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Android StudioでGithub Copilot × MCPを使って、FigmaからUIコードを爆速に自動生成してみた

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Last updated at Posted at 2025-12-09

はじめに

AI支援ツールの活用が進む開発現場において、MCPの活用例を検証する一環として、Androidアプリ開発でデモ実装を行いました。

本記事では、FigmaのデザインをAndroid画面に反映する際、Jetpack Compose (または XML) に落とし込む作業を、MCPを介してGitHub Copilotに自動生成させる試みを紹介します。

これにより、デザインとコードの垣根を大幅に下げ、UI実装の効率化と高精度化ができます。

導入手順と、手作業と比べた時間削減効果を共有します。

MCP (Model Context Protocol) とは?

MCP (Model Context Protocol)
AIモデル(Copilot)が外部のデータやツール(Figmaなど)と「安全」かつ「標準化された方法」で会話するためのオープンスタンダードなプロトコルです。

MCPを使うことで、IDEを経由してAIが直接FigmaのAPIから必要な構造データを取得できます。
Figmaの情報をAIに説明(画像をコピペなど)することなく、ノード情報を直接参照できるため、
数値が正確で情報精度が大幅に向上します。

また、ソースコードや画面のスクショ、トークンをチャットに貼り付ける必要がなくなるため、手間の削減、セキュリティ面でもメリットがあります。

では、実際の手順を見ていきます。

手順

環境

  • Android Studio (2023.3以降推奨)
  • GitHub Copilot のアカウント (個人プラン or 企業プラン)
  • Node.js (npx経由でMCPサーバーを起動するため)

1. Android Studio に GitHub Copilot を導入

Android Studioに公式のGitHub Copilotプラグインをインストールします。

Settings > Plugins から "GitHub Copilot" を検索し、インストールします。

Android Studio に GitHub Copilot プラグインをインストールする

インストール後、右側のタブから「Copilot Chat」を開き、GitHubにログインします。

Android StudioのCopilot Chatタブを開く

ダイアログが表示されるので、「Copy and Open」をクリックし、ブラウザでGitHubのDevice Codeを使って認証を行います。

Android StudioのGitHub Copilot認証ダイアログ

【重要】個人プラン(Individual)の方は要確認
デフォルト設定では、コードスニペットが学習データとして利用される可能性があります。
Figmaのデザインデータやコードを守るため、以下の手順でオプトアウト(無効化)を推奨します。

設定手順を開く(クリックして展開)

GitHubにログインし、右上のアイコンから「Settings」を開きます。

左サイドバーの「Copilot」をクリックします。

"Allow GitHub to use my code snippets for product improvements" のチェックを OFF(外す) にします。

※ 企業利用では、管理者がポリシーを一括制御できる Business / Enterprise プランの利用が推奨されます。

2. Figmaの個人アクセストークンを取得

Figmaのマイページから 個人アクセストークン を取得します。

Figmaのホーム画面左上のプロフィールアイコンをクリックし、「設定」を選択します。

「セキュリティ」タブを開き、「個人アクセストークン」内の「新規トークンを作成」をクリックします。

FigmaでPersonal Access Tokenを取得する設定ページ

新規トークン作成ページで、任意のトークン名を入力し、read-only 権限を付与して「トークンを作成」をクリックします。

FigmaでPersonal Access Tokenを作成する

発行されたトークンは一度しか表示されないため、必ず控えておいてください。

トークンの取り扱いについて
発行するトークンは、作成時に許可した権限を持ちます。
必要最低限の権限のみを付与し、漏洩しないよう適切に管理してください。
また、.gitignore に設定ファイルを追加するなど、Gitへのコミット漏れには十分注意してください。

3. Android Studio へのMCPサーバーの設定

Settings > Tools > GitHub Copilot > Model Context Protocol に移動します。
(設定タブの検索欄から"mcp"と検索することも可能です)

