕組みを用意することと、相手が受け取ったかを確かめることを分け、「どうなれば改善したと言えるか」を書きました。前者の困りごとは「課題と当事者」、後者の目的は「目的・基準と案の比較」に残しました。

続いて、後で2案を比べるときに、どこを見て判断するかを二つ決めました。基準の名前だけでは比較しにくいので、それぞれについて「なぜ、この課題で重視するのか」も書き添えました。理由は、世帯の区分や今回の目的と結び付けて考え、住民の希望などの未確認事項を根拠にはしませんでした。

10-3節にある六つの問いは、考えを整理する手掛かりです。別の提出用紙は作らず、答えは最初の八つの欄に分けて書きました。「基準1と理由」「基準2と理由」を対応させ、案の比較を書く場所は空けておきました。まだ案を作ったり、どの届け方を選ぶか決めたりする段階ではなかったからです。

目的を書いた後と、基準と理由を考えた後に、講師の合図で手元の内容を確かめました。書けていない欄には「未完了」と記し、迷っている点も残す決まりです。例を写したり、AIに基準を作らせたりして、考え終えたことにはしませんでした。

自分の目的・基準二つ・理由を書いてから開く:私の記入例

模擬出力を開く前に、自分が何を目指すのかを書きました。

スマートフォンを使うかどうかにかかわらず、避難情報を届ける経路を検討する。受け取ったかを確かめ、確認できない世帯への対応も考える。

評価基準は、次の二つにしました。

自分で置いた基準 この基準にした理由
スマートフォンを使わない世帯にも、情報を届ける経路があるか スマートフォン向けの仕組みだけでは、使わない40世帯への経路にならないため
受け取りを確認でき、確認できない場合の対応を考えているか 今回の目的は、情報を送って終わりではないため

「便利そうか」「新しい技術を使っているか」ではなく、今回の困りごとに合っているかを見ることにしました。

この段階では、どの方法を選ぶかまでは決めていません。後で出てきた案に合わせて基準を変えないよう、先に記録へ残しました。

4.条件を見直し、AIに任せる範囲を決めた

ここでは、第2節の条件メモと、第3節で書いた目的・基準を並べて読み返しました。10-2節の条件表に戻り、スマートフォンの利用区分は与えられた条件、電話の連絡先や担当者の確保は未確認、という違いを確かめました。

見直したのは、候補の名前だけで実施できると思い込んでいないか、という点です。「Bは電話」という設定から、「電話番号がそろっている」「連絡する人がいる」とまでは言えません。条件にある事実は「課題と当事者」に、利用できるか分からない点は「次に調べること」に追記しました。

そのうえで、AIに何を頼み、人が何を引き受けるのかを分けました。AIに求めるのは、A~Dから比較できる2案を示すことです。各案には、手段の組み合わせだけでなく、その理由、届きにくい人、受け取り確認の候補、未確認事項も付けてもらいます。こうした項目があれば、自分の基準で点検する材料になると考えました。

一方、評価基準を決めること、住民や担当者に事実を確かめること、案の採否を決めることは、AIへ任せない範囲です。依頼する内容と、この線引きを「点検に使ったもの」に残しました。私は模擬例で進めるので、実際の依頼文を送るのではなく、教材のプロンプトがこの範囲に収まっているかを見る準備でした。まだ案は読まず、比較表も作りませんでした。

個別操作の準備へ移る合図で、課題・目的・基準二つと理由がそろったかを確認しました。不足がある場合は、個別操作をせず、8-5節・12-1節の模擬例へ進む決まりでした。模擬例に切り替えても、他の人の基準を写して自分が決めたことにするわけではありません。未完成の部分と迷いは、そのまま記録に残します。

5.AIを操作する場合と、教材の例を使う場合の違いを確認した

次に、対話や出力を点検するための材料を手元にそろえました。私は模擬例を使うので、講義資料8-5節で質問とプロンプト案の位置を確認しました。12-1節には後で使う2案があることも確かめましたが、折りたたまれた確認例はまだ開きませんでした。別のプレゼン資料を探すのではなく、同じ講義資料の中を参照しました。

自分のワークシートでは、第3節で書いた目的・基準と理由を見返せるようにしました。次の作業で、教材の回答を写すのではなく、自分の基準を使って質問への回答案を書くためです。個別操作をする人は、この準備に加えて送信用の文面を作ります。違いをまとめると、次のようになります。

方式 最初に確認するもの 送信・点検に向けて用意するもの
個別操作 利用環境、利用・入力許可、10-2節の入力用条件の候補のうち教員が確認した範囲 教材11-1節の指示に、自分の課題・目的・基準と、許可された条件を記入した送信前の文面
模擬例 講義資料8-5節の質問・プロンプト案と、12-1節の出力 自分の目的・基準を見返し、質問への回答案を書く準備。12-1節の確認例はまだ開かない
講師デモ(実施される場合のみ) 全体デモで実際に示される対話と出力。デモがなくても講義資料の模擬例で進める 観察した質問への回答案や、プロンプトへの判断を記録する準備

個別操作では11-1節の指示と制限を使い、教員が指定した条件と、自分の課題・目的・基準を入れると確認しました。記事や講義資料の全文を、そのままAIへ貼り付けるわけではありませんでした。

住民の個人情報、非公開の業務情報、他の受講者の投稿は入力しない決まりでした。外部検索、資料アップロード、外部データとの連携も使いません。AIに聞かれた情報が分からない場合も、推測で埋めないことになっていました。

