Stripe Checkoutで顧客に表示する決済ページは、基本的にはブラウザの設定言語と同じ言語で表示されます。
ですが、「サイトやアプリのユーザー設定で言語が変更できる場合」など、ブラウザの設定とは異なる言語でページを表示させたい場合も存在します。
その場合は、セッション作成時に、 locale
パラメータを追加しましょう。
Checkout(決済ページ)のセッションで、言語を個別指定する
const sessions = await stripe.checkout.sessions.create({
customer: customerId,
line_items: [{
price: 'price_xxxx',
quantity: 2,
}],
success_url: 'https://example.com?success',
cancel_url: 'https://example.com',
mode: 'payment',
locale: 'de',
});
このサンプルでは、言語をドイツ語(DE
)に設定しています。
作成したCheckoutセッションのURLにアクセスすると、ドイツ語表記の決済ページが表示されます。
Customer Portal(請求ポータル)で、言語を個別指定する
Customer Portalについても、セッション作成時にlocale
が指定できます。
const sessions = await stripe.billingPortal.sessions.create({
customer: customerId,
locale: 'de'
})
こちらもlocale
をde
に設定したため、ポータルの言語がドイツ語に切り替わりました。
locale
のデフォルトはauto
(ブラウザの設定に依存)
なお、locale
を設定しない場合は、auto
がデフォルト値で設定されます。
auto
の場合は、基本的にブラウザの設定言語で決済ページが表示されます。
関連ドキュメント
- https://stripe.com/docs/api/checkout/sessions/create#create_checkout_session-locale
- https://stripe.com/docs/api/customer_portal/sessions/create#create_portal_session-locale
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