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re:dashのGoogle Analyticsデータソースを試す

Last updated at Posted at 2016-12-09

re:dashの1.0ではデータソース(接続先)としてGoogle Analyticsが追加される予定 なので、それの機能を一足先に試します1

構築手順

docker-compose を利用した構築手順は変わらないです。
ただしmasterのソースでredash Imageをビルドして、そのImageを使うようにします。

sudo docker build -t redash:master

Docker Iamgeをビルドして、docker-compose.yamlをビルドしたImageを利用するようににへの変更します。

設定

Google Developer Console

オープンソースのデータ可視化ツールのre:dashでらくらく分析共有 その3 〜 Google Spreadsheets編 と同様に1〜3の手順を行います。

Google Analytics

ユーザーの追加、変更、削除を参考に、Google Analyticsの管理画面にてサービスアカウントのCredential JSONのclient_emailのメールアドレスを権限を付与するユーザーとして追加します。
その際に設定するプロパティのアクセス許可は、表示と分析を設定します。

re:dash

現時点でのmasterではre:dashのDefaultのQuery Runnerとして設定されているため特に設定は不要で使えます。

通常通りデータソースの追加で、先ほど作成取得したサービスアカウントのCredential JSONをアップロードするだけです2

redash_settig_ga.png

実行

Query Explorerを利用しつつ、どんな条件のクエリを実行した良いか確認します。
Query Explorerで表示されるDirect link to this ReportのQueryString部分(?から後の文字列)を直接re:dashのクエリとしても利用できます3
モザイク後Query画面.png
クエリ部分は以下のように、URLエスケープをしていない文字列でも実行可能です。

?ids=ga:XXXXXXXX&start-date=2016-11-01&end-date=yesterday&metrics=ga:sessionDuration,ga:pageviews,ga:exits&dimensions=ga:source&filters=ga:medium==organic

また、クエリはJSON形式でも記述できるため以下のように書くこともできます4

{"ids":"ga:XXXXXXXX",
"start_date":"2016-11-01",
"end_date":"yesterday",
"metrics":"ga:sessionDuration,ga:pageviews,ga:exits",
"dimensions":"ga:source",
"filters":"ga:medium==organic"}

まとめ

Google Analyticsの情報をダッシュボード「Re:dash」で可視化するで行っていたようなことはre:dashだけで実現できるようになります。
GA結果2.png


  1. 1.0.0-rcには含まれておらずmasterにしか含まれていませんでしたが、現時点の最新版では利用できます。 

  2. これもGoogle Spreadsheetsをデータソースとして利用する場合と同様です 

  3. 以降に書かれている ga:XXXXXXXX は適切なものに置き換えてください。 

  4. JSON形式の場合ではKey名に-が含まれる場合は、_に書き換える必要があります。 

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