FLEXって?
Flipboardがリリースした、デバッグ用のライブラリです。
詳しくは、下記を参照してください。
インストール方法
CocoaPodsでインストール出来るので、Podfileの作成を行います。
platform :ios, '8.0'
pod "FLEX"
pod installでFLEXのインストールを行います。
(Objective-Cでも、SwiftでもCocoaPodsの使い方は基本的に変わりはありません。)
SwiftからPodsを利用するためには、Bridging-Header.hの作成が必要になるので、適当なObjctive-Cのクラスファイルを追加して作成し、Bridging-Header.hをXCodeでBridging-Header.hを自動生成します。
Bridging-Header.hの中で、FLEXManagerをimportします。
#import "FLEXManager.h"
使い方
使いやすいように、StoryBoardでNavigation ControllerをEmbed inしたのちに、コードでNavigation Barにボタンを追加してActionを実装します。
// Bar Button Itemを追加した後に、IBActionとして呼び出せるようにします。
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
self.setupNavigationItems()
}
// Bar Button Itemを追加
func setupNavigationItems() {
var rightButton = UIBarButtonItem(barButtonSystemItem: UIBarButtonSystemItem.Action, target: self, action: "onFlexBuntton")
self.navigationItem.rightBarButtonItem = rightButton
}
// Actionとして、FLEXを表示する
func onFlexBuntton() {
FLEXManager.sharedManager().showExplorer()
}
StoryBoardでBar Button Itemを追加した後に、IBActionとして呼び出しても問題ありません。
感想
CocoaPodsでインストール出来るので非常に簡単に利用することができます。
NSUserDefaultsの編集や、Viewの操作など基本的な機能は簡単に利用できました。
クラスの名前などはSwiftのクラスではなく、mangled nameになってしまっているのでちょっと分かりづらいですが、TODO扱い(Swift runtime introspection (swift classes, swift objects on the heap, etc.))になっていますのでいずれSwiftのクラス名などが利用できるようになるかと思われますが、現時点でもデバッグには非常に便利です。