私の「点検に使ったもの」には、模擬例を使うこと、日付、講義資料名、参照する8-5節・12-1節を残しました。後から、何を読んで判断したのかをたどるためです。個別操作なら、AIサービスや送信前の文面も残す欄ですが、私は操作していないので、実際のAIとのやり取りがあったようには書きませんでした。

送信開始の合図までは、個別操作の人も送信しない流れでした。その時点で利用・入力許可と文面に不足があれば、送信せず模擬例へ切り替えます。講師に一人ずつ見てもらう時間や、遅れて操作を始める時間はないことも確認しました。

6.質問への答え方と、プロンプトの内容を確かめた

10-6節の進行を見ながら、まず8-5節の模擬質問を読みました。聞かれていたのは、比較で特に重視する点です。そこで、第3節で自分が決めた二つの基準を読み返し、相手へ伝わる回答の形にして「メタプロンプトの過程」へ書きました。教材にある回答を、そのまま自分の回答にはしませんでした。

次に、8-5節の実行用プロンプト案を読み、自分の目的や基準を反映できる文面かを点検しました。私は模擬例を使ったので、実際にAIへ修正を送るのではありません。「自分ならどこを直すか」「なぜ直すか」を記録する作業でした。個別操作との違いは、次のように整理しました。

作業の段階 個別操作の場合 模擬例の場合
質問への回答 送信開始の合図後、準備できた人だけ指示を送信し、必要な質問に1問ずつ答える。不明なことは不明と伝える 8-5節の質問に、自分ならどう答えるかを書く
プロンプトの点検 生成された実行用プロンプトを点検・修正する。まだ承認返信は送らない プロンプト案を読み、自分なら修正するか、承認してよいかを理由とともに書く
承認と出力の確認 本人が点検を終えた場合だけ、実行承認の合図後に「実行を承認」と返信する 12-1節の模擬出力を読む。自分が実行したとは記録しない
点検する主張の選択 出力から、条件と照合したい主張を一つ選ぶ 模擬出力から、条件と照合したい主張を一つ選ぶ

プロンプトの点検では、11-2節の項目と文面を照らし合わせました。自分の課題・基準を使って2案を示す指示になっているか、条件にない事実や住民意向を足していないかを、一つずつ確かめました。最終案をAIが決める指示や、外部資料・入力できない情報を求める指示がないかも見ました。

自分の二つの基準が、案の説明にどう反映されるかも考えました。単に「2案を出す」だけでは点検に足りないと思った箇所は、修正したい文と理由を対応させて残しました。基準そのものをAIに作り直させるのではなく、自分が決めた基準で比べられるようにするためです。

個別操作の説明では、AIが質問せずにプロンプト案を出したら、「質問はなかった」と残して先に読むと確認しました。無理に質問を追加させず、実行承認の合図までは承認返信を送らない決まりです。本人の点検と教員の利用・入力許可は別で、承認前に出た回答も、承認済みの実行結果にはなりません。

実行承認の段階へ進む合図の後は、12-1節の模擬出力を読みました。「点検に使ったもの」に、出力の出所が講義資料12-1節であることを追記しました。質問への回答案、プロンプトへの修正案と理由は「メタプロンプトの過程」に残し、実際に送信・承認した記録とは分けました。最後に、2案から条件と照合したい主張を選び、次の点検へ進みました。

振り返りノート:個別操作が間に合わない場合の区切り

区切り 個別操作で確認すること 不足している場合
プロンプト点検へ移る合図 実行用プロンプト案が手元にある 未完了の段階を残し、8-5節のプロンプト案を読む
実行承認の合図 本人が点検を終え、実行してよいと判断した 承認返信をせず、12-1節の模擬出力へ切り替える
主張の選択へ移る合図 承認後の出力があり、2案を読める 12-1節へ切り替え、追加生成や遅れた出力は待たない

模擬例へ切り替えた後は、その授業中に個別のAI対話へ戻らない決まりでした。AIとの接続が回復しても、前の操作を追わず、講義資料の進行表で現在の作業を確かめ、模擬例で合流します。資料は保存や印刷で参照できるようにしておき、手元で読めない間は未完了の段階と不明点を残します。操作の問題は「メタプロンプトの過程」に記録し、個別の返答やデモ開始を待たないと確認しました。

自分で質問への回答案とプロンプトへの判断を書いてから開く:私の模擬対話の記録

教材8-5節には、AIが「比較で特に重視する点は何ですか」と聞く模擬対話があります。私は、自分ならどう答えるかを記録しました。

スマートフォンを使わない世帯への経路と、受け取りを確認できない場合の対応を重視します。

続いて、AIへ実行させるためのプロンプトの例を読みました。そこには、届け方を2案示すこと、未確認事項を付けること、住民の意向や政策効果を作らないことなどが書かれていました。

私が確認したのは、「自分の二つの基準が、どちらも比較に使われるか」です。「届け方を2案」とだけ頼むと、手段の説明は出ても、受け取り確認の違いを比べにくそうです。

そこで、記録には修正案として、次の一文を足しました。

二つの評価基準それぞれについて、各案の検討できる点と、まだ確認が必要な点を示してください。

ここでは、実際にAIへ送信したわけではありません。「自分ならこの条件を加えてから、実行してよいか確認する」という、教材のプロンプトに対する判断です。

7.まず自分で主張を点検し、その後で2案を比較した

点検の対象は、講義資料12-1節の2案です。まず、それぞれの文章を「どの手段を組み合わせるか」「その組み合わせについて何を言っているか」に分けて読みました。手段の候補と、その効果や住民の希望についての説明を、一まとめで受け入れないためです。個別操作なら自分の出力を対象にし、教材の例と両方を最後まで点検する必要はありませんでした。

