始めに
この記事は「転職活動して気づいた「これをやっていれば.../やってよかった」
をシェアしよう Advent Calendar 2024」の3日目の記事になります。
タイトル通り、Webエンジニアになって1年半程経ち、
この度転職活動を行ない、12/16から新しい企業で働くことになりました。
今後の自分の備忘録のためにも、
微経験Webエンジニアの転職活動を振り返ってみたいと思います。
スペック
- プログラミングスクールRUNTEQで9ヶ月学び、Ruby on RailsでWebアプリを作成
→詳しくはこちらの記事を参照してください - 2023年2月より受託開発企業に勤務(プロジェクトは3つ経験:自社、自社、受託)
- 経験技術
- サーバーサイド:PHP, Laravel, Python, FastAPI
- フロントエンド:React, Next.js(本当に少し)
- 経験業務
- 詳細設計、API開発、DB設計、一部QA、仕様書や設計書等のドキュメント作成、WF作成、ドメイン知識調査
- コードレビュー(ほぼLaravel)
- 技術記事を書いたり、noteをよく書いたりしている
→キャリアについて書いた記事
転職のきっかけ
- もっと自分の技術力を高められるようにしたいと感じた
- ユーザーの声を聞きながら、サービスを開発できるようになりたいと感じた
- 会社の方針と合わなくなってしまった
転職活動期間
2024年2月~2024年10月
(2024年2月にFindyのエージェントさんと最初の面談をし、
書類作成、企業探し、カジュアル面談を始める。
2024年6月に本格的に面接を受け始める。
しかしその後業務が忙しくなってしまい、本当に気になる企業様だけに狙い撃ち。
1社最終まで進むも、撃沈し、またカジュアル面談を細々と受け始める。
8月末ぐらいに最終面接に3社進むも、全部落ちる。
途方に暮れながら9月に数社面談を受けていたところ、
たまたま1社で内定を貰い、そこに決める)
転職活動で使用した媒体
-
Findy
一番お世話になったサービス。
エージェントさんと壁打ちできるのも大変有り難かったですし、
結構興味ある企業さんから、いいねがきて、話を聞くことができたのも良かったです。
最終的に私が内定先を決めたのも、Findyさんです。
自分の数値だったり、希望年収が出たりもして、
そういう数値を上げようと頑張ろうと思えるのも良い。 -
LAPRAS
こちらもいくつか興味通知が来て、何社かカジュアル面談を受けました。
選考もいくつか進みましたが、こちらは全落ちだったので、
少しハードル高め……。
こちらもプロフィール画面で、色々な自分の数値を見ることができるのも楽しい。
アウトプットをしようと思える。 -
Green
色々な企業の求人数がある。
スカウトは結構来るけど、結構SES系が多めなため、
そこから自社なり受託なりを振り分けるのが結構大変。
振り分けた後、いくつか進めても、あまり結果が芳しくなかったです。 -
Dev Matching
AIで勝手におすすめ企業を紹介してくれるサービスで、
もう少し企業数が多くなってきたら、
格段に使いやすそうだなって感じでした。
結局内定決まったので、気になる会社さんと話すことなく終わってしまいましたが……
転職ドラフトさんに関して
こちらのカレンダーが転職ドラフトさん主催なので、
転職ドラフトさんに関しても軽く触れておきます。
レジュメを作成し、転職ドラフトエージェントさんに添削していただくことができたので、
一度相談してみたこともありました。
ただその当時の私は関わった案件が2つ、
実務経験も1年ちょっとのため、
レジュメで書けることが少なかったため、
今回の転職では使用しないことにしました。
ただ実務経験年数に関わらず、
レジュメに色々な経験が書け、それをうまくアピールできれば、
十分良い企業に転職することが可能だと思います。
リアルな市場価値がわかると言うのは、
自分の経験の励みになると思うので、
もう少し実務経験を積んだら、
転職に関わらず審査申請を行ってみたいですね。
今回カジュアル面談した企業数
- Findy経由 40社 ほぼいいね経由 一部自分からいいかもを送る
- LAPLAS経由 7社 こちらも興味通知経由
- Green経由 11社 こちらもスカウト経由
(Notionで数えただけなので、一部増減している可能性あり)
そのうち選考に進んだ企業数
- Findy経由 書類選考落ち8社 技術試験落ち2社 1次面接落ち4社 2次面接落ち1社
2次面接辞退1社 最終面接落ち4社 内定1社→承諾 - LAPLAS経由 書類選考落ち2社 1次面接辞退2社
- Green経由 書類選考落ち3社 1次面接落ち1社
転職活動をしてみての所感
未経験Webエンジニアの時と比べると、
かなりスカウトが来るようになっていたものの、結構苦労しました。
カジュアル面談をしても、書類で落とされることがザラで、
そっちからいいねが来たのに!?みたいな気持ちになったり……w
(多分あるある)
特に初期の頃は、自分がどういう企業に行きたいのか、
転職して何をしたいのかが曖昧だったため、
それを見抜かれて落ちたなって感じた企業さんもあります。
でもなんかすごくいっぱい落ちたと思っていたのに、
今改めて数を計測してみると、思ったより、
企業さんと話せてなかったんだなと感じました。
個人的には100社ぐらい落ちたと思っていたけど、
全然そんなことなかった、大したことなかった。
仕事をしながら隙間時間を縫いつつやるのが、
どれだけ大変かってことなんでしょうが……。
最終的には1社だけでも、求めているような企業様のとこに行けそうなので満足しています。
転職活動で行なったこと
ほぼFindyのエージェントさんに聞いたことを行なったのですが、
私は下記のことを行いました!
