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Oracle NetSuiteAdvent Calendar 2024

Day 16

NetSuiteのレコード更新をSlackに通知する

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新規商談の追加、発注の承認など、NetSuiteの更新情報をSlackに通知できるといいなと思ったことはありませんか?

SlackのWebhookとNetSuiteの簡単なSuiteScriptを組み合わせて実現することができます。
本記事では、その方法を詳しくご説明しています。

  1. Slack Webhook URLを取得する

    1. Slack Appを作成する

      1. https://api.slack.com/apps 」にアクセスし、「Create an App」をクリック
        image.png

      2. 「Create an App」と表示される画面にて、「From scratch」と「From an app manifest」から、「From scratch」を選択
        image.png

      3. 「App Name 」と「Development Slack Workspace」を設定し「Create App」をクリック
        image.png

      これでSlack Appの作成は完了となります。

    2. Slack App内にIncoming Webhook機能を追加する

      1. Activate incoming Webhooksを「ON」にし、ワークスペースのWebhookURLを設定できる画面を表示する
        image.png

      2. ページ最下部の「Add New Webhook to Workspaces」をクリック
        image.png

      3. 通知連絡先のSlackチャンネルを選択し、「許可する」をクリック
        image.png
        これでWebhook  URLの発行が完了しました。
        設定が完了すると、以下のように Webhook URLs for Your Workspace の Webhook URL にて、URLが確認できます。
        image.png

  2. NetSuiteでWebhook URLを設定する
    NetSuiteのUser Event Scriptを使用し、レコード(今回は商談)が新規作成されるとSlackに通知するようにします。

    1. NetSuiteメニューより 「カスタマイゼーション」 > 「スクリプト」 > 「スクリプト」 を選択
      image.png
    2. 種類として「ユーザイベント」を選択
      image.png
    3. スクリプトを表示し、スクリプトファイルの「編集」をクリック
      image.png
    4. ソースコード内にSlackを呼び出すWebhook URLを設定して「保存」
      image.png
    5. スクリプトをデプロイする
      デプロイ時にタイトルを「商談」として保存します
      image.png
  3. 最後に、NetSuite上で商談の新規作成を行い、Slackに通知されるか確認してみましょう
    2. 「トランザクション」>「営業」> 「商談を作成」をクリック
    image.png
    2. 商談を新規作成し、保存する
    image.png
    2. Slackに先ほど新規作成した”商談OPP00000167”が通知されていることが確認できます
    image.png
    リンクを押すと、NetSuite上の”商談OPP00000167”が表示されます
    image.png

いかがでしょうか。今回はSlackのサンプルで説明しましたが、同様の手順でGoogle ChatやChatworkなどにも通知メッセージを送ることが可能です。簡単なスクリプトで実現できますので是非試してみてください。

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