取り出した主張ごとに10-2節の条件表へ戻り、裏付けとなる記載があるかを探しました。記載がなければ、否定された事実と決めるのではなく、何が未確認なのかをメモしました。第3節で書いた目的・基準と合っているかも、別に確かめました。

ここでは、確認例を開く前に、「どの主張を、どの条件や不明点と照合するか」を自分でメモしました。12-1節の折りたたんだ確認例だけでなく、12-2~12-4節の判断例も、まず自分で点検するまでは読みませんでした。個別操作の場合も、模擬例と同じ問題が出ているとは限らないので、自分の出力を読む必要があると確認しました。

最初のメモは「採用・修正・棄却」の欄に残しました。出所を「講義資料12-1節の案1・案2」とし、取り出した主張と、照合する条件や不明点を先に書きました。この段階では、下の表の判断欄は空けておきました。確認例を読み、2案を比較してから、判断と根拠を追記しました。

点検する主張と出所 照合する条件・目的・基準 主張への判断と根拠 残る確認事項
点検対象から主張を一つ取り出し、出所を書く 条件の記載箇所や、何が未確認かを書く 後で採用・修正・棄却・保留と理由を追記する 誰に何を確かめるかを書く
模擬例で進める人へ:目的・基準を書いた後、点検対象の2案を開く(解説ではありません)

比較に使ったのは、教材12-1節にある次の模擬出力です。実際のAIの回答を採取したものではなく、点検の練習用に作られた文章です。

案1:AとBを組み合わせる。スマートフォン配信と電話があれば、全世帯へ確実に届く。受け取りを確認する必要はない。
案2:BとCを組み合わせる。電話と戸別説明なら、住民もこの方法を希望している。

Aはスマートフォンへの配信、Bは電話、Cは戸別説明です。

自分で点検した後に、12-1節の折りたたまれた確認例を開きました。これが全員で確認する共通解説で、講師の補足がある場合も、本文の説明と照らし合わせます。自分が調べた条件と、解説が根拠にしている条件を比べ、見落とした点を確かめました。合図までにメモが終わらない場合は「未完了」と記して解説へ進む決まりでした。

その後、模擬例の2案に戻り、「目的・基準と案の比較」に次の形の表を作りました。行には案名と出所、列には第3節で決めた二つの基準を置きました。案ごとに、基準から検討できる点と、条件が足りず判断できない点を書き分けました。手段の多さや文章の印象ではなく、同じ基準で両方を見るためです。

案と出所 自分の基準1から見た点 自分の基準2から見た点 未確認事項
案1・出所を記入 自分で評価と根拠を書く 自分で評価と根拠を書く 不明点を書く
案2・出所を記入 自分で評価と根拠を書く 自分で評価と根拠を書く 不明点を書く

比較の後に、最初の「採用・修正・棄却」のメモへ戻りました。条件に基づく主張は採用し、条件を付け直せる説明は修正し、根拠を示せない断定は採用しない、というように理由を添えました。判断材料が足りないものは保留です。ある説明を退けることと、その説明を含む案全体を使わないと決めることは、分けて考えました。

主張ごとの採否を考える前に比較メモがあるかを確かめ、次の合図で案全体の判断へ移りました。未完了の欄は、その旨を残して先へ進める決まりです。基準が未完成でも、他の人の例で埋めるのではなく、条件と照合できる範囲と、自分の迷いを残す流れでした。

自分で点検し、共通解説・比較・主張の採否の記録を終えてから開く:私の点検と比較の例

最初に解説を開くのではなく、私は文章を一つずつ区切りました。「届け方の候補」と「その届け方がよいと言う理由」を分け、後者の根拠を条件表で探しました。

「全世帯へ確実に届く」の根拠がない

案1には、スマートフォン配信と電話という二つの経路があります。スマートフォンを使わない世帯への別経路を考えている点は、候補として残せそうでした。

でも、「確実に届く」とまでは言えません。連絡先も、通信が使えるかも、応答がないときの対応も分からないからです。

私は記録に、こう書きました。

配信と電話の組み合わせは比較候補として残す。ただし、全世帯への到達を保証する説明は採用しない。

方法そのものと、その方法に付いた強すぎる説明は、別に扱うことにしました。

「受け取りを確認する必要はない」は目的と合わない

ここは、自分が最初に書いた目的と比べました。

今回したいのは、情報を届けて、受け取ったかも確かめることです。それなのに確認不要としてしまうと、目的の一部がなくなってしまいます。

私はこの主張を採用せず、次のように書き換えました。

受け取りの確認方法と、確認できなかった世帯への対応を検討する必要がある。

電話で応答を得る、説明時に確認する、といった候補は考えられます。ただし、それが全世帯でできるかは未確認のまま残しました。

「住民も希望している」は、調べないと分からない

案2のこの説明については、条件表に意向調査の結果があるかを探しました。でも、ありませんでした。

そこで、住民が希望しているという主張は採用しませんでした。ただし、希望していないと決めたわけでもありません。

住民の希望は不明。本人たちへ確認する事項として残す。

最初に残した主張と照合先のメモを、12-1節の確認例と照らし合わせました。その後、自分の2案を比較し、主張ごとの採否と根拠を記録する段階で、上の判断を書きました。

