Cesium ion で Gaussian Splatting
今週(2025年6月23-25)にフィラデルフィアで開催された、Ceisum Developer Conference では、期待されていた Gaussian Splatting --> 3D Tiles の機能がとうとう紹介されました。その当日に、Ceisum ion のクラウド版でもその機能が公開されました。ここでは早速その機能を使ってみたいと思います。
データの準備
データの準備には、Scaniverseを使いました。Scaniverseでは、撮影したデータをPLY形式で出力することができます。早速外に出て、データを取得しました。
Cesium ion にインポート
出力したPLYファイルを Cesium ion のアカウントにアップロードします。すると、これまでにみなかった、Gaussian splatsというオプションが表示されています!
そのまま素直に Upload して、しばらくすると、不思議な球体が現れます。
地理参照されていないようなので、Adjust Tileset Location をクリックして、撮影した場所の付近にデータを表示させます。実際の撮影対象は、この球体のようなやつの中心部にあるので、一旦おおまかに配置した後に、Ceisum Sandcastleを使って、インタラクティブに、位置を微調整します。画面右下の、Open complete code exampleをクリックすると、Sandcastleで対象のアセットを開くことができます。
思った通りの場所に配置するのは、なかなか難しいので、今回はおおまかな位置だけで満足することにしました。
それでも、スマホで撮影した Gaussian Splatting のデータを手軽に Cesium に載せられるのは、画期的ですね!今後は、どうやったら思い通りの位置にピッタリ嵌められるか、色々試してみたいと思います。ちなみに、Scaniverseで出力できるもう一つのファイルフォーマットである、SPZの方はインポートできないようでした。




