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Big Sur on Intel Macをクリーンインストール

Last updated at Posted at 2020-11-15

Big Surを導入するためにクリーン

毎年OSのバージョンアップをするんだが、大体セキュリティの問題で何か起きる。
そして不明な容量圧迫。

結果として、バージョンアップのたびにクリーンするのが定例となってしまった。

よって、前回同様、Big Surに合わせて手順を変えつつメモしていくよ。

2021/02/07 修正

brew cask installが使えなくなったようなので、使えるように修正。
基本的にはcaskがなくても動くが、Dockerなどはbrewにもあるので--caskのオプションをつける模様。

セットアップが終わったらやるOSの環境設定

Dockの整理

毎度毎度いらないアプリがDockにプリインされているので、軒並み外していく。

私は一旦ここまで削ります。
image.png

トラックパッドの設定

トラックパッドの設定は以下に設定。
※この辺りは人によって好みが違いますので、
使いやすいようにメンテしましょう。

調べる&データ検出
→3本指でタップ
タップでクリック
→1本指でタップ
Mission Control
→4本指で上にスワイプ

アクセシビリティの設定

アクセシビリティから「ポインタコントロール」を選択し、
「トラックパッドオプション」を選ぶ。

image.png

ここでドラッグを有効にし。「3本指のドラッグ」を選択すると、3本指でウィンドウをドラッグできるようになります。

image.png

Xcodeのインストール

AppStoreからXcodeをインストールします。

インストールが終了したら、一度起動しておきましょう。

zshのカスタマイズ

作業はまず、Launchpadよりターミナルを実行するところからスタートします。
(その他のグループに入っています。)

ひとまずお気に入りのzshカスタマイズがあるのでそれを利用。

% curl https://gist.githubusercontent.com/mollifier/4979906/raw/43d1c77344dd59fa119ca5b75e7a54e01e668710/zshrc_useful.sh -o .zshrc

zshに関するディレクトリの設定が弱く(775)なってしまっているので、適当な権限(755)に変更して実行する

% chmod 755 /usr/local/share/zsh/site-functions
% chmod 755 /usr/local/share/zsh
% source .zshrc

Homebrewのセットアップ

公式に従って以下のコマンドを実行。

なお、Xcodeのインストールが終わっていないとCommandLineToolのインストールが促されますので、従ってインストールを実施します。

% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

実行確認

% brew doctor

「Big Surには対応してないよ」という警告は出ますが一旦無視して進めます。
それ以外のエラーが出なければOKです。

brew caskのインストール

brew caskを導入することで、ストアアプリなどのGUIアプリケーションをインストールできるようになります。

brew caskをインストールするために、何かしらのコマンドを実行。

% brew list --cask

なお、実行するとbrew list --caskを使えと言われますので、
以降はそれを使うようにします。

caskが全面的に廃止されたようなので、caskを外します。

AntiVirusのインストール

% brew install Avira-antivirus

各ツールのインストール

ブラウザ

Google Chrome

% brew install google-chrome

Biscuit

複数のアカウントを同サイトで扱うためにむっちゃ便利なのでインストール。
(MSアカウントとかGmailとか。)

% brew install biscuit

開発ツール

必要な開発ツールを揃えていきます。

Git

% brew install git
% brew install sourcetree

git --versionして、Gitのバージョンが書き変わらないようなら以下を.zshrcに追記

.zshrc
export PATH="/usr/local/bin:$PATH"

Docker

% brew install docker --cask

Visual Studio Code

% brew install visual-studio-code

拡張機能を一気にインストール

% curl https://raw.githubusercontent.com/hikaruright/install-extensions-for-vscode/master/install-minimum.sh | sh

Emacs(Optional)

宗教戦争が起きないために入れておく。
周囲に過激派がいなければスキップ推奨。

% brew install emacs

IntelliJ(Optional)

JavaやKotlinを利用する場合に実行

% brew install intellij-idea-ce

Cocoapods(Optional)

iOS開発をする場合に実行

% brew install cocoapods

その他

Alfred

% brew install Alfred

Spotlightを無効化し、Alfredのみに変更。

image.png

Alfredを起動し、Command + Spaceで起動するようにする。

image.png

iTerm2

高機能なターミナルアプリをインストールして使用します。

% brew install iterm2

General -> Window より、「Native full Screen Windows」を外す。
image.png

Profiles -> Windowより、画面の表示設定を変更。
また、Transparencyを変更し、大体30~40%くらいにすると幸せになれる。

image.png

項目名 設定値
Style Full Screen
Screen Screen with Cursor
Space All Spaces

Keys -> Hotkeyの設定を変更し、ホットキーでターミナルが出るようにする。

image.png

Double-tap key で Optionを選択すると、
Option連打でターミナルが起動するようになります。

image.png

Generalに戻り、「Only Restore Hotkey Window」に変更。

image.png

この状態で、Option連打するとターミナルが起動することを確認。

CheatSheet

Command長押しでヘルプを出してくれるツール

brew install cheatsheet

Cyberduck

FTP/SFTPツール

brew install cyberduck

The Unarchiver

ファイルの圧縮/解凍ツール

brew install the-unarchiver

コミュニケーション系ツール

Slack

% brew install slack

Discord

% brew install discord

Zoom

最近話題のZoom。zoomではなくzoomusなので注意。

% brew install zoomus

Figma

% brew install figma

その他、便利なツールをApp Storeからダウンロード

Remote Desktop Client

Macだけで済ませるなら不要だが、Windowsへリモートをする場合に必要。
AppStoreからインストール

Drag Queen

ドラッグファイルの一時保管ができるアプリ。
AppStoreからインストール

Bandwidth+

APごとの通信状況を確認できるアプリ。
AppStoreからインストール

Skitch

スクリーンショットに枠や矢印を入れるために使用。
AppStoreからインストール

さいごに

ほとんどの開発環境はdevcontainerに移行したため、
前回からPythonなどの開発環境に関するものは一旦抜いています。

devcontainerの設定についてはこちらを参照してください。

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