同じ二つの基準で比較しても、すぐには選べなかった

問題のある説明を外してから、届け方の組み合わせを比べ直しました。

比較する案と出所 非利用世帯への経路 受け取りの確認 残った不明点
スマートフォン配信+電話(12-1節の模擬例・案1) 電話を別経路として検討できるが、使える連絡先があるか不明 電話の応答などを候補にできる。配信後の確認や、不通時の対応は未確認 連絡先、通信、担当者、確認できない場合の対応
電話+戸別説明(12-1節の模擬例・案2) スマートフォンを前提としない経路を検討できるが、全世帯で利用できるか不明 会話で確認する候補はある。不在時や説明できない場合の対応は未確認 連絡先、人員、実施できる時期、住民の希望

電話と戸別説明の案にスマートフォン配信がないからといって、スマートフォンを使う60世帯が対象外になるわけではありません。手段の名前だけで、対象者まで決めないようにしました。

一方で、「電話と戸別説明の方が丁寧だからよい」とも、ここでは決められません。誰が、いつ、どのように実施できるかが分からないからです。

私はどちらにも点数を付けませんでした。分からない条件を、何となくの数字に置き換えたくなかったからです。

8.案の採否と次の調査を、自分の基準から考えた

主張ごとの点検を終えたら、比較表を読み返し、今の条件で案全体をどこまで判断できるかを考えました。12-4節も参照し、二つの基準に照らして、検討を続けられる部分と、採否を決める前に確かめる必要がある部分を分けました。

ここで見たのは、届きにくい世帯への経路、受け取り確認の候補、連絡や説明を行う体制です。たとえば、電話という候補を残せても、連絡先や担当者が未確認なら、実施できるとは言えません。教材の元の案と出所は消さず、自分が直した説明と、その理由を区別しました。

「暫定の結論」には、採用・修正・不採用・保留のどれにするかと、その理由を書きました。結論の言葉だけで終わらず、どの基準と条件を根拠にし、何がまだ分からないかも残しました。具体的な結論は、下の折りたたみに載せています。

「次に調べること」では、不明点をそのまま並べるのではなく、「何を」「誰やどの資料に」「何の判断のために」確かめるかを対応させました。その中から、先に決めた基準に直接関わる問いを選び、最初に確認したい項目にしました。調査の計画を立てただけで、住民や担当者へ実際に問い合わせたわけではありません。

最後に「AIを使う価値」を書きました。候補を自分で考える場合と、示された候補を点検する場合を比べ、案を得る補助と、根拠を確かめる手間を分けて考えました。私は模擬例を使ったため、実際のAI操作の速さや使いやすさは評価せず、教材の案を検討して分かった範囲を記録しました。

全体共有へ移る合図で、結論と理由、次に確認することが一つあるかを見直しました。未完了でも、その旨を残して全体共有へ進む決まりでした。2案とも不採用でもよく、必ず一つ選ぶ課題ではないことも、結論を考える手掛かりになりました。

自分の結論・理由・次の確認事項を書いてから開く:私が選んだ結論と調査項目

私の判断は「二つとも候補に残すが、採用は保留」

結論を書くところでは、少し迷いました。二つの案を比べたのだから、最後はどちらかを選ぶ必要があるように感じたからです。

ただ、今ある情報では、どちらも受け取り確認まで実施できるとは言えません。そこで、「暫定の結論」にはこう書きました。

スマートフォン配信と電話、電話と戸別説明の両方を、修正した比較候補として残す。連絡先、担当体制、受け取りの確認方法が分からないため、どちらを採用するかは保留する。

これは、「二つとも同じくらいよい」という結論ではありません。選ぶための情報が足りないので、その不足を先に確かめるという判断です。

「分からない」で終わらせず、次に調べる相手まで書いた

保留とだけ書くと、その先に何をすればよいか分かりません。そこで、不明点を確認先とセットにしました。

確かめたいこと 実際の地域で検討するなら、誰・何に確かめるか
スマートフォンを使わない世帯が使える経路と、受け取りを確かめる方法 対象世帯の希望や同意、連絡方法を把握している担当
連絡や説明を担える人がいるか 実施する側の担当者や、体制を確認できる資料
戸別説明を行える時期・安全上の条件 関係する担当部署や、対応手順
連絡がつかず受け取りが分からない場合、誰がどう対応するか 情報伝達の運用担当や、確認・対応の手順

最初に調べる問いは、スマートフォンを使わない世帯が使える経路と、その受け取り確認にしました。自分の二つの基準に直接関わるからです。

もちろん、この演習で実際に住民へ電話をしたり、訪問したりしたわけではありません。台風時の訪問を勧めているのでもなく、実施できる条件から確認する必要があります。

9.全体の比較例を読み、同じ記録を見直した

見直しの前に、自分の案の扱いと理由を、短く説明できる形に整理しました。全体共有ではチャットへの投稿は任意で、講師が取り上げるのは最大3件です。投稿しなくても記録は残し、投稿の到着や個別添削を待たずに進む決まりでした。

このケースでは、講義資料13-2節にある架空の比較例を読みました。実際の受講者の投稿ではありません。同じ2案でも、重視する基準や、判断に必要と考える情報が違うと、暫定候補にするか保留するかも変わる例でした。

私は、比較例の「基準」「案全体の判断」「採用しない主張」「次に確かめること」を、自分の記録と順に比べました。結論が同じかどうかより、理由に使った条件が違うか、自分が確認事項を見落としていないかに注目しました。別の例で案を選んでいても、それだけで自分の案の実施条件が確認されたことにはなりません。

