はじめに
PLATEAUアカデミーの3D都市モデル作成コース(広島会場)に参加してきました。道路モデルのLOD1の作成と符号化と検査、建物モデルLOD0+1の作成と符号化と検査の手順を実践しながら学ました。モデル作成は主にQGISを使った作業で、QGISはもともと使っていたので操作自体はそんなに難しくなかったです。ただ工程が多く、複雑で覚えきれなかったので、テキストを見返しながら復習したいと思います。ここでは、講習の中で気になった点やポイントをまとめておこうと思います。
道路モデルの作成~交差点の区切り作業~
PLATEAUの仕様より、交差点は別でポリゴンを作成するため、道路から交差点部だけを区切る作業
使用ソフト:QGIS3.40.8
OS:Windows11
三差路が二つなのか、四差路なのか、判断するのが難しいと思いました。
何m以内の距離の三差路であれば一つの交差点とするとか決まりがないと、同じ交差点でも作業者によっては違う結果になりそう。
あと、三差路は必ずすべての接線から同路線に対して垂直に交わる線をひく。←ポイント


点群データの作成
1.画像形式変換
使用ソフト:Ralpha
2.座標変換・ジオイド高計算
使用ソフト:測量計算サイト、サクラエディタ
3.Extif情報の作成
使用ソフト:サクラエディタ、Excel
4.GPS情報の書き込み
使用ソフト:ExifTool
5.点群データ作成
使用ソフト:COLMAP
無償ソフトを用いて作成した点群データ(研修で作成したデータ)と有償ソフトで作成したデータ(あらかじめ用意されたデータ)の差を確認しました。
無償ソフトでは大量の点群データを処理できないので結局高さを得るためのデータとしては使えず、有償ソフトで作成したものは建物形状がはっきり見えます。
有償ソフトは無償ソフトでの複雑な工程を一括で処理できるようなので、有償ソフトでの処理方法についても学習したいです。
無償ソフトでの処理結果

有償ソフトでの処理結果