Android StudioのGitHub Copilot設定画面でMCPタブを開く

Configureボタンをクリックすると、設定ファイル(mcp.json)が開きます。

取得したトークンを使って、以下のように設定ファイルを記述します。

{
    "servers": {
        "figma-dev-mode": {
            "command": "npx",
            "args": [
                "-y",
                "figma-developer-mcp",
                "--figma-api-key=your_figma_api_key",
                "--stdio"
            ]
        }
    }
}

your_figma_api_key の部分に、先ほど取得したFigmaの個人アクセストークンを貼り付けてください。

これで、Android Studio内のCopilotがFigmaにアクセスする準備が整いました。

補足: npx figma-developer-mcp について
figma-developer-mcp は、FigmaのAPIとやり取りするためのオープンソースのMCPサーバーです。
npx コマンドを使うことで、ローカルにインストールせずに実行できます。

https://github.com/GLips/Figma-Context-MCP

4. Figmaでテスト用の画面を作成

検証用にシンプルな「ログイン画面」を作成します。

Figmaで作成したログイン画面

作成後、コード化したいフレームやグループのURLを控えておきます。
https://www.figma.com/.../app?node-id=... のような形式のURLです。

5. Copilotでコード生成を実行

Android Studioで任意のプロジェクトを作成します。
今回は新規アプリを作成するため、テンプレートの「Empty Activity」を選択しました。

右側のタブから「Copilot Chat」を開きます。

Copilot Chatで以下のように指示します。

このURLのデザインをもとに、Jetpack ComposeでAndroidのログイン画面のコードを生成してください。
UIコンポーネントはMaterial3を使用し、Preview関数も作成してください。

対象URL: https://www.figma.com/.../app?node-id=...

Android Studio上でCopilotにFigmaのURLを渡してコード生成を依頼

このとき、左上のクリップマークからコンテキストソースを追加します。
検索窓で「figma」と入力し、get-figmadata を選択します。

実行すると、MCP経由でFigmaのレイヤー構造が解析され、コードが生成されます。

Android Studio上でCopilotがコードを生成している様子

生成されたコードとPreview画面は以下の通りです。

Android StudioのPreview画面

MCPサーバーの設定などの下準備を一度行えば、5分もかからずにコードが生成されます。

初めてMCPを使う場合は、アクセス許可が求められることがありますが、一度許可すれば次回以降はスムーズに動作します。

Android StudioのCopilot ChatでMCPアクセス許可を求められる様子

検証結果: 時間はどの程度短縮できたか

「Figmaを見て人間が一から実装した場合」の所要時間を検証してみます。

計測条件

  • 対象: 上記のFigmaでデザインされた画面
  • 実装範囲: UI実装のみ(ロジック除く)、新規プロジェクト作成から完了まで
  • 計測者: Android開発半年未満のエンジニア(私)

手動実装の所感

私自身、Android開発歴は半年未満であり、Jetpack Composeも学習中です。
そのため、今回はXMLレイアウトでのUI実装を行いました。
思い出しながらの記述となり、簡単な内容でも調査しながらの実装となりました。

結果、手動実装では約120分かかりました。

※この手動実装では、マージンやパディングなど、Figmaデザインへの完全な調整は行っていません。

新規実装のデモであったため、ConstraintLayoutの中に各種Viewを配置し、Figmaデザインと似た位置決めを行い、idの命名もシンプルにするなど、手動のたたき台を作成するのにかかった時間が約120分です。

実際の現場ではここからさらに微調整が必要なため、より多くの時間がかかることが予想されます。

同じチームのエンジニアに確認したところ、「UIだけの実装でも半日程度はかかりそう」とのことでした。

結果比較

手法 所要時間 備考
手動実装 約120分 色、配置等の微調整に時間がかかる
MCP × Copilot 約 5分 指示記述(1分) + コード生成(4分) + 微調整
短縮効果 約 85% 削減 🚀

考察

Figma × MCP を使ったCopilotによるコード生成が役立つシーンを考えてみます。

任せられる内容:

  • 生成したコードを活用し、その場で実機のプレビューを確認してデザインの調整ができる
  • 色や大きさをFigmaデザインそのままに反映できるため、UI実装の初期段階での時間短縮ができる
  • Figmaデザインの微調整があった場合でも、再度依頼することで迅速にコードを更新できる

注意が必要な内容:

  • 生成されたコードはあくまで「たたき台」であり、最終的な品質は開発者が担保する必要がある
  • 既存のリソースやスタイルがある場合は、それらに合わせて手動で調整する必要がある

まとめ

Android Studio上でCopilotとMCPを使ってFigma連携を試してみました。
すべてを任せることはできませんが、「UI実装のたたき台」の作成には効果的です。

AIに任せられる範囲をうまく見極め、MCPを活用していきましょう。

この爆速体験をぜひ試してみてください。

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