続いて、13-1節の八つの項目と、最初から使っているワークシートを照らし合わせました。案の出所が書かれているか、主張の採否と案全体の判断が分かれているか、未確認事項に次の確認先があるかを確かめました。結論を変える場合も変えない場合も、その理由を同じ欄へ追記する形です。別の様式へ清書し直すことはしませんでした。

模擬例を使ったことと、実際には操作・調査していないことも見直しました。ほかの受講者の投稿をAIへ入力せず、共同編集・共同提出もしないという線引きは変わりません。ここは、文章の見栄えを整えるより、自分の判断と残る不明点を追える形にする作業でした。

最後の自力説明へ移る合図があったら、未完了でも不足を残して記録を閉じる決まりでした。別の回答用紙に残してよいのは設問だけで、解答例や自分の判断をまとめた参照メモは添えませんでした。

10.記録を閉じると、自分で説明できるかが問われた

最後の自力説明では、AI・教材・演習記録・参照メモを閉じて、最初に用意した別の回答用紙で答えました。見たのは、先に転記しておいた設問だけです。回答を書き終えるまで、ほかの受講者の投稿も見ませんでした。問われたのは数字を全部覚えているかより、自分の判断理由を説明できるかでした。

教材13-3節の問いは、次の四つです。

  1. 自分は何を重視し、どの案を選んだか。保留した場合は、その理由は何か。
  2. AI・教材の案の中で、採用しなかった主張は何か。その根拠は何か。全採用した人は、共通解説で点検した模擬例から答えてください。
  3. 未確認の点は何か。実際に進める前に、誰に何を確かめるべきか。
  4. 個別操作、デモ、模擬例のどれを使ったか。案を出す補助と、人による点検をどう評価するか。使わない選択なら、その理由は何か。

この4問だけは、八つの欄とは別に書きました。判断できなかった点も、できたことにせず、その理由を自分の言葉で残しました。

答えるときは、第1問で基準と案の扱い、その理由を結び付けました。第2問では、案全体ではなく、採用しなかった主張を取り上げ、どの条件からそう判断したかを説明しました。第3問は、分からない項目だけでなく、誰に何を確かめるかまで書きました。

第4問では、模擬例を読んで点検した経験と、自分でAIを操作した経験を区別しました。分かるのは教材の案を検討した範囲であり、実際の操作の便利さを確かめたわけではありません。文章をうまく整えることより、何を根拠に判断し、何がまだ分からないかを説明することを意識しました。

自力説明の後は、提出の案内を確認する流れでした。記録を添付するために開き直すのは、回答を書き終えた後です。それを見て自力で書いた回答を書き換えるためには使いません。提出先や公開範囲は自分で変えず、教員の指定に従う決まりです。案内がない場合は、回答と記録を保管し、担当教員に確認します。このシミュレーションでは提出先を設定していないため、提出した体験は加えず、保管するところまでにしています。

4問への回答を書き終えた後、復習するときだけ開く:私の自力説明の例

最後に、教材と記録を閉じました。最初に用意した別の回答用紙で設問だけを見て、四つの問いに自分の言葉で答えました。ここまでの文章を写すのではなく、理由を短く説明する形にしました。

問い 私が書いた回答の要点
何を重視し、どの案を選んだか スマートフォンを使わない世帯への経路と、受け取り確認を重視した。条件が足りないので、採用は保留した
採用しなかった主張は何か 全世帯へ確実に届く、確認不要、住民が希望している、という三つ。どれも根拠が示されていなかった
次に何を確かめるか 対象世帯が使える経路、担当体制、受け取りを確認できない場合の対応を確かめる
どの方式を使い、AIの補助をどう評価するか 教材の模擬例を使った。比較する候補は検討のきっかけになるが、説明の根拠を点検する作業は必要。実際のAI操作の使いやすさは、この演習では分からない

模擬例なので、「AIを操作したら短時間で案が出た」といった効果は評価できません。今回振り返れたのは、用意された案を受け取った後、自分がどこを確かめるかという部分です。

追記:第11~13章を、個別操作の別ケースでたどる

第11~13章は、第10章の後に別のワークショップを追加する章ではありません。第10章の途中で参照する「指示・対話」「出力の検証」「判断の記録」を詳しく説明しています。授業の時間枠を延長するものではありません。

ここからは、最初から個別操作の条件がそろっている、別の受講生のシミュレーション です。前半の学生が模擬例から個別操作へ戻った、という話ではありません。以下の「私」は、この別ケースの学生を指します。

このケースでは、利用・入力許可と教員の入力用条件を確認済みで、個別操作の準備へ移る合図までに課題・目的・基準二つと理由がそろった設定にします。対話と承認は架空のやり取りです。AIの2案は、この記事のために執筆AIが新しく作成した出力例で、依頼者が実際に送受信した操作ログではありません。

第11章:質問に答え、プロンプトを直してから承認した

最初に、ステップ3・4で書いた課題・目的・二つの基準と、10-2節の入力用条件の候補を開きました。このケースでは教員の利用・入力許可がある設定なので、確認された範囲だけを使い、11-1節の末尾の4欄を埋めました。

条件欄には入力可能な数値・事実、課題欄には誰の何が困りごとか、目的欄には改善したい状態、基準欄には自分が重視する二つの観点を入れました。講義資料の説明、下の記入例、ワークシート全体は貼り付けませんでした。埋めた4欄と共通の依頼文を読み直し、AIの役割が比較案の作成に限られているかも確かめました。

