はじめに
AIを活用したプロジェクト管理へのニーズが高まっています。
実際に周囲を見ても、課題管理やスケジュール検討についてAIチャットを活用しているケースが増えてきました。
しかし、プロジェクトマネジメントでは多種多様な情報を総合的に判断する必要があり、個別の情報のみをAIに与えたとしても、人間のプロジェクトマネージャーに近いレベルの判断を行うことは容易ではありません。
また、自分専用のAIチャットにプロジェクト情報を都度投入し続ける運用には限界があります。そのため、プロジェクトメンバーが日々更新する情報を一元的に管理し、その情報をAIが参照できる環境を構築することが理想的だと考えています。
今回、その考えに基づき、プロジェクト管理におけるさまざまな判断材料となる情報を可能な限り集約できるよう、自身が理想とするプロジェクト管理システムを試作しました。
それでは、いくつかの機能をご紹介します。
機能一覧
システム部門の管理職やPM向けではなく、現場のリーダーであるPL向け(現場特化)のAI搭載型プロジェクト管理システムです。
- 認証、ユーザー管理
- 要員管理
- プロジェクト管理
- 要員計画
- マスタースケジュール
- スケジュール管理(AIリスケ機能含む)
- 変更管理
- リスク管理
- 課題管理
- イベント管理
- ダッシュボード(AI進捗レポート作成機能含む)
- AI相談
- 祝日マスタ管理
- 公開API
ログイン
LDAP認証に対応。M365のアカウント情報でログインが可能です。
プロフィール
AIプロバイダーが提供するAPIキーを設定することでAI機能を使うことができます。
休暇設定を行うとスケジュール機能に休暇情報が反映して見える化します。
また、休暇情報を入れておくことでAIによるリスケ時に休暇を考慮したリスケを実施してくれるようになります。
要員管理
要員に対する原価設定を行うことでプロジェクト収支を確認できるようになります。 (システム管理者のみ利用可)
新規ログインすることで自動的にユーザー情報が作成されます。
新規登録からログインユーザー以外の要員を追加することでも可能です。
プロジェクト管理
プロジェクト作成やマイルストーンを登録します。
スケジュール機能にて、マイルストーンに対してタスクを登録していきます。
画面イメージにはありませんが、特定のプロジェクトメンバー同士の仲が悪いなどの裏事情を設定する裏機能があります。
裏事情設定はプロジェクト管理者のみが設定・閲覧が可能です。
登録した裏事情を考慮してAIがタスクの割り当てを行ってくれるため何気に便利です。
稼働日マスタ設定
トヨタカレンダーなど顧客スケジュールを適用したい場合は便利です
祝日マスタ設定
内閣府HPからダウンロードした祝日CSVをインポートすることで祝日情報をスケジュールに反映できる
要員計画
要員ごとに工数の割り当てを行います。
要員に対してスキルマップや役割分担の設定を行うことでAIリスケ時に考慮されるため便利です。スキルや役割は自由に登録できます。
プロジェクト内にチームを作るとチームごとに要員やタスクの割り当てができるようになります。
AIリスケ時に考慮されるため特定のチームのリスケを行う際に便利です。
イベント管理
キックオフなどのプロジェクトのイベント情報を登録できます。
イベントを登録しておくと、AIがイベントに合わせたスケジュールを考慮してくれます。
マスタースケジュール
設定したイベントやマイルストーンが表示されるため全体スケジュールを確認する際に便利です。
スケジュール
WBS(タスク管理)マイルストーンに対してタスク登録します。
マイルストーンごとに進捗状況や要員計画に対するタスクの割り当て状況を把握できます。
バージョン管理
WBSの情報をバージョン管理ができます。
リスケ前にスナップショットを作成しておくと差分の比較や復元が可能です。
ガントチャート
マイルストーンごとにガントチャートが参照できます。
タスクの依存関係、メンバーの休暇日、クリティカルパスなどが確認できるため便利です。
一括編集
EXCELライクなタスク編集モードに切り替ります。コピペが可能です。
EXCELエクスポート・インポート
EXCEL形式でエクスポート・インポートが可能です。
AIリスケ
AIにリスケ案を提示させ、相談しながらリスケ案を修正 → リスケ案をスケジュールに反映することが可能です。
※反映時は反映前の状態をスナップショット作成するため復元可能です
課題管理
一般的な課題管理の機能を搭載。タスクとの連携も可能。
かんばんも使えます。
変更管理
仕様追加・仕様変更などの変更要求を管理できます。
AI相談
プロジェクト内のすべての情報を参照し、総合的に判断を行い質問に回答してくれるため心強い相談相手となります。
ダッシュボード
担当プロジェクトを横断して遅延課題や遅延タスクを見える化。
AIに進捗報告レポート(進捗評価、リスク、対策提示)を作成させることが可能です。
最後に
まだ試験運用段階ではありますが、現在は社内の有志メンバーに利用してもらいながら、改善に向けた意見や要望を収集しています。
今後は、いただいたフィードバックをもとに本システムを継続的にブラッシュアップし、将来的には社内利用にとどまらず、社外への展開も実現できればと考えています。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡ください。






















