さて、Qiitaを愛しているみなさまは「アウトプット」の大事さをよく理解していらっしゃると思います。
その中でも、実際に書いている方はあまり多くないという話も聞きました。
今回は、「でも記事書くのムズカシイ・・・」って思っている方向けの記事です。
アウトプットは難しい?
まず、「ネットに全公開される記事を書くのはちょっと・・・」という方は非常に多いことでしょう。
実際に、後輩や部下に「何かQiita書いたれ」とぶん投げてもなかなか書いてもらえません。
そらそうですよね。「アウトプットする」ということに慣れていないんですから。
アウトプットに躊躇しているあなた。それが正常です。
そもそも「アウトプット」ってなんやねん
アウトプットの本質は「公開」ではなく「書く」こと
まず、大前提としてあなたのアウトプットを世界にさらす必要はありません。
ぶっちゃけた話、手書きのノートだって立派なアウトプット
です。
考えや事実を「まとめる」ことが重要
アウトプットの本質は、自分の考えを整理するということです。
手書きのノートでも「アウトプット」だよ!とは言いましたが、
割と板書的な書きうつしだったり、その場で考えたことをそのまま書いたりしていませんか?
え?そんなクソノート書いてるの俺だけ???
別に「記事」である必要はないが・・・
よくあるアウトプットの例が、QiitaやZennなどの記事公開や、SlideShareなどでの発表資料公開です。
記事という方はあくまでも一つの例でありますが、「読む」という点で考えると技術記事としてののまとめ方は非常に勉強になります。
困ったコトや問題点から、その解決策を提示する。それだけでも立派な記事になります。
自分が困ったコトでよいので、どんどんまとめていくと良いでしょう。
記事として書いておくと、あとから自分で追えたりするので、結構便利です。
アウトプットの重要性
エンジニア職に限らず、社会人たるもの「成果物」が求められます。
「○○を勉強しました!以上!」
で許されるのは学生までです。なんなら学生ですら「テスト」がありますし、成果が何もないという状況はほぼないかもしれませんね。
そんな中で、重要視されるのが「アウトプット」です。
ソフトウェア開発の場合、多くは
- 動作するソフトウェア
- ソフトウェアの仕様書
が求められますが、障害や問題の報告時にはその内容と対策などが求められます。
この時に大事になるのが「まとめる力」です。
このまとめる力は、ただ技術力があるだけでは実現することは難しく、ある程度の文章構成力が望まれます。
そしてその文章構成力も、一朝一夕では身につかないと言えるでしょう。
つまり、普段からうまく説明できる練習をすることが大事ということですね。
まずは限定公開から
うまくできる人はそれでも良いのですが、いきなりQiitaなどで記事を作れと言われても躊躇する人は多いでしょう。
というかそれが普通です。(繰り返し)
そのため、まずは 自分だけ見れる
、またはチームメンバーだけ見れる
領域へのアウトプットからチャレンジしてみましょう。
とにかく、「なんでもいいから書いてみよう」という簡単な気持からはじめてみると良いです。
例えば、自分のNotionに書いてまとめておくだけで良いでしょう。
そのうえで、慣れてきたらSlackや社内Wikiなどで公開してみましょう。。
チームに公開すれば、やさしい人がフィードバックなどをくれることでしょう。
貰えないなら「俺は大丈夫なんだ」と自信を持ちましょう。
完璧な記事なんて存在しない
結局のところ、ツッコミどころが一切ない記事というのは皆無です。
「明らかなウソ」さえなければいいのです。
また、技術系の記事の多くは1年もたてば使い物にならないこともあります。
「完璧さを求めて公開を躊躇する」のは愚の骨頂であると言えるでしょう。
ただし、何度も言いますが
「根も葉もないウソを書いてはいけません」
さいごに
アウトプットすることで、自分のことをたくさん知ってもらえるというメリットもありますが、
稀に攻撃を受けることもあります。
ですが、1つでも「いいね」をもらえると非常にうれしい気分になります。
バズる記事を作る必要なんてありませんので、気軽にどんどんアウトプットしていったらよいと思います。