文面を準備した後は10-5節へ戻り、送信開始の合図を待ちました。利用・入力許可と文面がそろっていることを確かめ、合図後に送信しました。質問には入力可能な範囲で1問ずつ答え、不明な情報を補わず、未確認と伝えました。

生成された実行用プロンプトは、自分の目的・基準と11-2節の点検項目に照らしました。必要な修正を求め、直った箇所を読み直してから、実行してよいか判断しました。判断を終えても承認の合図までは返信せず、出力を得た後は案と理由、残る不明点を読みました。具体的な質問・修正・出力は、下の折りたたみにまとめています。

送信前の文面は「点検に使ったもの」に残しました。質問・回答、プロンプト、修正や承認の理由は「メタプロンプトの過程」へ書きました。やり取りを終えた後に思い出そうとするより、その都度残す方が、どこで自分が判断したかを追いやすくなりました。

対話中に11-1節や11-2節を見返したときは、文面の準備をやり直すのではなく、10-6節の進行へ戻りました。最後に使う別の回答用紙には、最初の準備で4問の設問だけを転記しておきました。

課題・目的・基準を書き、プロンプトを自分で点検してから開く:個別操作の対話例

AIに渡す前に、何を自分で決めたか

私は、課題を「スマートフォン向けの配信だけでは、使わない世帯への経路がない」と書きました。目的は、利用有無にかかわらず届ける経路と、受け取りを確認する方法を検討することです。

基準は「スマートフォンを使わない世帯への経路」と「受け取り確認・未確認時の対応」の二つにしました。理由は、40世帯への経路を考える必要があり、送信だけでは目的を達成したと言えないからです。

その記録と、教員が確認した架空条件を11-1節の各欄に入れました。指示には、必要なら1問ずつ質問すること、先に実行用プロンプトを提示すること、承認までは実行しないことを残しました。

分からない情報は、分からないと答えた

指示を送信した後、次のやり取りをしました。

AI: 電話連絡に使える連絡先は、対象世帯について確認されていますか。
私: 未確認です。連絡先がそろっているとは仮定しないでください。不明なまま比較できる範囲で、2案と、確認が必要な点を示してください。

私は、質問されたからといって、電話番号を把握している設定を作りませんでした。AIが案を出しやすいように事実を足すのではなく、不明なことを案の制約として残しました。

最初のプロンプト案は、そのまま承認しなかった

AIからは、条件と二つの基準を使って2案を比較し、受け取り確認の候補と未確認事項を付ける、というプロンプト案が示されました。

プロンプトの点検では、「受け取り確認の候補」だけでは、確認できなかった後の対応が抜ける可能性があると考えました。そこで、次の修正を求めました。

私の二つ目の基準には、確認できない場合の対応も含みます。各案に、誰が確認するかという検討事項と、応答がない場合の対応候補も入れてください。担当者が確保済みとは書かないでください。

修正後の実行用プロンプトは、次の内容です。これは記事内の例であり、教員の入力許可や11-1節の指示に代わるものではありません。

実際の災害対応ではなく、架空の地区について比較候補を示す。
外部検索・外部資料・資料アップロード・外部データとの連携は使わない。

条件:
100世帯。スマートフォンを使う60世帯、使わない40世帯。
二つの区分は重複しない。
Aはスマートフォン配信、Bは電話、Cは戸別説明、Dは放送。
連絡先、通信、設備、人員、実施時期、住民の希望・同意、
情報の受け取りや理解は未確認である。

課題:
スマートフォン向け配信だけでは、非利用世帯への経路がない。

目的:
利用有無にかかわらず情報を届ける経路と、受け取り確認を検討する。

人が決めた基準:
1.スマートフォンを使わない世帯への経路
2.受け取り確認と、確認できない場合の対応

A~Dから、比較できる異なる2案を示す。組み合わせてもよい。
各案に、届け方、理由、届きにくい人、受け取り確認の候補、
未確認事項を付ける。両基準から検討できる点と不明点を示す。
確認する担当と、応答がない場合の対応も検討項目にする。
担当者や連絡先が確保済みとは書かない。

条件にある事実と、仮説・確認が必要な候補を区別する。
到達率・効果・政策効果の数値、住民の意向、実施済みの成果を作らない。
受け取ったことと、内容を理解したことを同一視しない。
予算や費用の計算はしない。
基準や最終案を決定せず、完成した提案書は作らない。
最後に、人が調べるべき問いを一つ示す。

私は、二つの基準が残っているかを確認しました。未知の情報を作らないこと、AIの役割は比較の補助にとどめることも確かめました。点検中は承認返信を送らず、実行承認の合図後に「実行を承認」と返信しました。

この承認は、プロンプトを実行してよいという判断です。出てくる案が正しいことや、案を採用することを承認したわけではありません。

承認後に得た2案の例

以下は、上の条件に沿ってこの記事用に作成したAIの出力例です。前半の、意図的に問題を含む教材の模擬出力とは別物です。

出力例・案1:スマートフォン配信と電話を組み合わせる

項目 出力例
届け方 AとBを比較候補にする。Aを使えない世帯や、配信後の受け取りが確認できない世帯について、Bを利用できるか検討する
理由 条件ではスマートフォンを使わない40世帯がいる。A以外の経路が必要であり、Bはその候補になる。ただし、電話が使えることは未確認
届きにくい人 利用できる電話連絡先がない場合、通信が使えない場合、応答できない場合には届かない可能性がある。該当する世帯や規模は不明
受け取り確認の候補 配信後の確認方法を検討し、電話が使える場合は応答で受け取りを確かめる。確認できない場合は未確認として残し、別の連絡方法を検討する。担当と手順は未確定
未確認事項 配信と電話の利用可能性、連絡先、担当者、確認手順、応答がない場合の対応、希望・同意、理解への配慮

