こんにちは、あるいはこんばんは。
もしかしたら宇宙最速級にAWS Certificied CloudOps Engineer Associate(SOA-C03)を受験してきました。
受験日時は、2025年9月30日 9時30分から。
オンライン受験できるように部屋を整備していないので、いつも通り、あの人やこの人、その人がいる試験センターでの受験ですw
言うまでもなく、試験の内容は書けないのですが、どんな勉強をしたのかをまとめておくので、これから受験される方はご参考までに。
受験範囲の確認
試験ガイドをみましょうね
ざっくりまとめると、以下。前世代のSOA-C02との比較も併せてどうぞ。
試験ドメイン | SOA-C03 | SOA-C02 |
---|---|---|
モニタリング、ログ記録、分析、修復、パフォーマンスの最適化 | 22% | 20% |
信頼性と事業の継続性 | 22% | 16% |
デプロイ、プロビジョニング、オートメーション | 22% | 18% |
セキュリティとコンプライアンス | 16% | 16% |
ネットワークとコンテンツ配信 | 18% | 18% |
コストとパフォーマンスの最適化 | -- | 12% |
- SOA-C02 ではモニタリング、ログ記録および修復とコストとパフォーマンスだったものが、SOA-C03では、モニタリング、ログ記録、分析、修復、パフォーマンスと集約されている
- 信頼性と事業の継続性の割合が増えている
- デプロイ、プロビジョニング、オートメーションの分野も増えている
「信頼性と事業の継続性」はスケーラビリティや高可用性、バックアップと復元、といったもの、「デプロイ、プロビジョニング、オートメーション」はその名の通り、クラウドリソースのプロビジョニングや保守、プロセスの自動化といった内容が問われる。
つまり、よりクラウドネイティブな運用(CloudOps)に重きを置いた試験になっていると言える。
試験対策
みなさんきになるところだと思う。
日常の業務と試験ガイドベースでどんな設定ができるのか、WA視点で考えたらどうなるのかといったものを調べたり触ったりが基本。
特にSOA-C02からSOA-C03で試験対象サービスが格段に増えていること。特にコンテナ系(ECR/ECS/EKS)サービスはSOA-C02では対象外とはっきり書かれていましたが、対象になっています。
ネットワーク周りのサービスも(一部はなぜかセキュリティ側に入っていますが)倍増どころじゃない数増えています。
問題集的なやつ
AWS SkillBuilderで配信されている公式練習問題と、公式模擬試験を実施しました。
無償の公式練習問題:
https://skillbuilder.aws/learn/P9D6ZEQPZD/
有償(SkillBuilderのサブスク用)の公式模擬試験:
https://skillbuilder.aws/learn/MSQ77TVTZK/
試験ガイドと練習問題、模擬試験をぐるっと一巡りしたら、以下を実施
正解の箇所:解説を読む。正答ではない選択肢についてもなぜ違うのかを読む。気になったら、マネージメントコンソールなどで確認
不正解の箇所:正答の解説まずは読む。もちろん正答ではな選択肢の解説も読む。マネージメントコンソールでの確認必須。ついでに、その周りの表示や動作も確認
感想
好きなサービスや普段の業務、これまでの経歴などでかなり変わってくるとは思いますが、元がSysOpsの試験なので、運用SEな方には有利だとは思います。
が、本バージョンでは従来の(オンプレミスからの流れの)システム運用というよりはクラウドネイティブな運用に踏み込んだ試験内容となっていると感じました。
そのため、モダンなシステムの運用を経験していないと結構きついと思いました。