Microsoft Docsを使って、Azure Data Factoryの勉強をしていたら1日で5万請求された事件を記録しておく。
問題のページはこちら。
正直Azure Synapse Analyticsを使う予定はなかった。
ただData Factoryで何ができるのか?を体感するためにMicrosoft Docsに載っている事は一通り試しておこうというぐらいの軽い気持ちだった。
そもそもAzure Synapse Analyticsが無料ではない
12カ月間の無料枠に存在しないサービスなので、利用した時点で料金が発生してしまう。
なのになんで作業したかって?
問題のページに
Azure サブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に 無料アカウント を作成してください。
って書いてあったからです。
じゃあ無料枠で出来るものと思うじゃんか。
手順通りに作業しても失敗する
どこで止まってしまうかは覚えていないが、書いてある通りに作業するとエラーとなってしまう。
かなり煮詰まってしまったので、一晩寝かして明日頑張ろうと作業を中断した。(この時は無料枠と信じきっていたので、サービスは残したままでした。)
かなりお高い
Azure Synapse Analyticsを作る際のスペックの初期値が1時間2,195.20円です。(1000 cDWU)
仮にこのサービスを1日稼働させてしまった場合には
24時間 × 2,195.20円 = 52,684.8円
と1日で5万円も課金されてしまいます。
結果
何も動かすことなく、5万円の請求が発生した。
教訓
- 無料枠は正確に把握しておく。
- サブスクリプションはこまめにチェックする。
- 不要なサービスは即削除。
Microsoftに期待すること
- 無料枠を超えるときは教えて欲しい。(無料アカウントの場合は特に)
- Microsoft LearnにData Factoryに関するページを用意してほしい。