出力例・案2:電話と戸別説明を組み合わせる

項目 出力例
届け方 BとCを比較候補にする。電話で連絡・確認できない場合などに、戸別説明を利用できる条件を検討する。今この方法で訪問すべきだという指示ではない
理由 スマートフォンを前提としない経路を検討できる。ただし、電話の連絡先、人員、戸別説明の実施可能な時期は未確認
届きにくい人 電話に応答できず、戸別説明も実施できない場合などは、受け取りを確認できない可能性がある。実際の対象世帯は不明
受け取り確認の候補 電話や説明の際の応答で、情報を受け取ったかを確かめる。受け取りと理解を分けて考える。未確認の場合の担当・次の対応は、人が条件を確かめて決める
未確認事項 連絡先、担当体制、安全上の条件、実施時期、住民の希望・同意、不在・不通時の対応、理解への配慮

人が調べるべき問い: スマートフォンを使わない世帯では、どの経路を利用でき、どの方法なら受け取りを確認できるか。

私は、この2案を「条件付きの候補」として読みました。未確認という言葉が付いているだけで、十分な案だと安心はできません。次は、自分で条件と照合する番でした。

第12章:もっともらしい文章を、主張ごとに確かめた

検証に使ったのは、この別ケースで承認後に得た想定の出力です。案ごとに、届け方、理由、受け取り確認の候補、未確認事項を読み、条件に基づく説明と、まだ実施していない対応の候補を分けました。まず自分の出力から主張と照合先をメモし、解説を読む前の点検を残しました。

次に、共通解説として講義資料12-1節の模擬出力と確認例を読みました。その後は自分の2案へ戻り、先に決めた二つの基準で比較しました。教材と同じ断定を探すのではなく、自分の出力に実際に書かれた説明を、10-2節の条件と照合しました。

確認したのは、「候補になる」という説明と、「実際に使える」という事実の違いです。電話で確認する候補が書かれていても、連絡先や担当者が確保されているとは限りません。採用できる指摘、条件を付けて修正する説明、次の確認が必要な点を分け、主張ごとの理由を残しました。

主張と出所、照合先は、最初に「採用・修正・棄却」へメモしました。比較は「目的・基準と案の比較」に残し、その後で主張への判断と根拠をメモへ追記しました。案全体についての判断は、最後に「暫定の結論」へ書きました。「AIがそう書いた」ではなく、どの条件を根拠にしたかまで説明しようとしました。

自分の出力の点検・比較・暫定判断を終えてから開く:個別操作ケースの検証例

文章を短い主張に分けた

私は、出力の文章をそのまま記録へ写すのではなく、何を言っているかを区切りました。

出力例から取り出した主張 照合したもの 私の判断と理由
スマートフォンを使わない40世帯には、A以外の経路が必要 60世帯・40世帯という条件と、Aの意味 採用。A以外を検討する必要は条件から説明できる。ただし、Bで届くと確認したわけではない
電話は別経路の候補になる Bは電話という設定と、連絡先が未確認であること 条件付きの候補として採用。利用可能性を確かめる必要は残す
電話の応答で受け取りを確かめる 受け取り確認という目的、連絡先・通信・担当が未確認であること 修正して残す。「電話が利用でき、対象者の応答を得られる場合の確認候補」と明記する
電話で確認できない場合に、戸別説明の条件を検討する Cの人員・実施時期が未確認であること 検討事項として残す。今すぐ訪問できる、訪問すれば必ず確認できる、とは扱わない
受け取りと理解を分ける 出力に理解を確認した結果がなく、目的は受け取りの確認を含むこと 点検の観点として採用。受け取ったから理解したとは書かない

この出力例には、前半の模擬例の「全世帯へ確実に届く」「住民も希望している」という断定はありませんでした。教材で見た三つの問題を、別の出力にもあることにはしません。

ただ、明らかな断定がないことと、そのまま実施できることも別です。「未確認の場合は別の方法を検討する」だけでは、実際の担当や手順はまだ決まっていません。

同じ基準で比べて、案全体は保留した

案と出所 基準1:非利用世帯への経路 基準2:受け取り確認・未確認時の対応 結論を出す前に必要なこと
案1:AとB(個別操作を想定した出力例) Bを候補にできるが、使える連絡先があるかは不明 応答を使う候補はあるが、配信後の確認と不通時の対応は具体化が必要 連絡先、配信と電話の利用可能性、担当と対応手順の確認
案2:BとC(個別操作を想定した出力例) スマートフォンを前提にしない候補だが、電話と戸別説明の利用条件は不明 会話で確認する候補はあるが、不在や実施できない場合が残る 担当体制、安全上の条件、実施時期、住民の希望・同意の確認

私は、案1が省力的だとも、案2がより確実だとも結論しませんでした。人数や実施条件が分からず、そう比較する根拠がないからです。

案全体については、両方を比較候補として残し、採用は保留しました。出力の文面は前半の模擬例より慎重ですが、未確認の条件が確認済みに変わったわけではありません。

次に調べることは、対象世帯が使える経路と受け取り確認、連絡を担う体制、戸別説明の実施条件に分けました。対象世帯・運用担当・関係する手順を確認先とし、誰にも問い合わせていない現状も残しました。

第13章:八つの記録を見直し、最後はAIなしで説明した

講義資料13-2節の比較例を読み、13-1節の八つの項目に沿って、講師が用意したワークシートを見直しました。まず、送った文面と出力、質問・回答・修正の経過が残っているかを確かめました。元の出力と、自分が条件を付け直した説明を区別し、変更理由を追えるようにしました。

次に、最初の目的・基準、2案の比較、主張ごとの判断、案全体の結論がつながっているかを確かめました。不明点は「次に調べること」に確認先とともに残し、調査は未実施であることも明記しました。新しい提出用の文書へ書き直すのではなく、同じワークシートへ追記しました。

自力説明へ移る合図で、AI・教材・記録・参照メモを閉じて、別の回答用紙で答えました。見てよいのは、先に転記した設問だけです。基準と結論、採用しなかった主張と根拠、未確認事項と確認先、操作した範囲とAIへの評価を、四つの問いに沿って書きました。うまく説明できないところがあっても、AIに答えを作らせて自分の回答にするのではなく、その時点の言葉で残しました。

自分の八つの欄を見直してから開く:個別操作ケースの記録例

これは、同じ記録に追記して仕上げた状態の例です。表にまとめたのは記事で読みやすくするためで、演習中に別の様式へ転記する指示ではありません。

記録の欄 私が残した内容
課題と当事者 架空地区100世帯。スマートフォンを使う60世帯・使わない40世帯。Aだけでは非利用世帯への経路にならない。担い手の所属や人数は不明
目的・基準と案の比較 目的、非利用世帯への経路と受け取り確認の二つの基準・理由、AとB・BとCを比べた上の表
点検に使ったもの 個別操作を想定したケースであること、日付・AIサービス・入力用条件の参照先を記入する欄、送信文面・出力を残す欄。実在の操作日時や教員の共有先は、この例では設定しない
メタプロンプトの過程 連絡先への1問と未確認という回答、確認できない場合の対応を加える修正、点検理由、実行承認の合図後に承認するという想定の経過
採用・修正・棄却 条件に基づく指摘は採用。電話の応答での確認は、利用でき応答が得られる場合の候補に修正。現地で確認済みの成果はない
暫定の結論 2案を比較候補に残し、採用は保留。連絡先・体制・実施条件・未確認時の対応が不明なため
次に調べること 対象世帯が使える経路と確認方法、担い手、実施条件。対象世帯・運用担当・関係する手順で確認する計画。調査自体は未実施
AIを使う価値 比較候補や未確認事項を整理する補助にはなる。ただし、プロンプトの点検と出力の検証が必要で、現地の条件は人が確かめる。自分で条件を読み直すことや、担当に確認することの代わりにはならない

比較例を読んだ後も、私は採用を保留する結論を変えませんでした。ほかの判断を読むことだけでは、自分の案の連絡先や体制が確認済みにはならないからです。その「変えない理由」も、記録に残しました。

最後の4問を自分で答え終えた後、復習するときだけ開く:個別操作ケースの自力説明例

私はAIと教材・記録を閉じて、設問だけが書かれた別の回答用紙に、次の要点を書きました。ここも架空の学生の体験で、AIなしで書けたという依頼者本人の実績ではありません。

問い 私の回答例
自分の基準と選択 非利用世帯への経路と受け取り確認を重視した。2案とも未確認の実施条件が残るので、採用は保留した
採用しなかった主張と根拠 自分の出力には、全面的に棄却した断定はなく、確認方法を条件付きの候補に修正した。共通解説の模擬例では「全世帯へ確実に届く」を採用しない。経路が複数あるだけでは到達を保証できないため
未確認事項と確認先 連絡先、体制、実施時期、住民の希望、確認できない場合の対応。対象世帯や運用担当、関係する手順で確かめる
方式とAIの評価 個別操作を想定したケース。AIは候補の整理を助けるが、条件と出力の点検は自分で担う。時間短縮や自分の能力向上までは、この例から確かめられない

このシミュレーションでは、教員指定の提出先は設定していません。提出した場面は描かず、自力説明の後に指定の有無を確認し、未案内なら回答と記録を保管して担当教員に確認するところまでとします。記録を添付するために開く場合も、自力回答を書き終えた後にし、回答の書き換えには使いません。

地域のための提案は、文章が整ったところで終わらない

ここからは、前半で模擬例を使った学生の振り返りに戻ります。

今回、私が残したのは、完成した政策提案書ではなく、案を比べて採否を考えた記録でした。

「届く」「希望している」と書いてあるだけでは、実際にそうだと確認したことにはなりません。逆に、説明に根拠がないからといって、電話や戸別説明という方法まで全部捨てる必要もありませんでした。

候補として残せる部分と、まだ言えない部分を分ける。そのうえで、自分が重視する基準から判断し、足りない情報は誰に確かめるかまで書く。地域のための提案を考えるときにも、この順序を使ってみたいです。


制作上の注記: この記事は、第10章ハンズオン実施記録と講義資料をもとに、GitHub Copilot CLIが作成した架空の受講体験です。案を見る前の基準設定、解説前の点検、自力説明、感情や感想は、シミュレーションで加えた描写です。追記の質問・回答・プロンプトの修正・学生の承認も架空の経過で、2案は執筆AIがこの記事用に作成した出力例です。依頼者が実際に行ったことを示す記録ではなく、実際の記録と区別して扱ってください。

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