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今一度 ubuntu server 22.04 LTS と Raspberry Pi3 を installして設定 の 覚え書き

Last updated at Posted at 2023-02-23

Raspberry Pi3のOSをどうするか?

そろそろ連続稼働させているRaspberry Pi3のUbuntuが賞味期限切れなので、distributionをupdateしようとおもったが、partition sizeの問題でできなかったので、心機一転 clean installして、設定し直すことにした。

See Ubuntu do-release-upgrade が 失敗したとき

OS 所感
Ubuntu Mate 22.04 arm32(armv7a) RPi3 Rev.B では、色々とsdcardを変えてはみたが起動できなかった。同じsdcardでもarm64 imageは起動はできるので、本家の作成したimageで、RPi3 RevBで、ちゃんと確認できていないのでは無いかなと思われる。
Ubuntu Mate 22.04 arm64(aarch64) RPi3のCoretex-A53+1GBでは処理が重すぎた。しかも、sdcard上にdefaultでswapすら作っており、長時間稼働には向かない
Ubuntu 22.04 Desktop Ubuntu Mateとの差はMateはgnome2を使っている点の差なので、もう22.04世代では実用的にRPi3ではDesktopは動かせないと判断
Ubuntu Server 22.04 arm64 起動はしたが、X serverなし(GUIなし)なのに、key入力応答すらおいつかないぐらい遅い
Ubuntu Server 22.04 arm32(armv7a) 過去のUbuntu Mate Desktop 16.04(armv7-aのみ)よりも遅いが、aarch64よりはマシだったのでこれにした

Short Takeaway: Raspberry Pi3 B (Cortex-A53)では、もう最近のUbuntuをそのまま動かすにはつらい。Ubuntu Server (CLI = no GUI)であれば、 まだギリギリ動かせる。

2024/3/10追記:
arm32(armv7a)のUbuntu Server 22.04 LTSを使っていましたが、余りに遅く、18.04LTSがupgradeした環境との反応速度差が大きすぎるので、Ubuntu Mate 18.04LTS (armv7a) -> Ubuntu Mate 20.04LTS -> Ubuntu Mate 22.04LTSへdo-release-upgradeを繰り返したところ、最初からUbuntu 22.04を入れるよりも圧倒的に反応速度が速く動かすことができました。free -hで見てもGUIなのに300MB以上空いていました(1GBのRAMです)。

Ubuntu Serverとは

  • 通常 (Desktop版は)、GUIのDesktop環境があるが、それを廃したもの。
    (なお、Desktop版でも、Desktopを無効化もできる)

  • Ubuntu 22.04ではまったこと も参照

焼くとどうなるのか?

CLIで起動します。
ちゃんとhdmiでconsoleが出ます。USB keyboardも使えます。
が、Multi WindowのようなX環境はありません。

sshは使えるの?

有線で接続した場合、sshが使えるように最初からconfigされています。

See sshの設定覚書

なお、上のUbuntu 22.04ではまったことにもssh関係の記載あります

user管理

id/passwordは?

id/password共に、 ubuntu です。
初回ログイン時に、変更を求められます。

Current password: ubuntu
New password: 設定したいpassword
Retype password: 上と同じpassword

のようにして設定します

Userを追加するには?

$ sudo adduser USER_NAME

追加したuserでsudoを可能にするには?

$ sudo gpasswd -a USER_NAME sudo

以下で確認を

$ groups USER_NAME

ubuntu@ubuntu:~$ groups ubuntu
ubuntu : ubuntu adm dialout cdrom floppy sudo audio dip video plugdev netdev lxd

のように sudo groupにも属していれば sudo可能です

Networkの設定

/etc/netplan/50-cloud-init.yaml というファイルが
これは直接編集しないこと。
コピーなどして、これをベースにするのはOkですが

$ sudo vim /etc/netplan/99-myconfig.yaml

有線ネットワークの設定例 (dhcp)

/etc/netplan/99-myconfig.yaml
network:
  version: 2
  ethernets:
    eth0:
      dhcp4: true
      optional: true

無線ネットワークの設定例 (dhcp)

上の有線ネットワークの後ろにwifis: というsectionを追加する

/etc/netplan/99-myconfig.yaml
network:
  version: 2
  wifis:
    wlan0:
      dhcp4: false
      access-points:
        "YOUR-SSID":
          password: "********"
      addresses: [192.168.1.10/24]
      nameservers:
        addresses: [192.168.1.1, 8.8.8.8]
      routes:
        - to: default
          via: 192.168.1.1

設定の反映

$ sudo netplan apply

記載ミスがあると怒られますので、修正しましょう。。。

avahi : mDNSのinstall

$ sudo apt-get install avahi-daemon
$ cat /etc/hostname

hostnameの設定

$ sudo hostnamectl set-hostname myhost
$ hostname
myhost
$ cat /etc/hostname
myhost

のようにして、defaultの ubuntu から 上の例では myhost へ変更

TimeZone to JST

$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

電圧低下警告やthrottlingの無効化

電源容量が大丈夫だが、電圧低下はする場合、すぐにthrottlingされてしまうと、パフォーマンスの低下が気になります。

本来はやってはいけないのですが、電源容量が4.8A大丈夫(2.4A*2大丈夫なもの)とかの電源など、問題が無いことがわかっているのであれば、、、

$ sudo su
# vim /boot/firmware/config.txt
/boot/firmware/config.txt
avoid_warnings=2

=1だと警告表示を無効化のみ
=2だとthrottlingを無効化

$ sync
$ sudo reboot

して確認.

chmod +w /boot/firmware/config.txt しないと書けないかも.

確認方法 : 電圧低下によるthrottlingの状況把握

~/bin/poll_throttling.sh
#!/bin/bash
while true; do cat /sys/devices/platform/soc/soc:firmware/get_throttled; sleep 1; done

poll_throttling.sh & して実行してみてください。

  • 0 は通常動作
  • 0 以外 (50005のような)は、throttling (速度低下)状態
    です。

なので、負荷を掛けても、ずっと、0 が表示され続ければ、Raspberry Piの電圧低下+throttlingがされていません。

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