カジュアル面談の準備
カジュアル面談と言えども、
自分がどれだけ企業に興味を持っているかをアピールできる機会ですし、
何も知らずに面談を受けるよりは、知っている状態で受ける方が解像度も上がります。
私はNotionで企業をまとめていました。
まずは、自社サイトや、転職サイトでのページを調べたり、
スカウト文から自分が何を求められるかを見ていたりしました。
結構弊社のどういうところに興味を持ちましたか?って聞かれるので、
色々調査しておく方が良いです。
私はテックブログとか、採用ページとかもよく読んでから、
面接に挑んでました。
カジュアル面談用の質問を用意
こちらも当日に質問ができるように、
あらかじめテンプレートを作成し、
同じ質問ができるようにしていました。
また企業研究をして、気になることがあったら質問に追加したり、
テックブログはもうありそうなことがわかったら、質問一覧から消したりしていました。
こちらは予定管理も兼ねていました。
赤文字になっている質問は、特に重要な質問として、必ず聞くようにしていましたね。
後私はWebエンジニアが技術的に切磋琢磨しているかどうかが、
軸として大事だったので、
勉強会、テックブログ、レビュー、Slack、Webエンジニアの方の仕事中の雰囲気、
などを念入りに聞いていました。
技術に興味がある人がいるか、
技術に関して討論しているか、
良いプロダクトを作ろうとWebエンジニアが考えているか、
ユーザー目線でプロダクトを作っているかなどを知りたかったためです。
カジュアル面談後の振り返り
面談を受けた後の振り返りが一番大事です。
カジュアル面談時点であんまりだな……と思ったら、
次の面接でもそれを見透かされて受からないので。
特に私はあんまり時間がなかったので、
ここで◎になったものしか選考に進まなくなりました。
個人的にFindyさんから助言いただいて、
一番やってよかったと思うのがカジュアル面談を大事にして、
念入りに準備することです。
カジュアル面談だから、選考と直接関係はないと言えど、
やはり、ここで企業に興味があるとアピールできますし、
ここで話を聞いて志望度が上がったり、
逆に思ったのと違うなと気がつくことができました。
書類作成
- 履歴書
- 職務経歴書
と一般的に使用される書類を作成しました。
職務経歴書で一番大事なのは自己PRなので、
こちらのタネになりそうかをエージェントさんと壁打ちしつつ、
何回か書類添削を行なっていただきました。
その時にPREP法というものを使用したら良いと教えていただいたので、
下記の記事も参考にしてください。
転職活動を始めたばかりの頃は、
まだ実務経験1年ほどであり、技術力はそんなにだったため、
どちらかというとマインド面で自己PRを行なってましたね。
あとはこちらのサイトを使って、職務経歴書を作成していました。
とても便利。
面接の準備
よく聞かれる質問の準備
やはり一番よく聞かれるのは下記の5つの質問でしたので、
どんなに忙しくても、下記5つだけは準備するようにしていました。
①自己PR
②退職理由/転職理由/決断軸
③志望理由
④実績とその要因(複数)
⑤今後のキャリア / 〇〇社に入社してやりたいこと
基本的にNotionでまとめて、
逆質問なども用意しておくようにしていました。
後はWebエンジニア経験が浅いためか、
何故Webエンジニアになりたいと思ったのか、
といった未経験の時と変わらない質問をされることが多かったですね。
エンジニアになりたいと思った理由、
転職の軸、
志望動機が一貫していると、
自分の言動に説得力を持たせられると思います。
転職の軸は早めにちゃんと確立しておきたい
正直最初はモヤモヤとした気持ちで始めてしまい、
自分が何かを成し遂げるためというより、
色々なことから逃げたいという気持ちが強く、
中々転職の軸が定まっていなかったように感じます。
現職のどこにモヤモヤするのか?
そこだと何ができないのか?
将来的に自分が何をしたいのか?
の深掘りをちゃんとして、
もう少し早く転職の軸を確立できていれば、
面接の際の受け答えも違うかったのかなと感じています。
モヤモヤした気持ちの方が強くて、
それを見透かされて落ちたのかなというのが多々あったので……
前向きな理由で転職している人の方が、
企業としても取りたいに決まっています。
今後転職する際は、自分の転職の軸をちゃんと確立してからにしたいと思っています。
転職活動は本当に縁。決まらなくても、変に焦らない方が良い
最終選考に進んでも落ちることを繰り返していた時は、
本当に辛くて、何度も転職活動をやめた方がいいのではないかと思いましたし、
自分を求めてくれる企業なんてないのではと、
後ろ向きになることも多かったです。
ただ振り返ってみると、
そこまでいっぱいカジュアル面談もしていなかったし、
早く終わらせたい気持ちが大きいだけだったなと、
焦らないでもよかったなと思いました。
結局縁があって、内定をいただくことができましたので、
諦めないで地道に活動を続けていれば、
自分に合う企業様から内定がいただけると思います。
実務経験が3年ないと、苦労することもあると思いますが、
それでも戦い方によっては、1年ぐらいの微経験Webエンジニアでも、
転職はできると思います。
終わりに
今回の記事では、
私の転職活動に関してを共有させていただきました。
少しでも誰かの参考になれば幸いです。
転職前の会社も、色々ありましたが、
仲良くなれた人もいっぱいいましたし、
良い上司にも恵まれてこの人みたいになりたいと思えましたし、
本当に沢山の方に、とてもお世話になりました。
経験が浅いのに、色々な経験もさせていただきました。
本当に感謝しています。
今回はFindyさんにお世話になったため、
その話が多めですが、決して回し者とかではないですw
そして転職がゴールでは勿論ないので、
12/16から新たな会社で、
引き続き頑張っていきたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました!