今回はData Saberプログラムをこれからはじめようとしている方に向けて、tableau初学者、経験者各々の切り口からお伝えできたらと考えています。初学者と経験者と切り分けて書いていますが共通して言える部分もあると思うので皆様通して読んでいただけたら幸いです。
tableau初学者に向けて伝えたいこと
レベルの高い問題でスキルを向上させられる
問題は普通に難しいですw
課題が進むにつれて、経験者でも悩むような問題も結構出てきます。
HandsOnですが、難しいですが解説動画を見たり、師匠の解説を受けたりするなかでできるようになっていきます。同じようなことを反復して経験していくなかでできなかったことができるようになっていくという感覚を得ることができます。
出てくるテクニックも「LOD表現」とか、tableauを習ったら知っておきたいというようなことも学べるのでとても有意義だと思います。
データ分析に携わるきっかけになる
実際に私もこのプログラムを始めるまでは、社内ではtableauでレポートを作ったりすることはなく、viewerとして見るだけでした。
個人的に少しudemyの教材などで学んだくらいでした。
まだ挑戦のさなかではありますが、今回のプログラム参加をきっかけにしてデータ分析に携わっていくということもありえると思いますし、またそのための自身の意志や意欲の表明にもなりうると思います。
tableau経験者に向けて伝えたいこと
魅力的なイベントに参加できる
これは初学者にも共通するメリットだと思いますが、師匠の繋がりから様々な魅力的なイベントが企画され、それに参加することができます。
社内でデータ分析をするだけでなく、こういう機会を通じて外部との関わりを持ったり、得られる情報もあると思いますので、その意味ではtableau経験者でも普段得られない体験をできるのではないかと思います。
データドリブン・カルチャーを広めることで自分の業務負荷の軽減にもなる
個人的にはこれがこのプログラムの一番の醍醐味であり、メリットであり、自身が強く伝えたいと思っていることです。
私はOrd4がとても印象に残っています。
いくつかその内容を抜粋させていただきます。
・レポートファクトリーについて
「レポートファクトリー」というのはデータ分析をする人(部門)のことで、ここに他部門からのデータ分析依頼が集中して全体的にスピードが落ちたりすることの問題を示唆しています。多くの職場でも往々にして見受けられる状況かと思います。
それゆえ普段からデータ分析に携わる人にこそ見ていただきたい内容です。
・なぜセルフサービスで分析ができなければならないか
セルフサービスとは自分自身でデータ分析することです。先のレポートファクトリーの問題のようにデータ分析部門に依頼しないと分析できないといったことをなくしていき、自分自身でデータ分析をしていけることの重要性を説いています。この「セルフサービス」が普及していくことにより、誰でもデータ分析ができるように「脱レポートファクトリー」が進むわけです。それはつまりデータ分析に忙殺されていた人たちの負荷を軽減し、さらなる有益な分析に時間を回せるということになるわけです。だからこそ、普段からデータ分析に携わる人には見てほしいわけです。
こちらはその講義動画です
テクニックを学ぶのであればUdemyの教材や他のYoutube動画、ブログ記事、tableau公式のリファレンスでも学べるとは思います。
しかし、「データドリブン・カルチャーを広める」という内容については、このプログラムの特長であり、他の教材や記事などでは得られない情報だと思います。
そういう意味では、全くの初心者というよりは、ある程度tableauを使い、tableauを広めていく立場の人にこそ取り組んでほしいプログラムだと思いました。
テクニックを学ぶということにおいては、経験者の方にとってはそこまでの関心事ではないかもしれません。しかし、普段からデータ分析の依頼に追われている人にとってここで語られていることは自身の業務負荷を軽減する上でも非常に有益だと思います。
一極集中していたレポート業務を負荷軽減する。そういう意味でも役立つ情報はたくさんあると思います。初学者だけでなく、ぜひ、経験者の方こそ自身の業務負荷を軽減するためにもこのData Saberプログラムを通して自身や周りの人達をアップデートしていっていただけたらと思っています。
以上、お粗末さまでした。
【Tableau Data Saber挑戦記】の最初の記事はこちら
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